シミ・肝斑・そばかすで異なるレーザーの選び方を示す図

シミ・肝斑・そばかすで違う?レーザーの選び方を解説

鏡に映る茶色い跡を、すべて同じ「シミ」とひとくくりに考えていませんか。実は色素の深さや性質によって、合うレーザーは変わります。

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ふと鏡を見て、頬の茶色い跡が気になった経験はありませんか。こうした跡をすべて同じ「シミ」とひとくくりに考えてしまう方は少なくありません。ですが、いわゆるシミ・肝斑・そばかすは、できる深さや原因が異なります。

結論からお伝えすると、色素が肌のどの深さにあり、どのような性質かによって、合うレーザーは変わってきます。同じレーザーでも、きれいに反応する色素と、かえって刺激になる色素に分かれるためです。選び方を誤ると色素が再び濃くなる場合もあり、まずはタイプを見分けることが出発点になります。

本記事では、色素タイプの違いと、それに応じたレーザー選びの考え方について詳しく解説します。

シミ・肝斑・そばかすはどう違うのか

この3つは、いずれも肌の色をつくるメラニン*が一か所に集まって見える現象です。ただし、できる場所と原因が異なります。以下では、それぞれの特徴を紹介します。

メラニン*:肌や髪の色をつくる色素です。紫外線やホルモンの変化に反応して一か所に集まると、シミや肝斑として見えることがあります。

  • 老人性色素斑(いわゆるシミ):表皮の浅い層に、輪郭のはっきりした濃い茶色として現れます
  • そばかす:小さく淡い点として、頬や鼻まわりに散らばって現れます
  • 肝斑(かんぱん):表皮から真皮にかけて、輪郭がぼやけた淡い茶色として現れます

特に肝斑は刺激に敏感で、レーザー選びが難しいとされています。肝斑でピコレーザーとQスイッチNd:YAGレーザーを比較した研究でも、レーザーの種類によって効果や施術後の色素沈着リスクが変わると報告されています。まずは色素タイプを見分けることが、レーザー選びの第一歩になります。

表皮の浅い色素と真皮まで及ぶ色素の深さの違いを示す図

色素の深さでレーザーが変わる仕組み

レーザーは、特定の波長の光がメラニンに吸収され、色素を細かく砕く仕組みです。ただし波長ごとに届く深さが異なるため、表皮の浅い色素に合うレーザーと、真皮の深い色素に合うレーザーが分かれます。

また、一度に強く砕く方法と、弱い出力で複数回に分けて扱う方法があり、色素の性質によって使い分けられます。肝斑のように刺激へ敏感な色素は、強いレーザーで一度に抜こうとすると、かえって色素が濃くなる施術後の色素沈着が生じることがあります。

そのため肝斑には、弱い出力で複数回に分けて扱うトーニングが選ばれやすく、輪郭のはっきりしたシミには一度に砕く方法が向いているとされています。無理に一度で仕上げようとせず、肌の反応を見ながら進めることが大切です。

色素の深さによってレーザーが変わる仕組みを示す図

色素タイプ別によく使われるレーザーの比較

色素タイプによって選ばれやすいレーザーを整理すると、以下のようになります。ただし同じ肝斑でも一人ひとり異なるため、実際の選択は診察で決めます。

色素の悩み特徴よく使われるレーザー
シミ(老人性色素斑)表皮の浅い濃い茶色532nm 色素レーザー
肝斑真皮まで及ぶ淡い茶色低出力トーニング(1064nm)
そばかす小さく淡い点ピコトーニング

表のとおり、輪郭のはっきりしたシミには一度に砕くレーザーが、敏感な肝斑には弱く複数回扱うトーニングが向いているとされています。色素が混ざっている場合は、分けて進めることもあります。

色素タイプ別によく使われるレーザーの比較を示す図

副作用・ダウンタイムと注意点

色素レーザーを受けるうえで、あらかじめ知っておきたい点があります。ここでは、施術前後で意識したいポイントを紹介します。

  • まず色素タイプを見分けます。選び方を誤ると、色素が再び濃くなる場合があります
  • 肝斑は複数回に分けて受けることが多く、一度で抜こうとしないほうが安心です
  • 紫外線対策が結果を左右します。施術後にメラニンが増えないよう、日焼け止めを続けましょう
  • 施術後に一時的な赤みやかさぶたが生じる場合がありますが、数日程度でおさまることがほとんどです

ダウンタイムとしては、施術後に一時的な赤みやかさぶたが生じることがありますが、通常は数日程度でおさまります。色素レーザーの後は、紫外線対策が特に大切です。メラニンは紫外線に反応して再び増えるため、対策を怠ると、せっかく薄くした色素が戻ることもあります。施術後に赤みやかさぶたが長引いたり、色素がかえって濃くなったりする場合は、速やかに施術した医師へご相談ください。

まとめ:タイプの見分けから始める

シミ・肝斑・そばかすは、見た目が似ていても深さや性質が異なるため、合うレーザーも変わります。輪郭のはっきりしたシミは一度に砕く方法、敏感な肝斑は弱く複数回扱うトーニングが向いているとされ、まずはタイプの見分けから始めることが大切です。

ただし、施術後の色素沈着など個人差もあるため、ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。この記事は一般的な情報の整理ですので、自己判断で放置せず、まずは診察を受けることをおすすめします。

ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「茶色い跡が気になる」という方は、色素タイプの見分けからお気軽にご相談ください。なお、費用はクリニックにより異なります。

よくある質問

Q1. シミと肝斑は同じレーザーで一度に取ってはいけませんか?

あまりおすすめできません。シミは表皮の浅い層、肝斑はより深く敏感なため、一つの強いレーザーでまとめて扱うと、肝斑がかえって濃くなる場合があります。色素タイプに応じて出力や方法を分けるほうが安心です。

Q2. レーザートーニングは何回くらいで効果を感じますか?

肝斑のトーニングは弱い出力で複数回に分けて受ける方法のため、通常は数回にわたって少しずつ薄くなっていきます。回数や間隔は色素の状態によって変わるため、診察で決めるのがよいでしょう。

Q3. 施術後に色素が再び濃くなることはありますか?

可能性はあります。特に肝斑は刺激や紫外線で再び濃くなりやすいため、施術後の紫外線対策と出力の調整が大切です。色素が濃くなったと感じる場合は、速やかに医師へご相談ください。

Q4. 紫外線対策は必ず必要ですか?

色素ケアの基本として大切です。メラニンは紫外線に反応して再び増えるため、対策を続けないと、レーザーで薄くした色素が戻る場合があります。日焼け止めをこまめに使いましょう。

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