【院長解説】シュリンク1.5mmの効果|表面はケアできても、たるみが改善しない本当の理由
シュリンク1.5mmの効果は真皮層まで。肌質は整っても、深いたるみには別のアプローチが必要な理由を解説します。


シュリンク1.5mmの効果、
表面しか整わず
たるみがそのままな理由
読む前にまず確認を
Q. 1.5mmチップをたくさん受ければ
たるみも改善できますか?
A. いいえ、難しいです。
肌質は整っても、深いたるみは
ほとんど改善されません。
Q. では1.5mmは
どんなお悩みに効果的ですか?
A. 真皮層のタイトニングです。
肌質・毛穴・小じわの改善に
効果的です。
シュリンク1.5mmチップは
正確にどこに作用するの?
真皮の下部、深さにして1〜2mmの層です。
表皮は通常0.1mm程度、真皮は1〜2mmの
厚さで存在しています。
1.5mmチップはそのうち真皮の下部に
エネルギーを集中させます。
肌を傷つけたときに出血するのが
まさにこの真皮層です。
血管がそこに存在するからです。
1.5mmは、その「血管が始まる深さ」を
ピンポイントで温めるチップなんですね。
シュリンク1.5mmの効果、
コスパは本当にある?
肌質改善だけを見ればよく、
たるみまで期待すると物足りなさを感じます。
シュリンク1.5mmの効果を検索された方は、
お悩みがはっきりしているはずです。
「頬骨の上の小じわが気になるけど、
これ一度やれば解決する?」
結論から言うと、肌質を整える目的には
よく合っています。
ただし、フェイスラインのたるみが気になって
いらっしゃる方には、1.5mmだけでは不十分です。
ウィ・ヨンジン院長のコアインサイト
シュリンク1.5mmチップは真皮層をピンポイントで
ターゲットにして顔全体のタイトニングに優れていますが、
深いたるみには効果が及びません。
布の表面だけをかけるアイロンのようなもので、
内側まで伸ばすには3.0や4.5が必須です。
チップによって届く層がまったく異なるからです。
1.5mmは真皮層、3.0mmは皮下脂肪層、
4.5mmはSMAS層 (筋膜層)まで届きます。
例えるなら、布の表面のシワは伸ばせても、
布の中が固まっていれば
内側まで届く機器が必要なのと同じです。
1.5mm単独施術は通常2〜3週間後から
肌質がなめらかになり、2〜3ヶ月で効果がピークを迎えます。
ただし、真皮層のコラーゲンリモデリングは
持続力が低く、維持期間が短い傾向があります。
そのため当院では、3週間隔で3回セットで
行うことをお勧めしています。
ウィ・ヨンジン院長のまとめ
1.5mmチップは真皮という「表層」のためのツールです。
肌質・毛穴・細かい小じわには効果的ですが、
たるんだフェイスラインにはほぼ効果が出ません。
コスパを考えるなら、「自分が改善したいのは
表面なのか、深いたるみなのか」を
まず明確にしてからご相談ください。
シュリンク1.5mm、
深さが合わずお勧めしにくい方
先週カウンセリングにいらっしゃった
50代のお客様の事例です。
フェイスラインと口元のたるみがあり、1.5mmパッケージを
勧められて来院されました。
この方に1.5mmは適していません。
たるみの原因が深い層の弛緩にあるためです。
3.0と4.5をメインにして、
1.5は仕上げの補助として使うのが正解です。
一方、たるみはないけれど毛穴が気になっていた
40代の方には、
1.5mm単独3回をお勧めしました。
お悩みのタイプ | 適切な深さ | 1.5mmの適合度 |
毛穴・小じわ・肌質 | 1.5mm | 非常によく合う |
頬のたるみ | 3.0mm中心 | 補助として活用 |
フェイスラインのたるみ | 4.5mm必須 | 単独施術は非推奨 |
全体の弾力 | 3.0+4.5メイン | 仕上げの補助として |
シュリンク1.5mmの効果、
診察室でよくある質問3つ
Q1. 1回受けると効果はどのくらい続きますか?
単独1回で6ヶ月持続される方は、
10人に2人程度です。
多くの方が3ヶ月ほどで肌質の変化を感じにくくなると
おっしゃるため、3週間隔3回セットをお勧めしています。
Q2. 1.5mmチップだけを
単独で受けるのはお得ですか?
フェイスラインのたるみが気になるのに1.5mmだけ受けると、
結局あとで別の施術が必要になります。
費用を二重にかけることになりかねないため、
たるみがない方にのみ単独施術がお得と言えます。
Q3. 副作用やあざは少ない方ですか?
神経が通る深い層まで届かないため、
副作用の頻度は低めです。
ただし真皮層の血管の影響で、
点状出血はよく見られます。
あざは1週間以内に引く程度で、
ほてりは施術当日の夜には落ち着きます。
今日お伝えしたい一番大切なこと
— 1.5mmは「表層アイロン」なので、
たるみを改善したいなら、より深いチップを
組み合わせる必要があるということです。
次の記事では
「シュリンク3.0と4.5の使い分け」について詳しく解説します。
ウィ・ヨンジンでした。










