IPLとピコトーニングの違いを比較するイメージ

シミ取りはIPLとピコトーニングどっちが効果的?選び方を解説

顔に浮き出るシミやそばかすは、レーザーの当て方よりも「かさぶたをきちんと作れているか」が消え方を左右します。IPLとピコトーニングの仕組みの違いと、タイプ別の選び方を解説します。

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最終更新:2026年7月

IPLとピコトーニングとは何か

鏡を見るたびに、頬や小鼻のあたりに浮き出たシミが気になってしまう方は少なくないのではないでしょうか。

スキンケアだけでは色素の変化を実感しにくく、美容医療でのアプローチが効果的な場合があります。

本記事では、代表的な色素治療であるIPLとピコトーニングの仕組みの違いと、シミのタイプ別に向いている施術について詳しく解説します。

ここでは、シミ取りに使われる代表的な2つの光治療について紹介します。

IPLは、複数の波長を含む光を一度に照射する治療法です。色素が広範囲に散らばっているケースの地色補正に向いているとされています。

一方、ピコトーニングはピコ秒単位の非常に短いパルスで強いエネルギーを発生させるレーザー治療です。色素の粒子を細かく砕く力に優れているといわれています。

どちらも機器の新しさや価格だけで選ぶものではなく、ご自身のシミの状態に合っているかどうかが選択のポイントになります。

シミが消える仕組みとかさぶたの役割

シミ取りレーザーと聞くと、色素を焼き切って消すイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

実際の仕組みは少し異なります。表皮からそのすぐ下にかけて集まった色素に、レーザーのエネルギーが選択的に吸収されることで、その部分にごく微細な組織反応、いわゆるかさぶたが生じます。

個人差はありますが、通常はこのかさぶたが自然に剥がれ落ちる過程で、内部の色素も一緒に排出されると考えられています。

ここで重要なのは、エネルギーが不足していたり、シミのタイプに合わない波長を選んでしまうと、かさぶたが十分に形成されず、色素が中途半端にしか排出されない場合があることです。

その結果、施術を受けても色味がぼんやりと薄くなるだけで、しばらくすると目立ってきたと感じるケースにつながることがあります。

かさぶたによる色素排出の仕組みを示す図

IPLとピコトーニングの違いを比較

以下では、2つの施術の特徴を項目ごとに比較します。

項目IPLピコトーニング
得意な範囲広範囲に散らばった薄いシミ境界がはっきりした濃いシミ
かさぶたの出方比較的小さく浅い傾向はっきり形成されやすい傾向
ダウンタイムの目安比較的短めやや長めになる場合あり

同じ「シミを消す」というゴールでも、アプローチの経路が異なる点を押さえておくと、施術選びで迷いにくくなります。

IPLとピコトーニングの特徴を比較する表のイメージ

シミのタイプ別、向いている施術

ここでは、シミのタイプ別に向いている施術の目安を紹介します。

そばかすや薄いシミが広範囲にある場合

このタイプはIPLから始めるのが効率的な場合が多いです。一度に広い範囲をカバーできるため、顔全体のトーンのムラも同時に整えやすい傾向があります。ただし、色素が濃い、あるいは深い場合はIPLだけでは不十分なこともあります。

輪郭がはっきりした一つ二つの濃いシミがある場合

このようなケースはピコトーニングの方が向いていることが多いです。エネルギーが狭い範囲に集中する分、色素を細かく砕く力が強く、かさぶたの形成と脱落のプロセスがより明確に現れる傾向があります。

シミと肝斑(かんぱん)が混在している場合

肝斑はかさぶたを作る方式で扱うとかえって悪化する可能性があるため、まずはシミと肝斑を見極めることが大切です。混在している場合は、低出力のピコトーニングや複合的なプロトコルで対応することもありますが、これは自己判断が難しく、医師による診察が必要です。

施術後のダウンタイムとリスク・注意点

かさぶたを作る治療である以上、経過中の過ごし方が結果を左右します。

個人差はありますが、通常5〜10日ほどでかさぶたが自然に剥がれ落ちることがほとんどです。この間、無理に触れたり擦ったりすると色素沈着につながる恐れがあるため注意が必要です。

洗顔はできますが、かさぶたの部分は水分を優しく押さえるように吸収し、こすらないようにしてください。ファンデーションなどのカバー用品は、かさぶたが自然に取れるまでは控えることをおすすめします。

この期間の紫外線対策は特に重要です。日焼け止めは必ず塗るようにしてください。

症状が長引く場合や、想定より強い反応が出ている場合は、自己判断せず速やかに医師にご相談ください。

施術後のダウンタイムケアを説明するイメージ

まとめ

顔に浮き出るシミは、機器の名前よりも、色素にきちんとかさぶたを作れる当て方になっているかどうかが結果を左右します。

広範囲に散らばった薄いシミにはIPL、輪郭のはっきりした濃いシミにはピコトーニングが向いている傾向がありますが、肝斑が混在している場合など、判断が難しいケースもあります。

ただし、施術後はかさぶたが自然に取れるまでのケアと紫外線対策がとても大切です。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。

ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「自分のシミにはどちらが合うのか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. シミ取りレーザーは1回で完全になくなりますか?

色が薄く輪郭のはっきりしたシミであれば、1〜2回の施術でも見た目の変化を感じられることがあります。ただし、シミが目立たなくなったように見えても、色素をつくる細胞自体が活発な状態のままであれば、紫外線などの影響で再び現れることがあります。一度の施術ですべてなくすというより、紫外線対策を続けながら経過をみていく管理の視点で捉えることをおすすめします。

Q2. 施術後にかさぶたができたら、洗顔やメイクはどうすればいいですか?

かさぶたの部分に強い摩擦や圧力がかからないようにすることが大切です。洗顔自体は問題ありませんが、かさぶたの部分は水分を軽く押さえるように吸収し、こすらないようにしてください。ファンデーションなどのカバー用品を重ねるのは、かさぶたが自然に取れるまではできるだけ控えることをおすすめします。

Q3. 肌が敏感なのですが、シミ取りレーザーを受けても大丈夫ですか?

敏感肌だからといって、必ずしも施術を受けられないわけではありません。ただし、エネルギーの設定をより控えめにする場合が多く、施術前後の肌バリアケアがこれまで以上に重要になります。敏感肌の方は、カウンセリングの際にその旨を医師にお伝えください。アプローチ自体を変えて対応するケースもあります。

Q4. IPLとピコトーニング、結局どちらを選べばいいですか?

シミが広範囲に薄く広がっている場合はIPL、輪郭がはっきりした濃いシミにはピコトーニングが向いている傾向があります。ただし、シミと肝斑が混在しているなど自己判断が難しいケースもあるため、実際の肌状態を見たうえで医師と相談しながら決めることをおすすめします。

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