ウルセラ後の経過は1週間どう記録する?ダウンタイムの見方を解説
ウルセラ後の1週間は、施術前・2日目・7日目の写真と毎朝の短いメモで経過を追うと、回復の途中か、すぐ伝えたい変化かを見分けやすくなります。腫れや赤みの見方、鈍い感覚の範囲の書き留め方、相談での記録の使い方をまとめました。
ウルセラ後の1週間は、左右が同じくらいに赤く腫れ、それが日ごとに薄くなっていれば、回復の途中と考えられます。水ぶくれや汁、ただれた皮膚、顔の片側の動きにくさに気づいたら、日数を数えずにご連絡ください。施術前・2日目・7日目に同じ条件で写真を残しておくと、この2つを見分けやすくなります。
ウルセラ直後から1週間、いつ何を記録すればいい?
写真は、施術の前に1枚、そのあと2日目と7日目に1枚ずつ撮るのが目安です。2010年の研究でも、顔全体と首に照射した35人を、2日・7日・28日・60日・90日の写真で追っていました。正面と横顔を、毎回決まった条件で撮っています。
ご自宅では、窓のそばのように明るさが変わりにくい場所を一つ決めておきましょう。写真とは別に、毎朝のメモを短く残しておくと、変化の流れが見えてきます。
- 赤みと腫れが、前の日より軽くなったか
- 押したときの痛みが、どのあたりにあるか
- 感覚が鈍い場所があれば、その広さ
- 新しく気づいた変化と、気づいた時刻
メモに日付を入れておけば、赤みがいつ薄くなったのかを、あとからすぐにたどれます。

ダウンタイム中の腫れや赤み、毎朝の鏡でどこを見る?
毎朝の鏡では、左右で同じくらいか、前の日より軽くなっているか、照射した範囲の外まで広がっていないかを見てください。この3つが当てはまれば、回復に向かっている途中と考えられます。
腫れ、赤み、施術後の痛みは、論文19本・506人分のデータを見直したレビューで、最も多く見られた反応でした。多くは一時的なものです。重い副作用は論文の中ではまれで、皮下の組織がやせた1件が別に記録されていました。
一方で、片側だけ腫れが大きくなる、赤い範囲が広がっていくときは、翌日まで待たずに写真を添えてご連絡ください。

鈍い感覚やピリピリ感は、範囲をどう書き留める?
感覚が鈍いところは、その境目が毎日内側へ縮んでいるかで見ていきます。範囲が狭まってきた場合も、施術した医院へ一度知らせておきましょう。境目が外へ広がる、表情がぎこちなくなるときは、待たずに診察を受けてください。
米国で医療機器のトラブルとして届けられた106件をみると、神経の症状が多く上がっていました。感覚の鈍さ、異常な感覚、神経の損傷、まぶたの下がりがこれにあたります。脂肪が減る変化と傷あとも、届け出の多かった項目です。ただ、困ったことが起きた例ほど集まりやすい記録なので、どのくらいの頻度で起きるかはわかりません。
毎朝、指先で鈍いところの境目をなぞってみてください。口角や耳の前など、目印からの距離をメモしておくと、診察で範囲が縮んだかをすぐに確かめられます。

記録の途中で見つけたら、すぐ伝えたい変化は?
皮膚の表面が傷ついた変化や、顔の動きが変わった変化は、自然に治まるのを待つものではありません。次のどれかに気づいたら、その場所を撮って、施術を受けた医院へお知らせください。
- 熱が当たったところに、水ぶくれがふくらんできた
- 皮膚がむけて、じゅくじゅくした汁がにじむ
- 皮膚の一部が黒っぽく変わり、傷んで見える
- 腫れが引いたあと、その場所がくぼんで見える
- 笑う、口をすぼめるときに片側が動きにくい
- 片方のまぶたが、前より下がってきた
1回の照射のあとに重い反応が出た5人を、2018年にまとめた報告があります。見られたのは、水ぶくれ、皮膚がえぐれた傷(潰瘍)、腫れたあとの組織のやせ、皮膚の壊死でした。そこでは、早めの傷のケアが最初の対処として挙げられていました。炎症が引いたあとの跡には、ステロイドの塗り薬や血管に働くレーザーも候補になっています。
腫れたあとに組織がやせた例もあるので、腫れが引いてからも鏡で一度見直してください。水ぶくれには触らず、そのままにしておくのが安心です。

韓国旅行中に受けるなら、帰りの便と帰国してからの写真は?
睡眠麻酔を使った日を除けば、ウルセラのために帰りの便を変える必要はありません。300ショット前後までの計画なら、腫れが写真に写ることはあまりありません。フィラーのように当日に形が変わる施術もありますが、ウルセラは一度で大きく変わるより、少しずつ以前の顔立ちに近づくことが多いものです。帰国後もLINEで写真を送ってご相談いただけます。水ぶくれやただれなど目に見える変化があれば、まず帰国先の病院で診てもらってください。
LINEで伝えるときは、変化に気づいた日、場所、前の日との違いを、日付の入った写真と一緒に送ってください。2日目の写真と今日の写真を並べて送ると、変化の向きがひと目でわかります。
写真は経過を比べるのには役立ちますが、水ぶくれやただれのように皮膚が傷ついたときは、直接見なければ正確にはわかりません。写真を送ったら、来院の日時まで続けて決めておきましょう。
重い副作用がまれでも、記録を残す意味はあります。5人の症例をまとめた報告では、こうした例が実際には見過ごされている可能性も指摘されていました。日付のある写真があれば、いつ始まってどう変わったかを、診察ですぐに確かめられます。

