スカルプトラとジュベルックの違いは?腫れの経過を解説
スカルプトラ(PLLA)とジュベルック(PDLLA)は原料の性質が異なるため、腫れや内出血の経過にも違いが出ることがあります。希釈量やケアのポイントとあわせて解説します。

最終更新:2026年7月
「スカルプトラとジュベルックは、どちらもコラーゲンに働きかける施術と聞くけれど、原料や仕上がりの違いがよく分からない」と感じたことはありませんか。
実際にカウンセリングでも、「同じような施術に見えるのに、腫れ方や内出血の出方が違うのはなぜですか」というご相談をよくいただきます。
本記事では、スカルプトラ(PLLA)とジュベルック(PDLLA)の原料の違いから、腫れ・内出血のダウンタイム、希釈量やケアによる経過の変化まで、詳しく解説します。
スカルプトラとは?PLLAで肌の内側からハリを促す施術
スカルプトラは、ポリ-L-乳酸(PLLA*)という成分を肌に注入し、コラーゲンの生成を促すことでハリを目指す施術です。製造元はガルデルマ(Galderma、アメリカ)で、粉末状の製剤を専用の希釈液で溶かしてから使用します。
PLLA*(ポリ-L-乳酸):コラーゲンの生成を促す土台になる高分子成分です。結晶性が比較的高い性質を持つとされ、体内でゆっくりと分解されながら刺激を届けると考えられています。
そのため効果はすぐに現れるものではなく、数週間から数か月かけて少しずつコラーゲンが積み重なり、ハリの実感につながっていくとされています。

ジュベルックとは?PDLLA配合でキメ・弾力に働きかける施術
ジュベルックは、韓国のバイム(VAIM)社が製造する製剤で、ポリ-D,L-乳酸(PDLLA*)に非架橋のヒアルロン酸を組み合わせて設計されています。ボリュームタイプなど複数のラインナップがあり、キメや弾力への働きかけを目的として案内されることが多い製品です。
PDLLA*(ポリ-D,L-乳酸):PLLAと構造が似た高分子成分です。D体とL体が混ざっているため、PLLAに比べて非晶質の性質が強くなりやすいとされています。
この構造の違いから、分解や反応のスピードがPLLAよりもやや早く体感されるケースがあると言われています。ただし、体感には個人差があり、数値で一律に言い切れるものではありません。
原料(PLLA/PDLLA)の違いは腫れ・内出血のダウンタイムにも影響
PLLAとPDLLAは、名前が似ていても高分子としての性質が異なるため、コラーゲン刺激の強さや分解スピードにわずかな差が生まれ、それが腫れ・内出血の経過にも関係していると考えられています。以下では、代表的な違いを整理します。
| 項目 | スカルプトラ(PLLA) | ジュベルック(PDLLA) |
|---|---|---|
| 製造元 | ガルデルマ(アメリカ) | バイム(韓国) |
| 成分の性質 | 結晶性が比較的高いとされる | 非晶質の性質が強くなりやすいとされる |
| 分解・反応の体感 | ゆっくり積み重なる体感が多いとされる | 初期の反応がやや早く感じられる場合がある |
| 製剤のタイプ | 粉末を希釈液で溶かして使用 | 非架橋ヒアルロン酸と配合済みの製剤 |
表からわかるように、原料の性質の違いは「どちらが優れているか」という単純な優劣ではなく、腫れ・内出血の出方や触感の経過に個性として表れると考えるのがイメージしやすいでしょう。
腫れ・内出血の経過は、おおよそ次のような流れをたどることが多いとされています。
- 0〜24時間:注射による刺激で腫れを感じやすい時間帯です
- 24〜48時間:内出血が出やすいタイミングと重なり、腫れの体感もピークになりやすい時期です
- 3〜7日:触ったときに小さなしこりのような感触が気になりやすい時期です
- 2週間前後:表情や普段のメイクの中では気になりにくくなる方が多い時期です
腫れや内出血、触ったときの違和感が生じる場合がありますが、多くの方は2週間前後で気になりにくくなるとされています。ただし、症状が長引く場合や、強い痛み・熱感を伴う場合は、自己判断せず速やかに医師にご相談ください。

希釈量やケアで経過は変わる、選び方のポイント
スカルプトラは粉末を専用の希釈液で溶かしてから使用するため、同じ1バイアルでも、希釈をどのくらいの量でとるかによって、広がり方や初期の腫れの感じ方が変わることがあります。ジュベルックは希釈の幅が大きい設計ではないため、量の相談はバイアルよりも本数(cc・シリンジ数)を軸に進むことが多いとされています。
施術後48時間の過ごし方も、腫れや内出血の体感を左右する要素です。サウナや飲酒、強いマッサージ、激しい運動は血行を大きく変えるため、施術当日から数日は控えめにしましょう。
- 腫れや内出血が特に気になる方は、施術後48時間を予定なく過ごせるタイミングを選ぶと安心です
- 初めて受ける方は、量を抑えめから始めて経過を見ながら次回以降を相談する進め方もあります
費用はクリニックや希釈・本数の設計によって異なりますので、カウンセリングであわせて確認しておきましょう。ご自身の肌状態やスケジュールに合わせて、医師と相談しながら決めていくことが大切です。

まとめ
スカルプトラ(PLLA)とジュベルック(PDLLA)は、どちらもコラーゲンに働きかける成分ですが、高分子の性質や製剤の設計が異なるため、腫れ・内出血の経過や触感の感じ方にも違いが出ることがあります。
ただし、効果や経過の感じ方には個人差があり、希釈量やケアの仕方によっても体感は変わります。
ご自身の肌状態やスケジュールを理解したうえで、医師と相談しながら量や進め方を決めていくことが大切です。
ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「スカルプトラとジュベルックのどちらが合うか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. スカルプトラとジュベルックは何が違うのですか?
スカルプトラはガルデルマ社のPLLA、ジュベルックはバイム社のPDLLAを主成分とする施術です。高分子の性質が異なるため、コラーゲン刺激の強さや分解のスピードにわずかな差があるとされ、腫れや内出血の感じ方にも違いが出ることがあります。
Q2. 施術後のダウンタイムはどれくらいですか?
個人差はありますが、24〜48時間ごろに腫れや内出血が目立ちやすく、3〜7日は触ったときに小さなしこりのような感触が気になる方もいます。多くの方は2週間前後で表情の中でも気になりにくくなるとされていますが、長引く場合は医師にご相談ください。
Q3. 希釈量や本数はどうやって決まりますか?
スカルプトラは粉末を専用の希釈液で溶かして使用するため、同じ1バイアルでも希釈量によって広がり方や初期の腫れ方が変わることがあります。ジュベルックは希釈の幅が大きい設計ではないため、本数(cc・シリンジ数)を軸に相談することが多いとされています。いずれもカウンセリングでご自身に合う量を確認することが大切です。
Q4. 費用はどれくらいかかりますか?
費用はクリニックや希釈・本数の設計によって異なります。ご自身の肌状態やご希望に合わせて、カウンセリングで具体的な金額を確認することをおすすめします。









