サーマジは痛い?施術中の熱感と、3日を超える痛みの見分け方
痛みは二種類に分けると判断しやすくなります。施術中の熱が入る感覚と、あとに残る痛み。それぞれの正常な範囲と、相談したほうがいい変化を整理しました。
この記事でわかること
· 施術中に感じるのは鋭い痛みより、熱が奥に入っていく感覚に近いものです
· 施術後の赤み・ほてり・軽い腫れは、多くが24〜72時間ほどで落ち着きます
· 3日を超えるずきずきした痛み、押すと鋭い痛み、変色、水ぶくれは相談の目安です
· 同じサーマジでも、エネルギー設定や肌の状態で感じ方が変わります
先に結論をお伝えします。サーマジで感じる「痛み」は、二種類に分けて考えると判断しやすくなります。施術中に感じる熱が入るような痛みと、施術のあとに残る痛みです。前者はエネルギーの設定によって印象が変わるもので、後者は当日から3日ほどかけて軽くなっていくのが一般的な経過とされています。
逆に言えば、3日を過ぎてもずきずきと痛む、押すと鋭く痛むといった変化は、様子を見る側ではなく相談する側の反応です。ここでは施術中の痛みの正体、あとに残る痛みの正常な範囲、相談の目安、そして同じサーマジでも感じ方が分かれる理由を順番に整理します。感じ方には個人差がありますので、ご自身の経過と重ねながらお読みください。
サーマジの施術中は、どんな痛みを感じますか?
施術中に感じるのは、鋭い痛みというより熱が奥に入っていく感覚に近いものです。サーマジ(高周波RF)は、モノポーラ型の高周波エネルギーを肌の深部に届ける機器で、表皮はクーリングチップで冷やして守りながら、真皮層とその下の組織に熱を伝えます。表面ではなく奥に熱が届く仕組みのため、じんわりとした熱さとして感じられます。
カウンセリングでいちばん多くいただくご質問も、この痛みについてです。感じ方には個人差があり、同じ機器でもエネルギーの設定によって印象は変わります。我慢して黙っている必要はありませんので、熱さが強いと感じたときはその場でお伝えください。お伝えいただければ、設定を見直しながら進められます。
施術後の赤みやほてりは、どこまでが正常な経過ですか?
施術直後に顔が赤くなる、じんわりとした熱感が続く、軽く腫れる。これらは珍しい反応ではありません。むしろエネルギーが肌に届いた結果として起こる反応と考えられており、多くの場合は24〜72時間ほどで自然に落ち着いていきます。当日から翌日にかけてのつっぱり感やほてりも、正常な経過の範囲内であることがほとんどです。
- 顔全体が均一に赤くなり、時間とともに薄くなっていく発赤
- 手で触れると分かる程度の、じんわりとした熱感
- 朝に少しむくみ、日中に引いていく程度の軽い腫れ
- 化粧品がいつもより少ししみるような、一時的な敏感さ
この時期は、肌を落ち着かせながら回復を待つ時間です。冷却で熱感をやわらげ、こすったり強く触れたりしないようにしてください。当日はサウナや激しい運動を控え、紫外線対策は普段以上に丁寧に行っていただくと安心です。施術後の肌はバリア機能が一時的に敏感になり、紫外線による色素沈着のリスクが高まるとされていますので、日焼け止めは毎日欠かさず塗ってください。
3日を超える痛みは、様子を見ずにご相談ください
施術当日の多少の不快感は正常な範囲とされていますが、3日以上経っても特定の部位がずきずきと痛む、押すと鋭い痛みを感じるという場合は、神経や組織に負担がかかっているサインかもしれません。「もう少し様子をみよう」と待たずに、施術を受けたクリニックへお知らせください。
| 痛みの出方 | 目安となる期間 | 対応 |
|---|---|---|
| 当日〜数日のほてりを伴う痛み | 24〜72時間ほどで軽快 | 冷却などのセルフケアで経過観察 |
| 3日以上続くずきずきした痛み | 自然に軽くなりにくい | 早めにクリニックへ相談 |
| 押すと鋭い痛み・皮膚の変色・水ぶくれ | 放置すると跡が残る可能性 | 速やかに受診 |
痛みと一緒に、肌が茶色っぽく、あるいは白っぽく変色している場合も注意が必要です。エネルギーが均一に伝わらず、特定の部位に熱が集中した可能性が考えられます。水ぶくれのような症状も、放置すると跡が残る可能性があるため早めの受診をおすすめします。文章だけでは判断が難しいことも多いので、明るい自然光で気になる部分を写真に撮り、施術を受けたクリニックに送るのがいちばん早い方法です。
同じサーマジなのに、痛みの感じ方が違うのはなぜですか?
