リジュランのしこりが1か月以上残る?確認することと対処法を解説
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リジュランのしこりが1か月以上残る?確認することと対処法を解説

リジュランを打った部分のしこりが1か月たっても消えないとき、待ってよいか、診察で何を確かめてどう治療するか、旅行中に受けるときの注意点をまとめました。

自分にも当てはまるのか気になったら写真や記事だけでは判断が難しい部分があります。日本語で相談でき、施術内容は診察後に決まります。* 日本語スタッフ常駐 ・ LINEで直接相談できます院長に相談する

1か月以上残っているリジュランのしこりは、このまま待つより、診察で性質を確かめる時期です。注射のあとの軽い反応が落ち着く期間は、すでに過ぎているためです。まずは、痛みがなく少しずつ小さくなっているのか、赤く痛みながら大きくなっているのかを分けて見ます。

この記事の要点

  • 1か月以上残るしこりは、様子を見続けるより診察で性質を確かめます。
  • 目安:腫れ・あざ・赤みなどの反応は、多くが1週間ほどで落ち着きます。
  • 痛みのない硬いしこりは、注入が浅すぎたり量が多かったりしたときに見られた例があります。
  • 赤く痛む、液がにじみ出るときは、日数に関係なくすぐにご連絡ください。

リジュランのしこりが1か月以上残るとき、待っていてもいい?

1か月たっても残っているしこりは、おひとりで待ち続けないほうが安心です。リジュランと同じPN(ポリヌクレオチド)を使う注射では、9つの研究(219人)をまとめた分析があります。そこでは、痛み・腫れ・あざ・赤みなどの反応の多くが1週間ほどで消えていました。これは、さまざまなPN製剤をまとめて見た結果です。

リジュランで肉芽腫(体が入ってきた物質を囲んでできるしこり)や、血管が詰まったという報告は今のところありません。一方で、積み重なった研究がまだ少なく、まれな反応まで見積もるのは難しい状況です。そのため1か月以上残るしこりは、通常の経過とは考えず、原因を確かめる方向で診ます。

リジュランのしこりが1か月以上残るとき、待っていてもいい?

痛くないしこりと赤く痛むしこりは何が違う?

触っても痛くなく、肌の色も周りと同じ硬いしこりは、注入した液が一か所に固まってできた例があります。首にヒアルロン酸のスキンブースターを注射したあと、6か月残ったしこりの例でも、しこりは硬く痛みがなく、皮膚の浅い層にありました。注入が浅すぎたことや量が多かったことが原因と考えられています。

赤い、または赤茶色に変わったしこりは別に考えます。肉芽腫は赤や赤茶色のしこりとして現れ、数か月から数年たってから出ることもあります。押すと痛む、液がにじみ出るときは、感染がないかも一緒に確かめます。

見分けるときは、次の4つを並べて見ます。

  • 触ったとき:固まった液は硬くても痛まず、炎症や感染のしこりは押すと痛む、熱を持つ
  • 肌の色:固まった液は周りと同じで、炎症のしこりは赤や赤茶色
  • 時間がたつと:固まった液は変わらないか少しずつ小さくなり、炎症のしこりは大きくなる、新しくできる
  • 一緒に出るもの:固まった液はほとんどなく、炎症のしこりは液がにじむ、傷が開く
痛くないしこりと赤く痛むしこりは何が違う?

リジュランのしこりは診察で何を確認し、どう治療する?

診察では、まず「いつ、どの製品を、どの部位に」注射したかを伺います。製品と経過が分かると、しこりに合う治療を選びやすくなるためです。フィラーから3か月以上たってできた顔のしこりを組織検査した26人の研究では、65.4%の方が何を注射されたか知りませんでした。リジュランだけでなく、フィラー全体を見た結果です。

リジュランも種類によって成分が違います。リジュランヒーラー(製品名リジュラン)はPNだけを含み、リジュランHB(製品名リジュランHBプラス)にはヒアルロン酸も入っています。受けた製品名が分かると、使える処置の範囲が絞れます。触った感じ、大きさ、色は、以前の写真と並べて比べます。

痛みがなく少しずつ小さくなっているしこりは、同じ条件で撮った写真で大きさを比べながら様子を見ることがあります。小さくならない、むしろ大きくなる場合は、原因に合わせた処置に進みます。

炎症によるしこりや肉芽腫には、抗生物質、飲み薬のステロイド、しこりの中へのステロイド注射が使われます*。フィラーのあとのしこりでは、手術で取り除く必要がある場合もあります。

*ニュージーランドの皮膚科情報サイトDermNetの案内が基準です。

ご自宅で針を刺してつぶしたり、強く押し出したりするのはお控えください。開いた傷は感染のリスクを高めます。

リジュランのしこりは診察で何を確認し、どう治療する?

