サーマジは痛い?部位ごとの差と痛みを和らげる準備を解説
痛みの強さは出力ではなく、当てる部位と当日までの準備で変わります。部位ごとの差と、和らげる3つの準備を整理します。
たるみのケアを考えるとき、痛みが心配で踏み出せないというのは多くの方が抱えるお悩みの1つです。サーマジは痛いと聞いて、カウンセリングの段階で迷われる方も少なくありません。
実際のところ、痛みの強さは出力の大きさだけで決まるものではありません。どの部位に当てるのか、そしてどんな準備をして臨むのかで、感じ方はかなり変わってきます。
本記事では、部位ごとの痛みの差と、その背景にある仕組み、ショット数との関係、当日までにできる準備までを詳しく解説します。
サーマジの痛みは部位によって変わります
ここでは、まず部位ごとの感じ方の違いを整理します。サーマジ(高周波RF)は、高周波の熱を真皮の深い層まで届けてコラーゲンを引き締め、再生を促すリフティング施術です。
超音波を一点に集めるシュリンクやウルセラとは異なり、サーマジは面で熱を敷いていく方式です。広い範囲を一度に温められる一方、骨の上にある薄い皮膚では熱をそのまま受け止める形になります。
個人差はありますが、痛みの強さを0から10で表すと、おおよそ次のような差が出ます。
| 部位 | 麻酔なしの目安 |
|---|---|
| 頬骨のあたり | 8ほど |
| フェイスライン | 7ほど |
| 額 | 6ほど |
| 頬 | 5ほど |
同じ設定で当てていても、部位によってこれだけ体感が違います。痛かったという感想と、思ったより平気だったという感想が分かれるのは、当てた部位の構成が違うことも関係しています。

骨の上で痛みが強く感じられる仕組み
サーマジの高周波は、真皮の2.5〜3mmほどの深さまで均一に熱を伝えます。皮下に脂肪の層がある頬では、熱が広がる余地があるため、感じ方はやわらぎます。
一方で、頬骨・フェイスライン・こめかみのように皮膚のすぐ下に骨があるところは、熱の逃げ場がありません。そのぶん神経へ伝わりやすく、鋭い熱さとして感じられます。皮膚の厚みと神経の分布が、痛みの差をつくっているとお考えください。
なお、痛いほど効果が高いという言い方を耳にすることがありますが、これは正確ではありません。痛みは当てた部位の構造から生まれるもので、引き締まり方とそのまま比例するわけではないためです。

ショット数と痛みの関係
ショット数を決めるときに基準になるのは、痛みよりも、たるみの程度と年代です。目安は次のとおりです。
| ショット数 | 向いているケース | 麻酔後の体感の目安 |
|---|---|---|
| 600ショット | 30代前半・予防を目的とする方 | 3〜4ほど |
| 900ショット | 30代後半から40代の標準的な範囲 | 4〜5ほど |
| 1200ショット | 50代以上・たるみがはっきりしている方 | 5〜6ほど |
ここで押さえておきたいのは、1200ショットが600ショットの2倍痛いわけではないという点です。同じところに重ねて打つのではなく、より広い範囲へ分散させるため、1か所あたりの強さは大きく変わりません。
チップを押し当てる圧の強さ、当てている時間、冷却をかけるタイミングを整えることでも、体感は1から2ほど下がることがあります。当日つらいと感じたら我慢せず、その場で施術者へお伝えください。

痛みを和らげる3つの準備
ここでは、当日までにできる準備を3つに分けてご紹介します。個人差はありますが、この3つを組み合わせると、頬骨のように強く感じやすい部位でも4ほどまで下がることが多いです。
- 麻酔クリームを十分な時間おく — 60分ほどが目安です
- 鎮痛薬を事前に飲んでおく — 服用の可否は事前に医師へご確認ください
- 強く感じやすい部位を冷やしながら進める
とくに大切なのが1つ目です。麻酔クリームの成分が真皮の神経まで届くには、50〜60分ほどかかるとされています。20分ほどで施術に入ってしまうと表面だけしか効かず、深いところの熱はそのまま感じることになります。予約の際に、塗ってから待つ時間を確認しておきましょう。
鎮痛薬については、アセトアミノフェン単独よりも、痛みを伝える物質に働きかけるタイプを併用するほうが向いているとされています。ただし持病やアレルギーのある方は自己判断で飲まず、必ず事前に医師へご相談ください。
なお、眠っている間に終えたいというご希望をいただくことがありますが、当院では静脈麻酔をあまりおすすめしていません。反応を見ながら出力を細かく調整することが安全につながるため、その手がかりが得られなくなるほうが不利になるからです。

施術後の痛みとダウンタイムの目安
施術直後は数時間ほど、ほてりのような熱感が残ります。翌日まで軽いうずきが続く場合もありますが、これはコラーゲンが引き締まるときに起こるよくある経過で、通常は2〜3日のうちに治まります。
そのほか、次のような反応が見られることがあります。
- うっすらとした赤み — 多くは当日から翌日に落ち着きます
- 軽いむくみや張り感 — 数日のうちに引いていく方が多いです
- 乾燥しやすい状態 — 保湿を続けると和らぎます
熱が入った肌に紫外線が重なると色素が残ることがありますので、この時期は必ず日焼け止めを塗ってください。当日の激しい運動やサウナ、飲酒は控えましょう。
痛みや腫れが数日たっても引かない場合、水ぶくれができた場合は、自己判断で様子を見ずに施術を受けた医療機関へご相談ください。

まとめ
サーマジの痛みは、骨の上の薄い皮膚ほど強く感じられ、頬骨とフェイスラインが山になります。ただしショット数が増えれば比例して痛くなるわけではなく、麻酔クリームを60分ほどおくこと、鎮痛薬を事前に飲むこと、冷却を組み合わせることで感じ方は大きく変わってきます。
ただし、熱を扱う施術である以上、赤みやほてり、乾燥といったリスクも伴います。ご自身の肌の状態と痛みの感じ方を理解したうえで、医師と相談して出力と範囲を決めることが大切です。
「サーマジは痛いと聞いて迷っている」という方は、ソウル・合井のBeautystoneクリニックでLINEでのご相談を承っています。お気軽にご相談ください。


