【院長解説】スキンブースターの効果は「回数」より「間隔」で決まる
スキンブースターの効果は回数ではなく、注入間隔で決まります。リジュラン2週間・コラーゲン4週間・HA12週間。この3つの間隔を知らないと、同じお金を使っても結果が変わってきます。


スキンブースターの効果は、
回数より「間隔」で
結果が変わります
先週の水曜日、他院で
スキンブースターを5回受けても効果が出なかったという
30代後半の患者様がいらっしゃいました。
「院長先生、私はどうしてこんなに効果が出ないんでしょう?
毎月欠かさず受けていたんですが。」
カルテを確認すると、製品も問題なく、回数も十分でしたが、
ある重要な点がずれていました。
スキンブースターって、どれも同じに見えますよね?
実はそうではないんです
スキンブースターとは、肌の真皮層に
水分・成長因子・回復成分を
直接注入する注射施術です。
レーザートーニングとは異なり、真皮で直接作用し、
熱を使わず成分そのものが
細胞活動を促す仕組みですね。
リジュラン・ジュベルック・水光注射・エクソソームなど
さまざまな製品が「スキンブースター」としてまとめられていますが、
実際には製品ごとに成分と作用の仕組みが
まったく異なるという点を、ぜひ知っておいてください。
同じスキンブースターなのに
効果が出る人と出ない人がいるのはなぜ?
ウィ・ヨンジン院長の
ポイント解説
月に1回受ければ
必ず良いというのは誤解です。
製品ごとの推奨間隔より短く受けると、
効果は変わらないのにコストだけが増え、
間隔が長すぎると累積効果が途切れます。
リジュラン2週間・コラーゲン4週間・HA系12週間、
この3つの間隔を覚えておいてください。
「スキンブースターは頻繁に受けるほど良い」というのは、
実は半分正しくて、半分は間違いです。
製品ごとに真皮内での分解と
作用にかかる時間が異なるため、
一律に月1回のペースで受けると、
ある製品は効果が途切れ、ある製品は
コストだけが無駄になってしまいます。
リジュラン(PN)は真皮内で約2週間
作用してから分解されるため、初期のブースティング期間は
2週間間隔が標準です。
一方、ジュベルックのようなコラーゲン誘導タイプは、
新しいコラーゲンが生成されるまでに4週間かかるため、
頻繁に受けすぎると結節リスクが高まるだけです。
水光注射(HA)は真皮にとどまり、約8〜12週間
水分を引き寄せ続けるため、
4週間で再び受けることは、累積効果の面で
あまり意味がありません。
ウィ・ヨンジン院長のまとめ
スキンブースターの効果は「何回受けたか」ではなく、
「どのくらいの間隔で受けたか」で決まります。
リジュランは2週間、コラーゲン系は4週間、
HA系は12週間の間隔を守ってみてください。
スキンブースター、自分はどの間隔に
当てはまるか確認してみましょう
タイプ | 代表製品 | 推奨間隔 | 効果を感じる時期 |
PN(サーモンDNA) | リジュラン | 2週間隔、3〜4回 | 3回目から |
コラーゲン誘導タイプ | ジュベルック、オリジオX | 4週間隔、3回 | 2回目+1ヶ月後 |
HA(ヒアルロン酸) | ジュビルック、ビタラン | 12週間隔、3回 | 1回目直後から |
エクソソーム | エクソソームブースター | 2〜3週間隔、3〜5回 | 2回目から |
肌の厚みや年齢層によって
間隔を細かく調整することはありますが、
「月に1回」という一律のルールは、
ほとんどの製品に当てはまる正解ではありません。
ここまで読んでくださった方は
きっとこんな疑問がありますよね
Q1. 種類の違うスキンブースターを
一緒に受けてもいいですか?
A. 一緒に受けた方が
有利なケースが多いです。
リジュランで真皮の回復を基盤として整え、
4週間後にコラーゲン系を重ねるイメージです。
ただし、成分の追跡と副作用への対応のため、
通常は2週間ほど間隔を空けてレイヤードします。
Q2. コストを抑えたい場合、
回数の間隔を延ばした方がいいですか?
A. 結論からお伝えすると、「延ばすのはOK、
縮めるのはNG」です。
間隔を少し延ばしても
効果がゆっくりになるだけで結果は大きく変わりませんが、
推奨間隔より短く受けるのは
明らかなコストの無駄遣いです。
Q3. 副作用や結節リスクが高いのは
どの製品ですか?
A. 実際の診察室で結節のご相談が
最も多いのはコラーゲン誘導タイプです。
注入が浅すぎたり、推奨間隔より
短い間隔で重複刺激を与えた場合に起こることがあります。
間隔を守り、施術の深さを適切に調整することで
十分に予防できる部分です。
今日一つだけ持ち帰っていただくとすれば、
— 回数を増やすより、
製品に合った「間隔」をまず守ってください。
次の記事では、
「同じリジュランなのに、なぜ1回目で改善する人と、
4回目まで必要な人がいるのか」
その違いについてお話しします。
以上、ウィ・ヨンジンでした。











