シュリンクの効果はいつから?何週目に判断すればいいかを解説
シュリンクの効果が見えてくる時期を週ごとに分け、12週目に同じ条件の写真で比べる方法とダウンタイムの目安をまとめました。
シュリンクの効果は、施術の直後ではなく12週前後に判断します。直後に鏡で感じるハリにはむくみが混ざっていて、コラーゲンが増える変化は数週間かけてゆっくり進みます。そのため1〜2週目に変化がないように見えても、まだ結論を出す時期ではありません。
この記事のポイント
- シュリンクの効果は、直後の感覚ではなく12週前後に同じ条件で撮った写真で判断します。
- 個人差はありますが、1回の施術のあとの軽い引き締まりは2〜6か月かけて少しずつ現れます。
- 水ぶくれや顔の片側が動かしにくいときは、日にちを待たずにすぐ受診してください。
施術当日から1週目のハリは、シュリンクの効果?
当日から1週目のハリは、効果として数えないほうが安心です。超音波の熱が皮膚の中のいくつかの深さに点のように集まり、赤みや軽いむくみが一緒に出るためです。むくみが引く数日のあいだに、顔が元に戻ったように感じることもあります。
1週目の写真を基準にすると、むくみが引いた分だけ効果が減ったように見えてがっかりしがちです。この時期は写真で比べるより、赤みとむくみが落ち着いていくかを見ておきましょう。比べる出発点は、施術の前に撮った写真です。

2〜4週目に変化がないのは失敗?
2〜4週目に変化がなくても、失敗とは言えません。熱を受けたところで新しいコラーゲンができるまでには、数週間かかります。22人が1回受けた研究では、2か月後に組織を調べた11人で、真皮のコラーゲンが増えて真皮が厚くなっていました。
*真皮:皮膚の表面の下で、ハリと弾力を支える層です。*
頬やお腹などにHIFUを1回受けた32人の研究では、4週と12週に写真と弾力を測っています。弾力がはっきり良くなったと報告されたのは12週でした。直後に10点満点で平均3点だった痛みは、4週目には0点でした。どちらもシュリンクだけを測ったものではなく、同じ方式(高密度焦点式超音波、HIFU)の機器の結果です。
診察では、たるみが皮膚の表面のハリの問題か、その下の脂肪や筋膜が下がったものかを層ごとに分けて見ます。どの層が主な原因かによって、12週目に期待できる変化の大きさも変わります。

8〜12週目は、どう比べれば効果がわかる?
8〜12週目には、施術前の写真と同じ条件で撮り直し、並べて見ます。別のHIFU機器(ウルセラ)を1回受けた20人の研究では、正面・45度・横顔の写真を施術前と3か月目に撮って比べました。3か月目には7つの部位すべてで改善が見られ、フェイスライン・頬・口元で変化が大きくなっていました。
写真は、次の条件を施術前とそろえると比べやすくなります。
- 同じ時間帯、同じ場所、同じ照明
- 正面・45度・横顔の3枚
- 無表情で口を閉じた状態
- 髪を結び、メガネを外した顔
- カメラと顔のあいだを同じ距離に
照明や顔の角度が少し違うだけで、フェイスラインの影が変わり、効果が大きくも小さくも見えます。個人差はありますが、1回の施術で多くの方は2〜6か月のうちに軽い引き締まりを感じるとされています*。
*米国皮膚科学会の患者向け案内にもとづきます。*

シュリンクのダウンタイム:様子を見てよい反応とすぐ受診するサイン
赤み、むくみ、あざは、時間とともに治まる反応です。ウルセラを受けた20人のうち、赤み・むくみは6人、あざは2人に出て、いずれも2週間以内に消えました。押すと鈍く痛む感じも、数日で軽くなっていくかを見ておきましょう。長引く場合は速やかに医師へご相談ください。
次のような変化があるときは、12週を待たずにすぐ受診してください。
- 水ぶくれができる、皮膚がただれて汁が出る
- むくみが引かず、その部分がへこむ、または色が変わる
- 顔の片側が動かしにくい、口角が下がる
こうした問題は、まれに報告されています*。LINEでのやり取りは、診察の代わりにはなりません。
*HIFU機器のあとに水ぶくれや潰瘍が出た5人の症例と、顔の神経の損傷の症例報告にもとづきます。*

