部位ごとのボトックス料金の違いを示すイメージ
輪郭とボリューム

ボトックスは部位で料金が6倍も違う?単位数の仕組みを解説

ボトックスの料金は部位の広さではなく、何単位入れるかで決まります。部位別の目安と、見積もりを比べるときの注意点を解説します。

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「エラのボトックスが5万円台の広告もあれば、40万円近い見積もりもあって、何が違うのか分からない」——そう感じたことのある方は少なくありません。料金表だけを見比べても、その差がどこから来るのかまでは分かりにくいものです。本記事では、ボトックスの料金が部位によって大きく変わる理由と、見積もりを比べるときに確認すべきポイントについて詳しく解説します。なお、私たちはソウル・合井(ハプチョン)にあるBeautyStoneクリニックで、韓国のクリニックであることを前提にお伝えします。

単位数で決まるボトックス料金のしくみ

ボトックスは、ボツリヌストキシンというタンパク質を筋肉に注射し、一定期間そのはたらきを抑える施術です。フィラーやリフティング施術が「面積」や「範囲」によって料金が変わりやすいのに対し、ボトックスは「どの筋肉に、何単位入れるか」で価格が決まる点が大きく異なります。

料金の考え方は単純です。1単位あたりの単価に、必要な単位数をかけ、そこに施術料を足したものが総額になります。同じボトックスという名前でも、眉間のように少ない単位数ですむ部位と、エラやふくらはぎのように多くの単位数を要する部位とでは、総額に大きな差が出ます。

部位別に見る単位数と料金の目安

では、部位ごとの単位数と料金の目安を見ていきましょう。個人差はありますが、次の範囲が一つの目安とされています。

部位標準単位数料金の目安持続期間
眉間10〜20単位5万〜10万ウォン3〜4か月
目元両側20〜24単位5万〜10万ウォン3〜4か月
エラ両側100〜150単位15万〜40万ウォン4〜6か月
僧帽筋100〜200単位30万〜50万ウォン4〜6か月
ふくらはぎ200〜300単位30万〜60万ウォン4〜6か月

眉間や目元は単位数が少ないため、5万〜10万ウォン台に収まりやすい部位です。一方、エラは片側50単位前後、両側では100単位が標準とされ、咬筋*が発達している方では150単位まで使うこともあります。僧帽筋やふくらはぎはさらに体積が大きいぶん、200単位を超えることも珍しくありません。

咬筋*:あごの角(エラ)まわりにあり、食いしばりや噛む動作に使われる筋肉のこと。

部位別のボトックス単位数と料金の目安を示す図

同じ「100単位」でも持続期間に差が出る理由

カウンセリングでは、「よそでエラボトックスを受けたのに、1〜2週間たっても変化を感じない」というご相談をいただくことがあります。実際に診察すると、両側100単位が正しく入っていて、デザインにも問題がないケースが少なくありません。ボトックスは注射した直後に効果が出る施術ではなく、多くの場合、本来の効果が現れるまでに2〜3週間ほどかかります。1週間ほどで判断すると、「効いていない」と感じてしまいやすい時期にあたります。

また、同じ100単位でも、筋肉の厚み・かみしめの強さ・体質によって、持続期間には差が出ます。6か月ほど持続する方もいれば、3か月ほどで戻り始める方もいらっしゃいます。必要な量に対して単位数が少なめだと効果が早く落ち着いてしまい、結果的に早い時期の追加施術につながることもあります。見積もりの数字が高く見えても、最初から必要な単位数で計画したほうが、長い目で見た費用は抑えやすいと考えられます。

同じ単位数でも持続期間に差が出る理由を示す図

ふくらはぎ・僧帽筋ボトックスは「脂肪」ではなく「筋肉」に効くもの

ふくらはぎや僧帽筋のボトックスは「痩身ボトックス」と呼ばれることがありますが、誤解されやすいポイントが一つあります。ボトックスが働きかけるのは筋肉であり、脂肪を減らす施術ではありません。