痛みや副作用が出たからといって、施術そのものに問題があったとは限りません。肌の状態、エネルギーの設定、施術当日のコンディション、服用中のお薬まで、反応に影響する要素はいくつもあります。機器そのものよりも、エネルギー設定と施術者の経験が副作用の起こりやすさを大きく左右するとされているのは、そのためです。
ウルセラと同じ日に受けた場合は、どちらの反応なのかをご自身で切り分けるのが難しくなります。ウルセラは超音波でSMAS筋膜層をピンポイントに、サーマジは高周波で真皮全体を面で加熱するというように、狙う層が違うためです。ご相談のときは、同じ日に二つの施術を受けたことを忘れずにお伝えください。
- 妊娠中の方、体内に金属製のインプラントがある方、ペースメーカーを使用している方には向かないとされています
- 肌に強い炎症がある、極端に敏感になっているときは、施術の時期をずらしたほうが安心です
- 施術の2週間ほど前からは、レチノールやAHAなど刺激の強いスキンケアをお休みください
- 当日に体調がすぐれないときは、無理に予定を合わせず日程を見直してください
ハプチョン(合井)の Beautystone では、痛みの記録を次の回に使います
Beautystoneでは、痛みのご相談をいただいたときに、症状の名前から伺うことはしません。施術から何日目か、写真で見たときに境目がどんな形か、その日にどのエネルギー設定で進めたか。この三つを並べて考えます。同じ赤みでも、この三つが違えば判断が変わるからです。
そのため、回ごとに設定値と肌の反応を記録しています。前回の熱感が強かった方は次回を控えめの設定から、落ち着いていた方は同じ設定で、というように次の判断の材料にするためです。落ち着いていれば間隔を延ばし、気になる反応が続くようなら間隔と設定を見直す。この考え方は、痛みについても同じです。
施術を受けた場所が当院でなくても、原則は変わりません。気になるサインが見えたときは、その施術を行ったクリニックにまず伝えていただくのが安全です。判断に迷われるときは、写真を添えてご相談ください。いま待っていい状態なのかどうかから整理してお伝えします。ソウル・ハプチョン(合井)にあるクリニックとして、施術後の経過についてのご相談も受け付けています。
よくある質問
施術中に熱さが強いと感じたら、その場で伝えてもいいですか?
はい、遠慮なくお伝えください。感じ方には個人差があり、同じ機器でもエネルギーの設定によって印象が変わります。強いと感じたまま我慢するより、その場でお伝えいただいたほうが、設定を見直しながら進められます。
痛みと一緒に腫れが出ています。このまま様子を見ていいですか?
腫れが24〜72時間ほどかけて薄くなっていく方向であれば、経過を見る範囲と考えられます。ただし押すと硬さを感じる、境目がはっきりした形で腫れているという場合は、経過観察ではなくすぐの受診が向いています。何日目かと、時間とともに薄くなっているかどうかを合わせて見てください。
口コミで見た痛みの体験談と自分の症状が似ています。比べて判断してもいいですか?
写真や体験談は照明も時期もそれぞれ違うため、比較の基準にするのは難しいところです。代わりに、いま施術から何日目か、時間とともに薄くなっているか濃くなっているか、押すと痛むか。この三点を整理して、写真とあわせて施術を受けたクリニックへ問い合わせるほうが早く進みます。
ウルセラとサーマジを同じ日に受けました。どちらの痛みか分かりますか?
狙う層が違うため感じ方も異なることがありますが、反応だけを見てご自身で切り分けるのは難しいです。同じ日に二つの施術を受けたことをお伝えいただいたうえで、判断を受けていただくほうが安心です。









