シミ除去レーザー、IPLとピコトーニングどちらを選ぶべき?
シミ除去レーザーをご検討中の方へ。IPLとピコトーニングがかさぶたを通じて色素を除去する仕組みを理解すると、選択がずっとスムーズになります。

![[ビューティス・ドクターズ] IPL vs ピコトーニング、私の肌のシミに合うのはどっち?](https://wazsqvuzlsxxykdisytt.supabase.co/storage/v1/object/public/blog-images/uploads/1775836173389-43ulrayn.webp)
💡 読む前にまずご確認ください
Q. シミ除去は高価なレーザーほど
よく消えるのでしょうか?
A. 必ずしもそうではありません。
表面に浮いた薄いシミであれば、しっかりかさぶたを形成して
自然に剥がれ落とす方法が合っているかどうかが重要なポイントです。
機器の価格よりも「アプローチの方法」が先決です。
Q. シミはなぜ繰り返し再発するのでしょうか?
A. 色素が皮膚の浅い層だけに存在するのではなく、
紫外線や皮膚への刺激が繰り返されることで
色素細胞そのものが
過剰に活性化されているためです。
💡 ウィ・ヨンジン院長のコアインサイト
表面に見える薄いシミは、IPLまたはピコトーニングで
かさぶたを形成・脱落させる方法が
最も速く、確実です。

シミが消える本当の仕組み
— 「かさぶた」がカギです
多くの方が誤解されているのですが、
レーザーでシミを消すと聞くと
何かを焼き切って除去するような
イメージを持たれる方が多いんですね。
でも実際は少し異なります。
表面に見える薄いシミ
— そばかす、平らに張り付いたシミ、日光黒子(老人性色素斑)のようなもの —
これらは皮膚の表皮(最も外側の層)または
その直下に色素が集まっている状態です。
これを除去する最も速くて確実な方法は、
その色素細胞にピンポイントでエネルギーを照射して
かさぶたを形成させ、
そのかさぶたが自然に剥がれ落ちることで
色素を一緒に排出させることです。
「かさぶた」と聞くと
傷ができるイメージがありますよね。
でも、ここでいうかさぶたは
ずっと微細なものです。
IPLやピコトーニングが
色素に選択的に吸収されることで
その部位だけにわずかなダメージを与え、
皮膚がそれを「古い細胞」と認識して
押し出していく過程なんです。
その過程こそが
「かさぶたができて剥がれた」と私たちが表現するものです。
正直に言うと、かさぶたがしっかり
形成されないと効果も半減します。
エネルギーが弱すぎたり、
色素の種類に合わない波長を使用すると
色素にエネルギーが適切に吸収されず、
かさぶた自体が生じなかったり
不完全な形成になったりします。
そうなると、施術を受けても
シミがぼんやりと薄くなるだけで、
すぐ元に戻るような感覚になるわけです。
ただ、ここで重要なことがあります。
IPLとピコトーニングは
この「かさぶたを形成する方法」がそれぞれ異なります。
IPLは広い波長域の光を
一度に照射する方式のため、
色素が広範囲に広がっている場合に効率よく整えるのに適しており、
ピコトーニングは極めて短時間に
強いエネルギーを放出する方式のため、
色素粒子をより細かく粉砕して
かさぶたをより明確に形成するのに優れています。
同じ結果を目指しながら、
アプローチの経路が異なるということです。
👨⚕️ ウィ・ヨンジン院長のまとめ
表面に見える薄いシミは
色素が表皮に集中している状態です。
IPLやピコトーニングで
その色素に正確にエネルギーを届けてかさぶたを形成し、
かさぶたが脱落することで色素が一緒に排出される
— これがシミ除去の核心的な仕組みです。
機器の名前よりも
「自分のシミにしっかりかさぶたを形成できる方法か」を
まず確認することが大切です。

では、自分のシミには何が合うのか
— タイプ別に整理してご説明します
ケースによって異なりますが、
私は通常このように分けてアプローチしています。
① そばかす・平らで薄いシミが
広範囲に広がっている場合
このような方はIPLから始めると
効率的なことが多いです。
一度に広い面積をカバーしながら色素を整えるため、
顔全体のトーンのムラも一緒に改善できます。
ダウンタイムが長くなく、かさぶたも比較的小さく形成される傾向があるため、
日常生活を送りながら受けやすいというメリットもあります。
ただし、色素が深い部分にある場合や濃い場合には
IPLだけでは限界があります。
② 一つ二つの明確なシミや、日光黒子のように境界がはっきりしたシミ
このようなケースは
ピコトーニングの方が効果的なことが多いです。
エネルギーが狭く集中的に照射されるため
色素粒子を細かく粉砕する力が強く、
かさぶたが明確に形成されて脱落するプロセスが
より顕著に現れます。
他院で10回受けても効果がなかったという方が、
当クリニックでピコトーニングを2〜3回受けた後に
ご満足いただけたケースが多くありました。
ほとんどは波長やエネルギー設定が
シミのタイプに合っていなかった場合でした。
③ 肝斑とシミが混在している場合
これは少し異なる話になります。
肝斑はかさぶたを形成するアプローチをすると
かえって悪化する可能性があるため、
シミと肝斑を明確に区別することが先決です。
混在している場合は低エネルギーのピコトーニングや
複合プロトコルでアプローチしますが、
これは実際に肌の状態を診てから決める必要があります。
正直なところ、カウンセリングなしに
断定するのが難しいケースです。
ただ、これが手放しで良いわけではありません。
かさぶたが形成される施術である以上、
かさぶたが自然に剥がれ落ちるまで
無理に取ったり刺激を与えたりすると
色素沈着が生じる可能性があります。
通常5〜10日ほどは
かさぶたが自然に脱落するのを待つ必要があり、
この期間中の紫外線対策は非常に重要です。
このアフターケアをいかにしっかり行うかによって
結果がかなり変わってきます。
よくあるご質問
Q1. シミ除去レーザーは
1回受けるだけで完全に消えますか?
A. 薄くて境界がはっきりしたシミは
1〜2回でもかなり改善されるケースがあります。
ただし、シミが完全に消えたように見えても、
皮膚内の色素細胞自体が活性化した状態であれば
紫外線への露出などにより再発することがあります。
「1回で永久除去」というよりも、
継続的なケアとして捉えていただき、日焼け止めを
継続的に併用されることが現実的な方法です。
Q2. 施術後にかさぶたができたら
洗顔やメイクはどうすればよいですか?
A. かさぶた部位に直接強い摩擦や
圧力をかけないことが重要なポイントです。
洗顔は可能ですが、かさぶたが形成された部位は
水分をそっと押さえるように吸収させ、
こすらないようにしてください。
かさぶたの上にファンデーションやカバー製品を塗ることは、
かさぶたが自然に脱落するまでは
できる限り控えることをお勧めします。
Q3. 肌が敏感な方でも、
シミのレーザー施術を受けても大丈夫ですか?
A. 敏感肌だからといって
必ずしも受けられないわけではありません。
ただし、エネルギー設定を
より慎重に行う必要があるケースが多く、
施術前後の肌バリアケアを
いかに行うかがより重要になります。
敏感肌の方はカウンセリング時に必ずお伝えください。
アプローチ方法そのものを別途
設計する必要があるケースもありますので。
施術前に十分にカウンセリングを受けてから
ご決断されることをお勧めします。
ビューティス・ドクターズ ウィ・ヨンジンでした。
合わせて読みたい記事
▶日曜日に営業しているクリニックの実態:「ただ開いているだけでなく、院長が施術しているか確認してください」