韓国旅行の日程に組み込むときの注意点
静脈麻酔(眠る麻酔)を使った日を除けば、施術のあとに帰りの飛行機を遅らせる必要はありません。
シュリンクは1回で大きく変わるというより、数週間から数か月かけて少しずつ以前の状態に近づいていく施術です。滞在中に結果を見届けることはできないため、施術前の写真をご自身のスマートフォンに残してから帰国しましょう。帰国後に気になることがあれば、LINEで写真を添えてご相談いただけます。強い異常がある場合は、まず現地の医療機関を受診してください。

まとめ:12週目の写真で次を決めるには
12週目の写真でも差が小さいときに、次の段階を考えます。まず施術前の写真と撮影条件が同じだったかを確かめ、たるみが深い層の問題だったかを見直します。施術前と12週目の写真を同じ照明・同じ角度で撮っておくと、熱を入れた深さによる変化を自分でも見比べやすくなります。
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位・ショット数により異なります。ソウルのハプチョン(合井)、ホンデ(弘大)近くにあるBeautystoneでは、LINEでご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。お問い合わせの際は、2枚の写真に施術日、受けたショット数、いちばん気になる部分を添えてください。次の回を受けるか、別の深さを試すかを決める材料になります。
参考資料
- 切らないたるみ治療で効果が見えてくる時期と回数 — 米国皮膚科学会(AAD)
- HIFU1回の2か月後に皮膚組織のコラーゲンを調べた22人の研究 — Dermatol Surg, 2011
- HIFU1回のあと4週・12週の弾力と痛みを測った32人の研究 — Skin Res Technol, 2017
- ウルセラ1回のあと3・6か月の写真で顔の7部位を比べた20人の研究 — Ann Dermatol, 2015
- ウルトラフォーマーMPTで目もとを治療し12週目に見た34人の研究 — JPRAS Open, 2025
- 顔と首にHIFUを受けた75人の3か月の効果と副作用 — J Cosmet Dermatol, 2020
- 超音波リフトのあとに水ぶくれや潰瘍が出た5人の症例 — Lasers Surg Med, 2018
- HIFUのあとの顔の神経の損傷の症例報告 — J Cosmet Dermatol, 2018
よくある質問
Q. シュリンクの効果はどのくらい続きますか?
A. シュリンクの効果がどのくらい続くかを、シュリンクだけで測った研究は見つかっていません。別のHIFU機器(ウルセラ)を1回受けた20人の研究では、3か月目に良くなった状態が6か月まで続いていました。顔の老化は進み続けるため、次の時期は12週目の写真を見て診察で決めます。
Q. シュリンクは1回だけで十分ですか?
A. シュリンクを1回受けたときに期待できる変化は、少し引き締まる程度です。米国皮膚科学会の患者向け案内でも、追加で受けるとさらに良くなる場合があるとされています。追加の回が必要かは、12週目の写真でたるみが残る部分を見て診察で決めます。
Q. シュリンクユニバースも、効果が出る時期は同じですか?
A. シュリンクユニバースだけで効果の時期を測った論文は見つかっていません。同じメーカー(クラシス)のウルトラフォーマーMPTで目もとを1回治療した34人の研究では、12週目に結果を見ています。26人(76%)が目もとが変わったと答え、赤みとむくみは3〜4日で治まりました。
Q. シュリンクは痛いですか?
A. シュリンクのようなHIFUの施術は、熱が入るときに痛みがあります。目もとのHIFUの研究では痛みの点数が10点満点で平均3.75点で、このとき麻酔クリームを40分塗っていました。麻酔クリームなどの麻酔の方法は、部位や痛みへの敏感さを見て診察時に決めます。
Q. シュリンクのあと、あごのあたりがしびれるのは大丈夫ですか?
A. シュリンクのようなHIFUの施術のあとのしびれは、まれに報告されています。顔と首にHIFUを受けた75人の研究では、1人が右のあごのあたりにしびれを感じ、10日以内に自然に治まりました。しびれが長引く場合や顔の片側が動かしにくい場合は、すぐ受診してください。
Q. シュリンクとハイフは違うものですか?
A. シュリンクは、ハイフ(HIFU、高密度焦点式超音波)という方式を使う機器の一つです。超音波の熱を皮膚の中の決まった深さに点のように集める仕組みは共通しています。シュリンクだけを測った論文は見つかっていないため、効果の時期は同じ方式の機器の研究を目安にしています。







