翌日に変わらないのは失敗?ボトックスが効き始める日と追加の目安
ボトックスは打った直後ではなく、数日かけて効いてくる施術です。効き始めの目安、部位ごとの時差、そして追加を相談してよい時期を経過の順に整理します。
この記事でわかること
· 多くの方は施術から2〜3日ごろに変化を感じ始め、1週間ほどではっきりしてきます
· 翌日に変化がなくても不自然ではありません。早い方では24時間以内のこともあります
· 筋肉が薄く動きの大きい眉間は早め、厚みのある部位は時間がかかる傾向があります
· 物足りないと感じても、1週間ほど経過を見てから医師に相談するほうが安全です
ボトックスは打ったその日から効くものだと思っていたのに、翌日も、その次の日も動きが変わらない。カレンダーを数えながら不安になる方がいらっしゃいます。
本記事では、効き始めるまでの日数と部位ごとの時差、追加を相談してよい時期、そして持続の目安までを経過の順に整理します。効果の出方には個人差がありますので、目安としてお読みください。
翌日に変わらないのは、自然な経過でしょうか
結論から申し上げますと、翌日に変化が乏しいのは不自然ではありません。薬剤は注射した瞬間に働くのではなく、神経から筋肉への伝達を少しずつ抑えていく過程を経るためです。
多くの場合、施術から2〜3日ごろに少しずつ変化を感じ始め、1週間ほどではっきりしてくる傾向があります。効果が現れる時期をまとめた研究でも、多くの方が2〜3日以内に変化を実感し、早い方では24時間以内、7日目にはほとんどの方に変化が見られたと報告されています。
眉間のしわを対象にした臨床研究でも、2日目から眉をひそめたときのしわが和らいだ方が多く、2週間かけて変化が徐々にはっきりしていったと報告されています。数日は待ってから判断する、という前提で見ていただくと落ち着いて過ごせます。
部位によって、効き始める時期がずれる理由
同じ日に同じ薬剤を使っても、部位が違えば変化を感じる時期は変わります。理由はシンプルで、筋肉の厚みと動きの強さが違うからです。
- 筋肉が薄く、動きが大きい部位(眉間や目もとなど)は比較的早く変化を感じやすい傾向があります
- 筋肉に厚みがある部位は、力が抜けてから見た目に出るまでに時間がかかる傾向があります
- 同じ方でも、よく使う側の表情筋のほうが戻りを感じやすいことがあります
そのため「友人は3日で変わったのに自分は変わらない」という比べ方は、あまり参考になりません。比べるなら他人ではなく、施術前のご自身の写真と、同じ角度・同じ表情で見比べてください。
1週間たっても物足りないとき、相談する順番
経過を確かめるときは、量が足りているかを考える前に、まず時間が足りているかを見ます。効果がゆっくり現れる施術のため、翌日や2日目の時点で追加を決めるのは早すぎます。
- 様子を見てよい段階:3〜7日目で、動かしたときの感覚が少しずつ変わってきている
- 様子を見てよい段階:赤みや軽いむくみ、内出血が日ごとに薄れている
- 相談したい段階:1週間を過ぎても、施術前の写真と比べて変化が分かりにくい
- 相談したい段階:左右差がはっきり気になる、まぶたや表情の動きに違和感がある
当院で経過を担当するキム・ダニエル・ハウォン首席院長も、追加の前には毎回1週間の経過をうかがいます。早い段階で足していくと、量が過剰になってしまう可能性があるためです。初めての方は少なめの量から始め、経過を見ながら調整していく進め方もあります。
持続はどれくらい?次を考える時期と注意点
効果は数ヶ月ほど続くことが多いとされています。製剤ごとの持続期間を比較した研究では、種類によって4〜5ヶ月ほど続いたと報告されています。持続には、製剤の種類や量、部位、そして普段の表情の使い方も関わってきます。
次を考える合図は、カレンダーよりも表情の戻り具合です。動かしたときに以前のような線が戻ってきたと感じたら、そのころが相談の時期になります。定期的に受けている方の中には、次第に持ちがよくなったと感じる方もいらっしゃいます。
副作用としては、注射した部位の赤みや軽いむくみ、内出血が生じる場合がありますが、数日から1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。長引く場合や気になる変化があるときは、早めに医師へご相談ください。妊娠中・授乳中の方や体調に不安がある方は、事前にお伝えください。
ソウルで受けて帰国する方が、備えておくとよいこと
日本から来られる方の場合、効果がはっきりしてくる時期はたいてい帰国後です。つまり、いちばん判断に迷う数日間を離れた場所で過ごすことになります。だからこそ、帰る前に手元に残しておく情報が大切になります。
- 受けた部位と量の記録をもらっておきましょう。次回の調整がしやすくなります
- 施術前の写真を、同じ角度・同じ表情で撮っておいてください
- 気になる変化が出たときの連絡先と、連絡してよい基準を確認しておきましょう
ソウル・ハプチョン(合井)のビューティーストーン医院(Beautystone)では、日本語でのご相談をLINEで承っています。帰国後に写真を送っていただければ、経過として自然な範囲かどうかをお伝えできます。強い痛みや腫れなど急ぐ症状のときは、まずお近くの医療機関を受診してください。費用は部位と量によって変わりますので、カウンセリング時にご案内しています。
よくある質問
初めてでも、しっかり効く量から始めたほうがいいですか?
少なめの量から始めて、経過を見ながら調整していく方法もあります。効き方には個人差があり、表情の癖によっても出方が変わるためです。1回目の量と変化の出方を記録しておくと、2回目以降の調整がしやすくなります。
内出血が出てしまいました。いつごろ落ち着きますか?
注射した部位の赤みや軽いむくみ、内出血は、数日から1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。出方には個人差がありますので、大事なご予定がある場合は逆算して施術日を決めておくと安心です。長引くときは早めに医師へご相談ください。
帰国後に気になる変化が出たら、どうすればいいですか?
まずは施術前と同じ角度で撮った写真を添えて、LINEでご相談ください。経過として自然な範囲かどうかをお伝えできます。痛みが強い、腫れが広がる、発熱があるといった急を要する症状のときは、連絡を待たずにお近くの医療機関を受診してください。










