【院長解説】結婚式3ヶ月前の花嫁さんに、なぜピーリングを止めたのか
結婚式3ヶ月前の毛穴ケア|シークレットRFとピーリング、順番が結果を変えます

結婚式3ヶ月前にご来院された花嫁さんに、なぜピーリングを止めたのか
先週の水曜日、診察室に
結婚式まで正確に12週を残した花嫁さんがいらっしゃいました。
両頬の毛穴が気になるとのことで、
他のクリニックで「ピーリング5回パッケージをすぐに始めましょう」という
カウンセリングを受けてからお越しになった状態でした。
でも私が「それを先にされると、
式の直前にお肌が敏感になって辛い思いをされるかもしれません」
とお伝えしたんですね。
患者さんは少し戸惑われていました。
「えっ、毛穴にはピーリングじゃないんですか?」とおっしゃいながら。
似ているようで、実はポイントが違うんです
シークレットRFは、極細の針を
真皮層まで刺し込み、
その先端から高周波エネルギーを照射する施術です。
毛穴の「構造」そのものを引き締めるイメージですね。
ピーリングはこれとは異なり、
肌表面の皮むけや皮脂を溶かして
毛穴の入り口をきれいに空ける方向に近いです。
表面を整える施術です。
ですから、この2つは競合する施術ではなく、
アプローチする層が違う施術なんです。
問題は「いつ、どの順番でおこなうか」なんですよね。
なぜ結婚式当日にかえって肌の調子が悪くなる方がいるのでしょう
シークレットRF vs ピーリング
どちらを先に受けるべきでしょうか?
答えは「シークレットRFを先に、ピーリングは後で」。
順番を逆にすると、式の直前に肌が敏感になってしまいます。
理由があります。
シークレットRFは真皮に微細なダメージを与え、
コラーゲンが再生されるまで
通常6〜8週間かかります。
針が入る深さは0.5mmから3.5mmまで、
毛穴の深さに合わせて調整しますよ。
つまり、施術直後は一時的に
毛穴がより目立つ時期があります。
「あれ、かえって大きくなった気がする」とおっしゃる方が
施術から2週目頃に必ずいらっしゃいます。
でもこれは正常な反応です。
コラーゲンが補充されながら、内側から
毛穴が引き締まり始めているんです。
ですから、結婚式3ヶ月前にピーリングから始めると、
角質層が薄くなった状態で
式が近づくにつれてケアの選択肢が減っていきます。
敏感になった肌に
シークレットRFのような刺激を伴う施術を加えるのが難しくなるからです。
正直にお話しすると、
昨年担当した花嫁さんの中に
順番を逆にしてしまった方が、
式の4週前に「化膿性のニキビ」で
緊急でまた来院されたケースがありました。
それ以来、カウンセリングでは必ず順番からしっかり確認するようにしています。
毛穴の「構造」はシークレットRFで先に整えて、
式前の「仕上げのツヤ出し」はピーリングで。
この順番を守ることで、式当日の肌が
最高のコンディションに仕上がります。
診察室ではこのようにご案内しています
12週(3ヶ月)があると仮定して、
私がよくご提案するプランです。
ケースによって異なりますが、
大きな流れはこのようになります。
ただし、これが必ずしもすべての方に最適というわけではありません。
一つ必ずお伝えしなければならないことがあって、
シークレットRFは施術後2〜3日間、
点のような小さな跡が残ります。
お仕事をされている方には、
金曜日の夜に受けられることをお勧めしています。
それでも毛穴でお悩みの深い方には、
このプランが最も安心できる方法です。
ただし、毛穴よりも皮脂・テカリが
主なお悩みの方には、
シークレットRFの代わりにスキンボトックスで
プランを組み直すこともあります。
診察室でよくいただく3つのご質問
Q1. 3ヶ月ではなく6週間しか残っていないのですが、遅すぎますか?
A. 遅くはありません。
ただし、シークレットRFは1回のみ可能です。
式6週前にシークレットRF、
式2週前に軽めのピーリング、という流れで
凝縮したプランでご対応しています。
今月も式7週前にお越しになった方が
そのプランで進行中ですよ。
Q2. シークレットRFの費用と回数はどのくらいですか?
A. 毛穴の深さによって異なりますが、
通常2〜3回が適正な回数です。
1回で完結させるよりも、
4〜6週間隔で積み重ねることで
真皮のリモデリングがしっかり起こります。
費用はカウンセリング時に肌の状態を確認してから
正確にご案内いたします。
Q3. 式2週前にニキビが出てしまったらどうすればいいですか?
A. まず、いかなる施術も追加でおこないません。
抗生物質の軟膏や内服薬、
必要であれば炎症注射のみで鎮静させます。
この時期は引き算が答えであって、
足し算が答えではないんです。
だからこそ「3ヶ月前から
早めにご来院ください」とお伝えし続けているんです。
ご来院前のカカオトークでのご相談も承っています。








