インモードFXの副作用は?頬骨下が凹む原因と防ぐ方法を解説
インモードFXは部位ごとの脂肪層の厚みによって結果が変わる施術です。副作用として本当に注意したい頬骨下の凹みが起こる仕組みと、防ぐためのポイントをやさしく解説します。

最終更新:2026年7月
「インモードFXを受けたら、部位に関係なくだいたい同じような変化が出るのでは」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際には、あご下のように脂肪が厚い部位と、頬骨下のように脂肪が薄い部位とでは、同じ出力で照射した場合の反応がまったく異なります。
施術後に感じやすい熱感や腫れは、多くの場合ただの一時的な反応にすぎません。むしろ気をつけたいのは、頬骨下のようなもともと脂肪の薄い部位で起こりうる、左右差のある凹みのほうです。
本記事では、インモードFXでなぜ頬骨下の凹みという副作用が起こりうるのか、その仕組みと、熱感・腫れといった正常な反応との見分け方、そして防ぐために意識しておきたいポイントをやさしく解説します。
インモードFXとは?仕組みからわかる副作用の起こり方
ここでは、インモードFXがどのような仕組みで作用するのか、そしてなぜ部位によって副作用の出方が変わるのかを紹介します。インモードFX(InMode FX)は、バイポーラ(双極)方式の高周波エネルギーを浅い皮膚層に届け、脂肪細胞の細胞壁に直接働きかける施術です。
よく似た施術として挙げられるサーマジやオリジオのようなモノポーラ(単極)方式の高周波は、比較的広い範囲にじんわりと熱を伝えて引き締めを狙う仕組みです。一方でインモードFXは2つの電極の間隔を狭く設定し、真皮と浅い皮下脂肪の境界にエネルギーを集中させる点が異なります。
そのため、インモードFXは肌の引き締めというより「脂肪を少し減らしながら肌を引き締める」施術に近いといえます。電子レンジで食品を温めるとき、厚みのある部分はじっくり均一に温まる一方、薄い部分だけ先に熱が入りすぎてしまうことがありますが、インモードFXにもよく似た性質があります。
頬骨下の凹みはなぜ起こる?脂肪層の厚みがカギ
あご下や二重あご部分は脂肪層が比較的厚いため、多少出力を上げても大きな問題にはなりにくい部位です。一方で頬骨下は脂肪層がおよそ2〜5mmほどしかないことが多く、あご下と同じ出力で照射すると、脂肪細胞の細胞壁が必要以上に壊れてしまう場合があります。
インモードFXは「脂肪を溶かす」施術ではなく、バイポーラ高周波で脂肪細胞の壁そのものを壊す施術です。壊れた細胞壁は、数ヶ月かけてマクロファージ*が少しずつ処理していきますが、処理される体積が想定より大きいと、その分だけボリュームが目立って減って見えることがあります。これが頬骨下の凹みという副作用につながります。
マクロファージ*:体内の古くなった細胞や組織のかけらを取り込んで処理する免疫細胞です。インモードFXで壊れた脂肪細胞の壁も、数ヶ月かけてこの働きによって少しずつ整理されていきます。
そのため、頬骨下のような脂肪層の薄い部位は、あご下より出力を一段階から二段階ほど下げて照射することが大切だとされています。この調整が行われないと、施術から4〜8週間(約1〜2ヶ月)ほど経ったころに「頬骨の下だけ不自然に凹んで見える」と感じるケースにつながりやすくなります。

正常な反応と本当に注意すべき変化の見分け方
インモードFXを受けたあと、「これは副作用なのか、それとも普通の経過なのか」と迷う方は少なくありません。ここでは、心配しなくてよい反応と、注意して見ておきたい変化を整理します。
| 反応 | 多くはどちらか | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 熱感・ヒリヒリ感 | 正常な反応 | 高周波の熱による一時的な感覚です |
| 赤み・腫れ | 正常な反応 | 数日程度で落ち着くことがほとんどです |
| 腫れが引いた後の左右差のある凹み | 注意したい変化 | 出力調整が合っていない可能性があります |
紛らわしいのが、施術直後は腫れによって一時的にボリュームが出るため、腫れが引く1〜2週間ごろにかえって「前より頬がこけたのでは」と不安になりやすい時期があることです。ただしこの段階での見え方は、腫れが落ち着く過程でよくある一時的な変化であることも多く、本来の結果は数ヶ月かけてコラーゲンや組織が整ってから見えてきます。
それでも、数ヶ月経っても左右差のある凹みが残る、あるいは徐々に目立ってくるようであれば、自己判断で様子を見続けず、早めに施術を受けたクリニックにご相談ください。

