エラボトックスは1回で終わる?効果の出方と回数の目安を解説
注射から1週間はほとんど変化がありません。エラボトックスは使わない筋肉が小さくなるのを待つ施術のため、額や眉間とは効き方の道すじが違います。
エラのボトックスを受けて1週間、まだ何も変わらないと感じて不安になる方は多くいらっしゃいます。
あごまわりの張りは、マッサージなどのセルフケアだけで整えるのが難しい部分です。そこで選ばれるのがエラボトックスですが、額や眉間のボトックスとは効き方の道すじが違います。
本記事では、エラボトックスの効果がどのタイミングであらわれ、なぜ回数を重ねる必要があるのかを解説します。
エラボトックスが額や眉間と違う理由
エラボトックスは、咬筋*という噛むための筋肉に注射し、その活動を一時的におさえる施術です。ここでは、表情の部位とどこが違うのかを整理します。
*咬筋(こうきん): あごを閉じるときに使う筋肉で、頬の後ろからあごの角にかけて広がっています。
額や眉間のボトックスは、筋肉が縮む力を弱めることでシワが寄りにくくなるため、3〜4日ほどで見た目に出やすい施術です。一方でエラは、使わなくなった筋肉が少しずつ小さくなっていく過程を待つ必要があります。そのため、同じ時期に鏡を見ても、ほとんど変化を感じられません。
効果がないのではないかという質問がいちばん多く出るのが、まさにこの時期です。

効果があらわれるまでの時間の流れ
エラボトックスの変化は、時間差でやってきます。おおまかな流れは次のとおりです。
| 時期 | からだの中で起きていること | 感じ方の目安 |
|---|---|---|
| 〜1週間 | 筋肉を使いにくくする働きが進みます | ほとんど変化がありません |
| 2週間ごろ | 噛む力が弱まり始めます | かたい物が噛みづらく感じます |
| 6週〜3か月 | 使わない筋肉が小さくなっていきます | フェイスラインが変わって見えます |
| 3か月以降 | 働きがゆるやかに戻ります | 再び張りを感じ始めます |
施術直後の1週間で判断するのは早すぎます。フェイスラインの変化を見るなら、少なくとも1か月以上あけてから確認しましょう。

1回では戻る理由と回数を重ねる意味
3か月ほどで薬の働きが切れると、噛む動きが戻り、筋肉ももとの使い方に戻っていきます。1回だけ受けた方が、また角ばって見えると感じるのはごく自然な経過です。
そのため、はじめの段階では3〜4か月の間隔で2〜3回ほど重ねる進め方が一般的です。回数を重ねるうちに筋肉が小さい状態に慣れ、その後は6か月から1年ほどに間隔をあけても保ちやすくなる傾向があります。
また、一度小さくなった筋肉は完全にもとどおりにはなりにくいため、再施術では初回より少ない量で似た変化が得られる場合もあります。ここは個人差が大きい部分ですので、毎回の診察で量を見直していきます。
費用の面で負担に感じられるのは、この最初の2〜3回の時期です。ただしその段階を越えると、間隔が半年から1年へと広がっていくため、長い目で見れば通う回数は減っていきます。はじめの数回を計画として考えておくと、途中でやめて振り出しに戻る流れを避けやすくなります。

効果の出方に差が出るポイント
同じ量を注射しても、変化の感じ方には差が出ます。主に次の点が関係していると考えられています。
- もともとの筋肉の厚み — 厚い方ほど変化を感じやすい傾向があります
- 噛むクセ — 食いしばりや頬づえが強い方は戻りが早く感じられることがあります
- 骨格そのもの — あごの骨が角ばっている場合は、筋肉の変化だけでは輪郭が変わりにくくなります
骨格が主な理由の場合、量を無理に増やしても思うような変化にはつながりにくいものです。その場合は輪郭を変えることより、噛む力の負担をやわらげる方向へ目的を切り替えることも検討します。施術前の診察で、どちらの要素が大きいかを確認しておきましょう。

副作用と注意したいサイン
噛む力が弱く感じられるのは自然な反応で、多くの方は3〜4週間ほどで慣れていきます。かたい食べ物が食べにくい時期は、無理をせず切り分けて召し上がってください。
痩せ型の方は、量が多いと頬がこけて見える場合があります。そのため、少なめの量から始めて反応を見ながら調整する進め方が安心です。左右差が気になる場合も、2〜3週目に少量を足して整えられることが多いです。
また、あごの角の張りが気になる方の中には、日中の食いしばりが背景にある場合もあります。注射で筋肉の負担を減らしながら、日中に上下の歯を離しておく意識を持つようにしましょう。生活の側から支えると、次の施術までの間隔を保ちやすくなります。
次のようなサインが続く場合は、施術を受けた医療機関にご相談ください。
- 強い痛みや腫れが数日たっても引かない場合
- 口が開けにくい状態が続く場合
- 左右差が時間をおいても目立ったままの場合

まとめ
エラボトックスは、使わなくなった筋肉が小さくなるのを待つ施術です。2週間ごろから噛む力が抜け始め、6週から3か月でフェイスラインの変化が見えてきます。1回で終わらせるのではなく、3〜4か月おきに2〜3回を重ねることで落ち着きやすくなります。
ただし、噛みにくさや頬のこけ、左右差といった反応が出ることもあります。ご自身の筋肉と骨格の状態を理解し、量と回数は医師と相談して決めることが大切です。過度に怖がる必要はありません。
ソウル・ハプチョンのBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。一度で終わるのか気になるという方は、お気軽にご相談ください。





