スカルプトラとジュベルックの違いを紹介するイメージ
輪郭とボリューム

スカルプトラとジュベルックの違いは?持続期間から選び方まで解説

スカルプトラとジュベルックは、注入する層や深さの違いによって持続期間やボリューム感、痛みの現れ方が変わるとされています。製品選びの前に確認したいポイントを解説します。

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最終更新:2026年7月

スカルプトラとジュベルックは、どちらも肌の内側からハリを目指すコラーゲンブースターとして知られています。「結局どちらも同じような施術なのでは」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。実は、持続期間やボリューム感、痛みの強さに差が出る理由は、製品の種類そのものよりも「どの層に、どれくらいの深さで注入するか」に関係しているとされています。本記事では、スカルプトラとジュベルックの基本的な違いから、効果の現れ方、そして選び方のポイントまで詳しく解説します。

スカルプトラとジュベルックの基本的な違い

スカルプトラは、PLLA(ポリ乳酸)を主成分とするコラーゲンブースターです。ジュベルックは、PDLLAとヒアルロン酸(HA)を組み合わせた複合成分となっています。

HAを含まないスカルプトラは、施術直後はボリューム感がほとんど分からず、2〜3ヶ月ほどかけてコラーゲンが少しずつ増えていく経過をたどることが多いとされています。一方のジュベルックボリュームは、HAの働きにより施術直後からボリューム感を実感しやすい傾向があります。ただし持続期間は12ヶ月前後とやや短めです。

項目スカルプトラジュベルック
主成分PLLA(ポリ乳酸)PDLLA+ヒアルロン酸(HA)
ボリューム感の現れ方2〜3ヶ月ほどかけて徐々に施術直後から実感しやすい
持続期間の目安18〜24ヶ月程度12ヶ月前後
痛みの傾向やや重だるさを感じやすい比較的穏やかとされる

※個人差があります。上記はあくまで目安としてご参考ください。

スカルプトラとジュベルックの基本的な違いを示す図

持続期間やボリューム感の差が生まれる理由

スカルプトラの微粒子は、体内でマクロファージ(貪食細胞)の働きを受けて、コラーゲンI型を少しずつ増やしていくとされています。この反応には8〜12週間ほどかかり、適切な深さに注入できていれば持続期間は18〜24ヶ月ほど期待できます。ジュベルックも同様にコラーゲン誘導が起こりますが、分解がやや早いため、維持期間は12〜18ヶ月ほどが目安です。

ただし、この持続期間はあくまで「適切な層に、適切な深さで注入できた場合」の目安です。浅い層に注入されてしまうと、しこりのリスクが上がるだけでなく、持続期間もかえって短くなる場合があるとされています。

つまり、スカルプトラかジュベルックかを先に決めるのではなく、「気になる部分がどの層まで凹んでいるか」を確認することが優先されるといえるでしょう。製品選びは、その後に検討するのが自然な流れとされています。

効果の現れ方とダウンタイムの経過

施術直後は、注入部位に赤みや軽い腫れ、内出血が生じる場合があります。多くの場合は数日から1週間程度で落ち着くとされていますが、しこりのような硬さを感じることもあります。

スカルプトラは粒子がやや大きく、広い面積に分散して注入するため施術そのものに時間がかかりやすく、痛みも重だるく感じる方が多いようです。当院では表面麻酔クリームを40分ほど使用したうえで、リドカインを薬剤に混ぜて注入する方法を取り入れており、多くの方が「思ったより我慢できた」と話される印象です。

また、施術直後からしっかりボリューム感が出るジュベルックに比べ、スカルプトラは2〜3ヶ月かけて自然に肌の内側からハリが増えていく経過をたどります。「すぐに変化を感じたい」という方にはジュベルックが、「時間をかけてゆっくり自然な変化を求める」という方にはスカルプトラが向いているといわれています。

効果の現れ方とダウンタイムの経過を示す図

併用や選び方で注意したいポイント

「スカルプトラとフィラーを一緒に受けても良いですか」というご質問もよくいただきます。頬骨やこめかみ、あご先などの構造的な凹みはフィラーで整え、2〜4週間ほど間隔を空けてからスカルプトラで周辺の質感を整えるという順番を取り入れているクリニックもあるようです。同じ日に同じ部位へ両方注入することは、しこりのリスクを高める可能性があるため、避けた方が良いとされています。

また、一度に多くの量を注入することも、しこりや凹凸のリスクを高めやすいため注意が必要です。肌が薄い方や痩せ型の方は、2回・3回と回数を分けて少しずつ注入する方法が選ばれる傾向にあります。

結節やしこりは、口元や目の下のように皮膚が薄く、よく動く部位で起こりやすいとされています。ジュベルックはヒアルロン酸を含むため、必要に応じてヒアルロニダーゼで一部溶解できる場合がありますが、スカルプトラのPLLA成分には溶解剤がなく、マッサージや経過観察で時間をかけて改善を待つことになります。心配な症状が続く場合は、自己判断せず、必ず医師にご相談ください。

併用や選び方の注意点を示す図

まとめ

スカルプトラとジュベルックは、成分もボリューム感の現れ方も、持続期間も異なります。ただし、結果を左右する一番の要因は「どの層に、どれくらいの深さで注入するか」にあるとされています。

製品選びを先に決めるのではなく、ご自身の凹みがどの深さまで及んでいるのかを確認したうえで、医師と相談しながら決めていくことが大切です。しこりや腫れが心配な方も、自己判断で放置せず、まずは医師への相談をおすすめします。

ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「スカルプトラとジュベルック、どちらが自分に合うか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. スカルプトラとジュベルックは同じ日に受けられますか?

違う部位であれば同日に受けられる場合もありますが、当院ではあまりおすすめしていません。同じ日に2種類のコラーゲンブースターを注入すると、しこりや炎症が起きた際に原因の切り分けが難しくなるためです。2〜3週間ほど間隔を空けて部位ごとに分けて受ける方が安全とされています。

Q2. 料金はどちらが抑えられますか?

バイアルあたりの単価はジュベルックの方が抑えやすい傾向にあります。ただし持続期間で割って考えると、スカルプトラの方が月あたりの負担は軽くなるケースも少なくありません。クリニックや個人差により変わるため、カウンセリングで確認することをおすすめします。

Q3. 痛みの強さに違いはありますか?

スカルプトラは粒子がやや大きく、広い範囲に分散して注入するため重だるい痛みを感じやすいとされています。ジュベルックは比較的穏やかな痛みで済むことが多いようです。当院では麻酔クリームとリドカインの併用で負担を抑える工夫をしています。

Q4. しこりなどのリスクに違いはありますか?

口元や目の下のように皮膚が薄く動きの多い部位では、スカルプトラのPLLA成分によるしこりのリスクがやや高まるとされています。ジュベルックはヒアルロン酸を含むため、必要に応じて一部溶解できる場合がありますが、いずれも適切な層・深さへの注入が前提となります。

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