インモードFXの副作用・ダウンタイムの目安
ここでは、インモードFXを受けたあとに起こりうる一般的な反応と、過ごし方の目安をまとめます。
- 施術直後〜当日 — 熱感・軽い赤みが出ることがあります
- 1〜3日 — 腫れやつっぱり感が残る場合がありますが、通常は自然に和らいでいきます
- 1〜2週間 — 腫れが引く過程で、一時的にボリューム感が変わって見えることがあります
- 4〜8週間(約1〜2ヶ月) — 組織の整理が進み、本来の結果が見えてくる時期です
施術当日は強い刺激を避け、冷却と保湿を心がけましょう。赤みや腫れが生じる場合がありますが、数日程度で自然に治まることがほとんどです。ただし、3日を超えて片側だけ強い赤みが続く、水ぶくれやかさぶたができる、あるいは頬骨下の凹みが目立ってくるといった場合は、自己判断で放置せず、速やかに医師へご相談ください。
なお、一度壊れた脂肪細胞は元に戻せないため、頬骨下に凹みが生じた場合は、フィラーやスカルプトラのようなコラーゲンブースターでボリュームを補う方向で相談することになります。だからこそ、最初の照射時点で部位ごとに出力を調整しておくことが、結果的に負担の少ない選択だといえます。

頬骨下の凹みを防ぐには?出力調整と医師選びのポイント
頬骨下の凹みという副作用は、施術そのものというより出力の調整によって左右される部分が大きいとされています。ここでは、受ける前に確認しておきたいポイントを紹介します。
- 部位ごとの脂肪層の厚みを確認しているか——頬骨下とあご下で出力を分けて設計しているかがポイントです
- カウンセリングで根拠を説明してくれるか——なぜその出力なのか理由まで話してくれると安心材料になります
- 経過観察をきちんと案内してくれるか——腫れが引く時期の見え方まで事前に説明があると迷いにくくなります
- 無理に1回で仕上げようとしないか——部位によっては回数を分けて慎重に進める判断も大切です
また、インモードFXは真皮から浅い皮下脂肪の境界が主な対象のため、SMAS筋膜層まで深く関わるたるみには単独では対応しきれないこともあります。その場合は、シュリンクやウルセラのようなHIFU系施術、あるいは糸リフトと組み合わせて検討したほうが結果につながりやすいとされています。ご自身に合う組み合わせは、医師と相談のうえで決めることが大切です。
まとめ
インモードFXの副作用のうち、熱感・赤み・腫れは多くの場合正常な一時的反応です。本当に注意したいのは、脂肪層の薄い頬骨下で出力調整が不十分だったときに起こりうる、左右差のある凹みのほうです。
ただし、腫れが引く1〜2週間ごろは一時的にボリューム感が変わって見えることもあり、本来の結果は4〜8週間(約1〜2ヶ月)ほどかけて見えてくる傾向があります。過度に怖がる必要はありませんが、部位ごとに出力をきちんと調整しているクリニックを選ぶことが、凹みを防ぐ何よりのポイントです。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「インモードFXの副作用、特に頬骨下の凹みが心配」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. 頬骨下が凹んでしまったら、もう元に戻せないのでしょうか?
一度壊れた脂肪細胞そのものを元に戻すことは難しいとされています。凹みが目立つ場合は、フィラーやスカルプトラのようなコラーゲンブースターでボリュームを補う方向で相談することが多いです。だからこそ、最初の照射時点で部位ごとに出力を調整しておくことが大切です。
Q2. 施術後の熱感や腫れは副作用ですか?
多くの場合、熱感や軽い赤み・腫れは高周波の熱による一時的な正常反応です。数日程度で自然に落ち着くことがほとんどですが、3日を超えて片側だけ強い赤みが続く場合などは、自己判断で放置せず医師にご相談ください。
Q3. 頬骨下の凹みを防ぐには、施術前に何を確認すればよいですか?
部位ごとの脂肪層の厚みを確認し、頬骨下とあご下で出力を分けて設計しているかをカウンセリングで確認するとよいでしょう。なぜその出力なのか理由を説明してくれるクリニックだと、より安心して相談しやすくなります。
Q4. 腫れが引いたら急に頬がこけて見えます。これは失敗でしょうか?
必ずしもそうとは限りません。施術直後は腫れで一時的にボリュームが出やすく、腫れが引く1〜2週間ごろにかえって頬がこけて見える時期があります。本来の結果は4〜8週間(約1〜2ヶ月)ほどかけて見えてくる傾向があるため、この段階だけで判断するのは早いといえます。気になる場合は医師に相談してください。









