和彫りの除去とレーザー選びについて解説する記事のイメージ
タトゥー除去

和彫りの除去はなぜ難しい?回数とレーザー選びを解説

和彫り(刺青)は色数が多く深いため除去が難しく、結果はレーザーの種類や設定、回数の計画によって変わります。ピコ秒レーザーとカービー・デサイスケールから、施術先を見極めるポイントを解説します。

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和彫り(刺青)を消したいと調べ始めると、広告ごとに「何回できれいに」といった表現が多く、どこを信じればよいか迷う方は多いはずです。

似た部位・似た刺青でも仕上がりの口コミには差が出やすく、不安に感じることも少なくありません。実は、除去の結果は、どのレーザーを使い、誰がどのように設定するかによって変わってきます。

本記事では、和彫りがなぜ除去しにくいのか、レーザーの種類による違いやカービー・デサイ(Kirby-Desai)スケールを使った回数の見積もり、そして施術先を選ぶときのポイントについて解説します。

和彫り(刺青)はなぜ除去が難しいのか

和彫りは、アマチュアが一本の線を入れたタトゥーとは性質が異なります。サイズが大きく、黒以外に赤・緑・青などの色が混ざり、インクが真皮の深い層まで濃く入っている場合が多いためです。

重ね彫りや描き足した部分があると、インクの層はさらに厚くなります。刺青の色素は一度ですべて抜けるわけではなく、複数回に分けて体が少しずつ排出していく過程をたどります。

そのため、大きく色数の多い和彫りは回数が長くなりやすく、色ごとに反応も違うため、アプローチを分けて計画する必要があります。除去には6〜12回以上かかることも珍しくありません。

真皮の複数の深さにインクが層状に入った刺青の断面を示す図

レーザーの種類と施術者の技術で結果が変わる理由

刺青の除去では、色によってレーザーへの反応が異なります。黒や紺は比較的よく反応しますが、緑や蛍光系の色は反応しにくい傾向があります。

色素ごとに反応するレーザーの波長が異なり、淡い色の刺青では施術後にかえって濃くなる逆説的な黒化が起こりうると報告した研究もあります。また、肌の色が濃い方ほど、色素変化や瘢痕のリスクは高くなるとされています。

ここでレーザーの種類が結果を分けます。ピコ秒レーザーはナノ秒レーザーより多色の色素を細かく砕き、光音響効果によって周囲の熱ダメージが少ないとする研究が知られています。ピコウェイは、このピコ秒レーザーの一種です。

ただし、同じ機器でも、色や深さ、肌質に合わせて波長やエネルギー、照射間隔を調整する判断が仕上がりを大きく左右します。機器そのものと同じくらい、扱う人の経験が重要になるのはこのためです。

刺青の色おおまかな反応
黒・紺比較的よく反応します
緑・青緑反応しにくく、波長選びが重要です
赤・オレンジ波長を変える必要があります
白・肌色逆説的な黒化に注意が必要です
カービー・デサイスケールの点数帯ごとの予想回数を示す図

カービー・デサイ(Kirby-Desai)スケールで回数を見積もる

漠然と「何回で終わる」と考えるより、客観的な指標で予想回数を見積もると、期待値を調整しやすくなります。ここで用いられるのが、カービー・デサイスケールです。

肌質・部位・色・インク量・瘢痕・重ね彫りの6項目を点数化し、必要な施術回数と関連づけるスケールで、平均およそ10回(3〜20回の範囲)と相関したと報告されています。

点数が高いほど回数が増える傾向があるため、大きく色数の多い和彫りは点数が高く出やすいといえます。回数の目安を早めに共有しておくと、長い計画を立てやすくなります。

リスク・副作用と注意点

刺青の除去には、色素変化や瘢痕、水ぶくれといったリスクが伴うことがあります。肌の色が濃い方ほどリスクは高まる傾向があるため、色や肌質に合わせた設定と、回数の間隔の管理が大切です。

施術後は一時的な赤みや腫れ、かさぶたが生じる場合がありますが、多くは数日から1〜2週間ほどで落ち着いていきます。長引く場合や気になる変化がある場合は、早めに施術を受けた医師にご相談ください。

また、次のような場合は、施術を控えるか、先に相談しておくと安心です。

  • 妊娠中または授乳中の方
  • 施術部位に活動性の炎症や感染がある方
  • ケロイド体質、または傷が治りにくい方
  • 最近日焼けをした、または光に敏感な状態の方

当てはまる場合は、施術の可否や時期を医療者と相談したうえで決めると安全です。

刺青の色ごとにレーザーの反応が異なることを示す図

施術先選びとカウンセリングで確認したいこと

冒頭でお伝えしたように、仕上がりの差は機器と扱う人、そして計画から生まれます。そのため、カウンセリングでは次の点を確認しておくと役立ちます。

  • どのレーザーを使うのか
  • 色ごとに設定をどう分けるのか
  • 予想される回数と間隔はどのくらいか
  • 逆説的な黒化などの副作用にどう対応するのか
  • 皮膚科専門医が直接診るのか

ソウル・合井のBeautyStone(ビューティーストーン)では、除去の前に刺青の色や深さ、肌質を確認し、カービー・デサイスケールを目安に予想回数をご案内しています。ピコウェイのピコ秒レーザーで色ごとに設定を分け、皮膚科専門医が反応を見ながら進めます。

まとめ

和彫りの除去は、大きく色数が多く深いほど、どのレーザーを使い、誰がどう設定するかによって結果と安全性が変わります。ピコ秒レーザーやカービー・デサイスケールによる見積もりは、その判断を助ける材料になります。

ただし、色や肌質によっては色素変化や瘢痕のリスクも伴い、痕が薄く残ることもあります。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。除去を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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