ジュビダームボリフトの持続期間が部位で異なることを示すイメージ
輪郭とボリューム

ジュビダームボリフトは何ヶ月もつ?部位で持続期間が変わる理由を解説

同じジュビダームビスタ ボリフトXCでも、頬骨のように動きが少ない部位と、口元のように動きが多い部位とでは、持続期間の目安が大きく異なります。

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最終更新:2026年7月

「フィラーは一度入れれば1年くらいそのままだろう」と思っていませんか?実は同じ製剤でも、注入する部位によって持続期間が大きく変わり、頬骨と口元では数ヶ月単位の差が出ることも珍しくありません。本記事では、ジュビダームビスタ ボリフトXCとスカルプトラを例に、なぜ部位によって持続期間がここまで変わるのか、そして再施術のタイミングをどう考えればよいのかについて詳しく解説します。

ジュビダームビスタ ボリフトXCとスカルプトラの仕組みの違い

ジュビダームビスタ ボリフトXCは、ヒアルロン酸(HA)を主成分とするフィラーです。注入した量がそのまま体積として顔の凹みを満たすため、比較的早い段階で変化を感じやすいとされています。

一方でスカルプトラは、ポリ乳酸(PLLA)という成分を使い、自分自身のコラーゲン生成を促すタイプの製剤です。注入直後に体積を作るのではなく、数週間かけて少しずつコラーゲンが増えることで、間接的にボリュームが出てくる仕組みと考えられています。

この仕組みの違いが、効果の出方だけでなく、なくなっていくスピードにも影響していると考えられています。

なぜ同じ部位でも持続期間が半分近く変わるのか

以下では、部位によって持続期間に差が生まれる理由を紹介します。

  • ヒアルロニダーゼという酵素の働きやすさ
  • 注入した層の深さと、その部位の動きの多さ

まず、私たちの体には「ヒアルロニダーゼ」という酵素があり、これがHA成分を分解する主なメカニズムとされています。表情の動きが多く、血流も豊富な部位ほど、この酵素の働きが活発になりやすい傾向があります。口元や唇、ほうれい線まわりはその代表的な部位です。

また、深さも重要な要素です。頬骨の上のような骨に近い深い層に入ったフィラーは動きが少なく、血流やリンパの流れも比較的穏やかなため、分解がゆっくり進むと考えられています。反対に、皮膚の浅い層は筋肉の動きにさらされ続けるため、同じ量でも減りが早く感じられることがあります。

個人差はありますが、頬骨のような深い部位は1年〜1年半ほど、口元のような浅い部位は8ヶ月前後で変化を感じ始める方が多いといわれています。同じ日に同じ製剤を入れても、部位によってこれくらいの差が出ることは珍しくありません。

ヒアルロニダーゼによる分解と注入層の深さの違いを示す図

部位別の持続期間の目安

ここでは、部位ごとの持続期間の目安を表にまとめます。

部位層の深さ持続期間の目安
頬骨まわり骨に近い深い層1年〜1年半ほど
口元・唇皮膚に近い浅い層8ヶ月前後

※上記はあくまで目安であり、個人差があります。注入量や施術の設計によっても変わってくるため、詳しくは担当医にご確認ください。

変形と移動、知っておきたい注意点

以下では、フィラーの変化に関する注意点を紹介します。

  • 変形:表情の動きなどでフィラーの形が広がって見える状態
  • 移動:本来入っていた場所から離れた位置に流れてしまう状態

変形は、量が多い場合や粘度が低い製剤で起こりやすいとされています。移動は、注入する層を誤ってしまった場合や、量が多すぎる場合に起こりやすいと考えられています。唇のフィラーが人中側に広がって見えるケースは、移動の代表的な例です。

持続期間を伸ばそうとして一度に多くの量を注入すると、変形や移動のリスクが高まるだけでなく、青く透けて見える「チンダル現象」や、しこりのように触れる違和感が出る場合もあります。適切な量を正しい層に注入し、部位ごとのタイミングに合わせて少しずつ補うほうが、結果的に自然な仕上がりが長く続きやすいといわれています。

フィラーの変形と移動の違いを示す図

再施術のタイミングをどう考えればいいのか

フィラーは一度入れると一生消えないと聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これは正確ではありません。HA成分はヒアルロニダーゼによって少しずつ分解されていくため、多くの場合1〜2年のうちにボリューム効果自体は目立たなくなっていきます。ただし、すべてが完全になくなるわけではなく、一部が組織の中にわずかに残ることもあるとされています。

再施術を考えるうえで大切なのは、「1年に1回、全部まとめて」ではなく、部位ごとにタイミングを分けることです。頬骨のような深い部位は1年〜1年半に1回、口元のような浅い部位は1年に1回前後を目安にする方が多いといわれています。少ない量をこまめに補うほうが、形が崩れにくく、自然な状態を保ちやすい傾向があります。

もし変形や移動が気になる場合、変形であれば時間の経過とともに落ち着くこともありますが、移動については自然に戻ることは期待しにくいとされています。気になる変化があるときは、自己判断で様子を見続けず、早めに医師にご相談することをおすすめします。

部位ごとの再施術タイミングを示す図

まとめ

ジュビダームビスタ ボリフトXCもスカルプトラも、「1年もつ」といった数字はあくまで平均的な目安にすぎません。同じ製剤でも、頬骨のような深い部位と口元のような浅い部位とでは、持続期間に大きな差が出ることがあります。

ただし、これは異常なことではなく、フィラーの仕組み上ごく自然な違いです。再施術を考えるときは、部位ごとの特徴を踏まえたうえで、無理に一度にまとめようとせず、少しずつタイミングを分けていくことが大切です。

ご自身の肌状態や希望に合わせた施術方法については、医師と相談のうえで決めることをおすすめします。ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「部位によって持続期間が違うのが気になる」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. ジュビダームビスタ ボリフトXCはどれくらいもちますか?

個人差がありますが、頬骨のような深い部位では1年〜1年半ほど、口元のような浅い部位では8ヶ月前後で変化を感じ始める方が多いといわれています。同じ製剤でも部位によって持続期間の目安は大きく異なります。

Q2. スカルプトラとジュビダームビスタ ボリフトXCはどちらが長持ちしますか?

スカルプトラはコラーゲンを少しずつ増やす仕組みのため、全体としては長めの持続が期待できるとされていますが、頬骨や口元など部位による差が出る点はどちらの製剤も共通しています。どちらが向いているかは肌状態によって変わるため、医師との相談がおすすめです。

Q3. フィラーは時間が経つと完全になくなりますか?

HA成分はヒアルロニダーゼによって少しずつ分解され、多くの場合1〜2年のうちにボリューム効果自体は目立たなくなっていきます。ただし一部が組織内にわずかに残ることもあるとされています。

Q4. 変形と移動はどう見分ければいいですか?

変形は表情の動きなどで形が広がって見える状態、移動は本来の位置から離れてしまう状態を指します。自己判断が難しい場合も多いため、気になる変化があるときは早めに医師にご相談することをおすすめします。

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