ふくらはぎの張りが筋肉によるものであれば、注射後にラインの変化を感じやすい一方、脂肪によるはりの場合は、同じ費用をかけても違いを感じにくいことがあります。料金表の金額だけで判断せず、自分のふくらはぎがどちらのタイプに近いか、診察であらかじめ確認しておくことが大切です。

料金を比較する前に確認したい注意点

ここでは、見積もりを比較するときに押さえておきたい注意点を整理します。

  • 極端に安い広告には理由があります。相場を大きく下回るエラボトックスの広告は、単位数を少なめに設定しているか、正規流通が確認しにくい製剤である可能性があります。効果が短い、あるいはほとんど出ないまま追加費用がかかることもあるため、慎重に確認しましょう。ただし、眉間や目元のように単位数が少ない部位は、もともとの相場自体が抑えめなので、広告価格が妥当な場合もあります。
  • 比較するときは金額ではなく単位数を聞きましょう。「両側何単位の見積もりですか」と確認すると、金額の差が単位数の違いによるものか、単価の違いによるものかが見えやすくなります。
  • 長く受け続けている方は、中和抗体*にも注意が必要です。同じ製剤を短い間隔・多い量で繰り返し受けると、体がそれをタンパク質として認識し、抗体をつくることがあります。すると同じ単位数を入れても効果が弱まりやすくなります。僧帽筋やふくらはぎのような高用量の部位は4〜6か月以上の間隔をあけることをおすすめします。眉間のような低用量の部位は、比較的間隔の融通がききやすいとされています。
  • ふくらはぎは注射する筋肉の位置がとても重要です。表層の腓腹筋*ではなく奥にあるヒラメ筋にまで影響が及ぶと、歩き方に違和感が出る場合があります。多くは2〜4週間ほどで回復しますが、その間は運動が制限されやすくなります。ふくらはぎに関しては、料金よりも注射位置を正確に見極める技術のほうが結果を左右します。

中和抗体*:体が薬剤の成分に反応してつくる、効果を弱めてしまうタンパク質のこと。

腓腹筋*:ふくらはぎの表層にある大きな筋肉で、ボトックスの主な注射対象となる部分のこと。

料金を比較する前に確認したい注意点を示す図

まとめ

ボトックスの料金は、部位の広さではなく「何単位入れるか」で決まります。眉間や目元は少ない単位数ですむため5万〜10万ウォン台に収まりやすく、エラや僧帽筋、ふくらはぎは単位数が多くなるぶん、費用も上がりやすくなります。

ただし、同じ単位数でも持続期間には個人差があり、極端に安い見積もりや中和抗体のリスクにも注意が必要です。金額だけで判断せず、単位数や間隔について医師と相談したうえで決めることが大切です。

ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「見積もりの違いが何からくるのか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. ボトックスはなぜ部位によって料金がこんなに違うのですか?

ボトックスの料金は部位の広さではなく、何単位入れるかで決まるためです。眉間や目元は10〜20単位程度で済むため5万〜10万ウォン台に収まりやすく、エラや僧帽筋、ふくらはぎは100単位を超えることが多いため、15万〜60万ウォン台まで上がりやすくなります。

Q2. 同じエラボトックスなのに、クリニックによって見積もりが違うのはなぜですか?

多くの場合、提示されている単位数が異なるためです。金額だけで比べるのではなく、「両側何単位の見積もりか」を確認すると、単価の違いなのか単位数の違いなのかが分かりやすくなります。

Q3. ふくらはぎのボトックスは脂肪も減らせますか?

いいえ、ボトックスが働きかけるのは筋肉で、脂肪を減らす施術ではありません。ふくらはぎの張りが筋肉によるものであれば変化を感じやすい一方、脂肪によるものであれば、費用をかけても大きな違いを感じにくいことがあります。

Q4. ボトックスを長く受け続けると効果が弱くなりますか?

短い間隔で多い量を繰り返すと、体が中和抗体をつくり、効果が弱まる場合があります。僧帽筋やふくらはぎのような高用量の部位は4〜6か月以上の間隔をあけることがすすめられており、眉間のような低用量の部位は比較的間隔の融通がききやすいとされています。

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