リジュランのしこりの副作用と注意点、すぐ受診したい症状

注射した部分の腫れ・あざ・赤み・かゆみは、多くが1週間ほどで落ち着きます。この期間の軽い反応は、様子を見て構いません。

次のような変化があれば、日数に関係なくすぐに受診してください。

  • しこりが赤くなり、熱を持ち、押すと痛む
  • 液がにじみ出る、傷が開いている
  • しこりが数週間のうちに目立って大きくなった
  • 注射した部分の皮膚が白っぽくなった、いつもと違う痛みがある

視界がぼやける、見え方が変わったときは、近くの救急外来を受診してください。話しにくい、顔・腕・脚がしびれる、力が入らないときも同じです。歩きにくい、顔の片側が下がる、ひどい頭痛・めまい・混乱があるときも、救急外来へ向かってください*。リジュランで血管が詰まった報告はまだありませんが、顔に打つ注射なので、これらのサインは知っておいてください。LINEでのご連絡は、診察の代わりにはなりません。

*米国FDAのフィラーの安全案内が基準です。

リジュランのしこりの副作用と注意点、すぐ受診したい症状

韓国旅行の日程の中でリジュランを受けるときの注意点

睡眠麻酔を使った日を除けば、リジュランを理由に帰りの飛行機を延ばす必要はありません。

1回の来院で注射を受けることはできますが、その日のうちに肌が大きく変わる施術ではありません。一度に変わりすぎるより、少しずつ以前の肌の状態に近づいていく流れです。変化の大きさや続く期間を約束できるものではありません。滞在中にしこりを診てもらう場合は、その性質を確かめて、その後の方針を一緒に決めます。

帰国後に気になる変化があれば、LINEに写真を添えてご相談いただけます。しこりが赤く腫れて痛む、液がにじむ、見え方が変わるなど変化が大きいときは、まず日本の医療機関を受診してください。

韓国旅行の日程の中でリジュランを受けるときの注意点

まとめ:次のリジュランの前に相談で聞くこと

次にリジュランを受ける予定があるなら、ご相談の際は「前回はどの深さに、どのくらいの量を入れましたか」を最初に確認してください。しこりができた部位にもう一度注射するかどうかは、しこりの性質を確かめてから決めます。

リジュランは、PNを含む液を皮膚に注射する施術です。当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位や量により異なります。主な副作用とすぐ受診したい症状は、副作用の項目にまとめています。

ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。注射した日付、製品名、しこりに初めて気づいた日の写真を添えてお送りください。

参考資料

よくある質問

Q. リジュランHBのしこりも、ヒアルロン酸を溶かす注射で治療できますか?

A. リジュランHBはヒアルロン酸を含むため、ヒアルロン酸を溶かす酵素の注射を検討できます。首にヒアルロン酸のスキンブースターを打ったあと6か月残ったしこりが、この酵素注射の1週間後に大きく小さくなった例があります。ただしヒアルロン酸製品の1人の例で、PNにも同じ効果があるかを確かめた資料は見つかっていません。

Q. リジュランのしこりは、よくあることですか?

A. リジュランのしこりは、多く報告されている反応ではありません。PN注射の研究をまとめた分析では、反応の多くは軽く一時的でした。リジュランで肉芽腫ができたという報告もまだありませんが、研究が少ないため、まれな反応までは見積もりにくいのが現状です。

Q. 数か月たってから急にできたしこりも、リジュランが原因のことがありますか?

A. 数か月たってからできたしこりも、注射と関係している可能性があるため診察で確かめます。フィラーのような注射の副作用は、数週間、数か月、数年たってから出ることもあります。その間にほかの施術を受けていれば、その記録も一緒にお伝えください。原因を分けやすくなります。

Q. リジュランのあと1週間たってもボコボコしているのは、しこりですか?

A. リジュランのあと1週間たってボコボコした感じが残っていても、すぐにしこりとは限りません。ただPN注射の軽い反応はその頃までに落ち着くことが多いため、その後も硬く触れるなら様子見の範囲を過ぎています。この時期からは写真を撮っておき、ご相談ください。

Q. しこりの写真は、どう撮っておけばよいですか?

A. しこりの写真は、同じ明るさ、同じ角度、同じ距離で撮ると大きさの変化を比べられます。正面と横から1枚ずつ撮り、日付を残しておきましょう。指で押していない状態と軽く押した状態の両方を撮ると、盛り上がり方が分かりやすくなります。

Q. しこりがある間、洗顔やメイクはしてもよいですか?

A. 傷が開いておらず、液もにじんでいない場合は、いつもどおり洗顔やメイクをして構いません。しこりの上を強くこすったり、マッサージ器で押したりするのはお控えください。液がにじむ、傷が開いた場合はメイクをやめ、先に診察を受けてください。

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