レスチレンとジュビダームの違いを比較するイメージ
リフティング

レスチレンとジュビダーム、同じヒアルロン酸なのに何が違う?選び方を解説

レスチレンとジュビダームは同じヒアルロン酸フィラーですが、架橋技術の違いによって持続期間や質感、向いている部位が異なります。仕組みの違いと部位ごとの選び方をわかりやすく解説します。

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最終更新:2026年7月

レスチレンとジュビダームは、どちらも代表的なヒアルロン酸フィラーです。しかし、「同じヒアルロン酸のはずなのに、選ぶ製品によって仕上がりの印象がまったく違う」と感じたことはありませんか。実はこの違いは、価格の高さではなく、ヒアルロン酸を安定させる架橋技術の違いによるところが大きいとされています。本記事では、レスチレンとジュビダームの仕組みの違いと、部位ごとにどちらが向いているのかについて詳しく解説します。

レスチレンとジュビダーム、同じヒアルロン酸で仕上がりが変わる理由

レスチレンはスウェーデンのGalderma(ガルデルマ)社が手がけるヒアルロン酸フィラーで、ジュビダームはアメリカのAllergan(アラガン、現AbbVie)社の製品です。原料はどちらも同じヒアルロン酸ですが、体内で形状を保ちやすくするために分子同士を結びつける「架橋」の方式が異なります。

レスチレンはNASHA、OBT(XpresHAn)という技術を採用しています。一方のジュビダームはVYCROSS、HYLACROSSという技術を用いており、この違いによって注入後に組織へ広がる程度や硬さ、持続期間に差が出るとされています。

つまり、どちらが優れているというよりも、架橋技術によって得意な仕上がりが異なると考えるとわかりやすいでしょう。

レスチレンとジュビダームの架橋技術の違いを示す図

部位で変わる相性 ― 目の下・口元・あごの選び方

フィラーは、部位によって求められる性質が異なります。例えば、皮膚が薄く表情の動きが多い部位に、ジュビダームボリューマのような高粘弾性タイプを深く多めに注入すると、笑ったときにかたまり感が出やすくなる場合があります。

一方、NASHA技術を採用したレスチレンリフトは、粒子が比較的硬く、周囲の組織にあまり広がらない特徴があります。そのため支持力を保ちながらも、表情の動きを妨げにくいとされています。

OBT(XpresHAn)技術の製品は柔軟性を高めているため、口元のように動きの多い部位に向いているとされています。ジュビダームのVYCROSSは高濃度・高粘弾性で、ボリュームを出す力に優れています。

目の下のように薄く繊細な部位、口元のように動きが多い部位、あご先のように支持力が必要な部位など、部位ごとに向いている製品は異なります。どちらか一方が万能というわけではなく、部位に応じた使い分けが大切です。

部位ごとに適したフィラーの選び方を示す図

レスチレンとジュビダームの違い一覧

ここまでの内容を、架橋技術と特徴の観点から整理すると、以下のようになります。

項目レスチレンジュビダーム
開発企業Galderma(スウェーデン)Allergan/AbbVie(アメリカ)
架橋技術NASHA・OBT(XpresHAn)VYCROSS・HYLACROSS
特徴粒子が硬めで支持力が高い高粘弾性でボリュームを出しやすい
向いている部位の傾向あご先など支持力が必要な部位頬など広い範囲のボリューム

上記はあくまで一般的な傾向であり、実際にはお肌の状態や希望する仕上がりによって最適な組み合わせは変わります。ご自身の状態については、施術前の診察でしっかり確認することをおすすめします。

施術後の注意点 ― 初期の感触と安全性のリスク

レスチレンのNASHA系製品は硬さがある分、施術直後から1〜2週間ほどは触るとやや違和感を覚えることがあります。皮膚が薄い方では、表面に凹凸として感じられる場合もあります。ただし、これは注入する深さや量を調整することである程度コントロールできる範囲とされています。

また、ヒアルロン酸フィラーは、万が一トラブルが生じてもヒアルロニダーゼという分解酵素で溶かせる点が大きな利点です。ただし、血管内に誤って注入されると、皮膚壊死など重篤な合併症につながる恐れがあります。解剖学的な知識が豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

施術後に強い痛みや皮膚の色の変化がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。普段と違う症状が出ていないか、数日間は注意して様子を見ましょう。

フィラー施術後の注意点と安全性を示す図

まとめ

レスチレンとジュビダームは、同じヒアルロン酸を原料としながらも、架橋技術の違いによって硬さや持続期間、広がり方が異なります。どちらが優れているかではなく、目の下・口元・あご先など、部位ごとの特性に合った製品を選ぶことが、自然な仕上がりにつながるといえるでしょう。

ただし、フィラーには血管閉塞などのリスクも伴うため、解剖学的な知識を持つ医師のもとで施術を受けることが大切です。ご自身の肌状態や希望する仕上がりを理解したうえで、医師と相談しながら製品を選ぶことをおすすめします。

「どの製品が自分に合うのかわからない」という方は、ソウル・合井のBeautystoneクリニックのLINEでのご相談もご利用いただけます。お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. 施術後すぐに運動してもいいですか?

施術当日から翌日にかけては、激しい運動は避けることをおすすめします。血流が良くなると腫れが長引きやすくなるほか、フィラーが定着する前に大きく動くと、想定した位置からずれる場合があります。軽い散歩程度であれば問題ないとされています。

Q2. 効果はどのくらい持続しますか?

部位や製品によって異なりますが、レスチレンリフトやボリュームは12〜18ヶ月程度、リファイン・ディファインは9〜12ヶ月程度が目安とされています。目の下のように動きの少ない部位では、それ以上長く持続するケースも少なくありません。

Q3. 副作用が心配ですが、安全に受けられますか?

ヒアルロン酸フィラーは、トラブルが生じた場合にヒアルロニダーゼで分解できる点が特徴です。ただし、血管内への誤注入は皮膚壊死などの重篤な合併症につながる恐れがあるため、解剖学的な知識が豊富な医師を選ぶことが大切です。施術後に強い痛みや色の変化がある場合は、速やかに医師へご相談ください。

Q4. レスチレンとジュビダーム、どちらを選べばいいですか?

どちらが優れているというよりも、部位や求める仕上がりによって向いている製品が異なります。皮膚が薄く動きの多い部位か、支持力を重視したい部位かなど、ご自身の状態に合わせて医師と相談しながら選ぶことをおすすめします。

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