あごの下のもたつき、脂肪ではなく唾液腺かもしれません
顎下腺ボトックスは、ダイエットしても消えなかったあごのラインの本当の原因かもしれません。手で見分ける方法から用量まで、詳しくまとめました。


あごの下のもたつき、
脂肪ではなく唾液腺かもしれません
まず結論からお伝えしますね。
あごの下のもたつきがダイエットで解消されないなら、
それは脂肪ではなく
「顎下腺」である可能性が高いです。
今日はその理由を、丁寧にご説明していきますね。

顎下腺ボトックスは、
エラボトックスとは異なります
顎下腺ボトックスは、あごの下の左右にある
唾液腺(顎下腺)にトキシンを注入する施術です。
腺の体積そのものを縮小させることで、フェイスラインを整える仕組みです。
筋肉を小さくするエラボトックスとは、
部位も、深さも、用量もまったく異なります。

なぜダイエットしてもあごの下がすっきりしないのでしょうか
「あごの下のもたつきが脂肪なのか
唾液腺なのか気になる方は、
力を抜いた状態であごの下の左右をそっと押してみてください。
ぷりっとしたビー玉のように感じられれば、
それが顎下腺です。」
— ウィ・ヨンジン院長(ホンデ ビューティーストーン医院)
あごの下のもたつきは、
脂肪・たるんだ皮膚・唾液腺が混在しています。
脂肪はダイエットで減り、
皮膚はリフティングで改善できますが、
唾液腺はこのどちらでも絶対に小さくなりません。
唾液腺は、早食いや酸っぱいものを好む習慣など、
分泌活動が活発になるほど
サイズが大きくなる組織です。
脂肪とはまったく異なるメカニズムで
肥大化するのです。
通常、左右合わせて20〜40U程度を注入し、
3ヶ月おきに2回ほど施術を受けると
あごのラインがはっきりと引き締まってきます。
一度に欲張って用量を増やすと
口の乾きが強くなることがありますので、注意が必要です。

私のあごの下はどのタイプ?
状態別のアプローチを、表で確認してみてください。
タイプ | 特徴 | 改善方法 |
顎下腺肥大タイプ | ビー玉のように左右対称に硬く触れる | 顎下腺ボトックス(20〜40U) |
脂肪タイプ | 柔らかくつまめて、ダイエットで減少する | 輪郭注射または脂肪吸引 |
たるみタイプ | 顔を上げると消え、下を向くと目立つ | シュリンク・ウルセラなどのリフティング |
複合タイプ | 上記3つが混在(最も多いケース) | ボトックス+リフティング併用 |
普段から口の乾きが気になる方にはお勧めしていませんが、
そうでない方であれば一時的な乾燥感のあと
すぐに回復しますよ。
診察室でよく寄せられるご質問トップ3
Q1. エラボトックスのようにすぐ効果が出ますか?
エラボトックスは4〜6週間で体積の変化が目に見えてきますが、
顎下腺は分泌腺のため、
6〜8週間は経過しないと実感しにくいです。
焦らず、
2ヶ月ほど様子を見ていただく必要があります。
Q2. 効果がなければ耐性ですか?
用量を増やしたほうがいいですか?
6週間以内に効果が出ないからといって
判断するのは、まだ早いです。
本当に耐性が疑われる場合は
製剤を変えるか休薬期間を設けるべきで、
やみくもに用量だけを増やすのは
副作用のリスクを高めるだけです。
Q3. 唾液が飲み込みにくくなったり、口が渇いたりしませんか?
口の中には複数対の唾液腺があるため、
顎下腺だけを小さくしても唾液が完全に出なくなったり
飲み込みが困難になることはありません。
ただし、適切な用量を守った
熟練した施術が前提となります。
今日ひとつだけ持ち帰っていただくとしたら、
— 鏡の前で力を抜いて、
あごの下を一度押してみてください。
ビー玉のように感じられたなら、それは脂肪ではなく
「唾液腺」です。
次の記事では、
「顎下腺ボトックス後6週目の変化ケース」を
ご紹介していきます。
以上、ウィ・ヨンジンでした。