まとめ:施術前の相談で伝えておくことと、聞いておきたい深さ
ウルセラは、超音波の画像で皮膚の下の層を確かめながら、ラインを置いていく装置です。相談の場では、「頬の脂肪が薄めの場合、どの深さにラインを置きますか」と聞いてみてください。最初に次のことを伝えていただくと、計画を立てやすくなります。
- ここ数か月で糸リフトやフィラーを受けた部位と時期
- ニキビやひっかき傷など、炎症のあるところ
- 将来、顔のリフト手術を考えているかどうか
費用は照射の範囲と量で変わり、自由診療(保険適用外)として扱われます。リスクとしては、よく見られる腫れや赤みに加えて、頻度は低いものの水ぶくれや感覚の変化も報告されています。受けるかどうかは、肌の状態を医師と見たうえで決めましょう。
ハプチョン(合井)駅から近いビューティーストーン医院(ソウル)では、LINEでのご相談を受け付けています。日本語のわかるスタッフがいるので、メッセージは日本語のままで大丈夫です。最初のメッセージには、気になる部位、最近受けた施術、来院したい日を書き添えてください。施術後に変化が出たときも同じトークに写真と始まった日を送っていただければ、診察の日程まで一緒に決められます。
参考にした資料
- 超音波の画像を見ながら行うリフトの有害事象を、論文と米国の届け出データで見直したレビュー(2025年、Dermatol Surg)
- 1回の照射後に水ぶくれ・潰瘍・壊死などが起きた5人の症例集(2018年、Lasers Surg Med)
- 顔全体と首に照射し、90日目まで写真で経過を追った2010年の研究(J Am Acad Dermatol)
よくある質問
Q. ウルセラの経過写真は、スマートフォンで撮っても比べられますか?
A. ウルセラの経過写真は、スマートフォンでも、場所・明かり・角度をそろえれば比べる材料になります。2010年の研究でも、正面と横顔を毎回決まった条件で撮っていました。撮るたびに同じ位置に立てるよう、床に目印を置いておくと便利です。
Q. ウルセラのあとに内出血が出たら、記録しておいたほうがいいですか?
A. ウルセラ後の内出血も、日付を入れて写真に残しておきましょう。これまでの報告では、内出血は軽く一時的な反応としてまとめられています。日ごとに薄くなっていれば記録を続け、内出血の上に水ぶくれができたり皮膚がただれたりしたら、その写真を持って診察を受けてください。
Q. ウルセラ後、片方の口角が上がりにくいと気づいたらどうすればいいですか?
A. ウルセラ後に片方の口角が上がりにくいときは、日数を待たずに診察を受けてください。神経のまひはこれまでの報告にまとめられている合併症で、米国の届け出にはまぶたの下がりもありました。笑った顔を短い動画で撮っておくと、左右の動きを比べやすくなります。
Q. 破れた水ぶくれに、手持ちの塗り薬を塗って様子を見てもいいですか?
A. 破れた水ぶくれは、手持ちの塗り薬で様子を見るより、早めに傷のケアを始めることが先です。水ぶくれや潰瘍が起きた5人の報告でも、最初に行う処置は傷の手当てでした。破れた場所を撮って、診察の日を先に決めてください。
Q. ウルセラのあとで頬がこけないか心配なときは、相談で何を聞けばいいですか?
A. 頬のこけが心配なら、たるみが少ない頬の真ん中のような場所をどう扱うのかを、最初に聞いてください。米国の届け出データでも、脂肪がやせる変化はよく見られた項目のひとつです。たるんだ場所にだけラインを置くのかを聞くと、計画が自分の顔に合っているかを考えやすくなります。
Q. ウルセラは、あとで受けるフェイスリフト手術を難しくしますか?
A. ウルセラがあとのフェイスリフト手術を難しくしたという届け出は1件ありました。ただ、論文で確かめられた根拠はなく、ほとんどが検証されていない話だと整理されています。手術の予定がある方は、ウルセラの相談の際にその時期もお知らせください。
Q. 7日目の写真でも赤みが残っていたら、どう判断すればいいですか?
A. 7日目の写真に赤みが残っていても、2日目の写真より薄くなっていれば、記録を続けて見守る目安になります。2日目と変わらない、または赤い範囲が広がっているときは、2枚を並べてご連絡ください。左右で差が大きいときも同じです。
Q. ウルセラの効果は、1週間の写真でわかりますか?
A. ウルセラの効果を1週間の写真で判断するのは早く、この時期の写真は腫れや赤みの引き方を見るためのものです。2010年の研究でも、写真は2日目から90日目まで、間をあけて撮り続けて比べていました。7日目の写真も消さずに、そのあとの写真と並べられるよう残しておきましょう。







