ウルセラの値段が病院ごとに違う理由と、見積もりで確認したい4項目
ショット数ではなく、どの層に何発を置くかの設計で見積もりは変わります

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この記事でわかること
· ウルセラの4.5mmラインは1回で300〜500ショットをSMAS層に集中させます。
· シュリンクは複数の深さを混ぜるため600ショット以上になることも多く、総数だけでは比べられません。
· ウルセラはカートリッジ単価が高い一方で維持期間が長く、年単位では差が縮まる傾向です。
· 見積もりでは、深さ・カートリッジ・施術者・次の予定の4項目を確認してください。個人差があります。
先に結論をお伝えします。ウルセラの見積もりが病院ごとに違うのは、値付けが違うからというより、どの深さに何発を置くかという設計が違うからです。同じ「600ショット」でも、SMAS層に集中させた600発と、浅い層から深い層まで混ぜた600発では、まったく別の施術になります。
この記事では、ショット数の中身、値段が分かれる仕組み、見積もりで確認したい4項目、そしてどちらを先に置くかという順番の考え方を整理します。機器名からではなく、ご自身のたるみがどの層まで来ているかから決めるための材料としてお読みください。
同じショット数でも、中身は違います
ウルセラもシュリンクもHIFU(高密度焦点式超音波)です。超音波の熱で組織を収縮させて引き上げる原理は同じで、分かれるのはそのエネルギーをどの深さに使うかという点です。
ウルセラはSMAS層を直接狙うように設計された機器で、4.5mmの焦点を精密に合わせます。1回のセッションでこのラインに300〜500ショット程度を集中させる形です。シュリンクは同じHIFUでも、カートリッジの入れ替えが柔軟で、1.5・3.0・4.5mmを混ぜて多層に照射できます。そのぶん総数は600ショット以上になることも少なくありません。
数字だけを並べるとシュリンクのほうが大きく見えます。ただしSMAS一層に入る密度に換算するとウルセラのほうが集中した構造になるため、総ショット数と体感はそのまま比例しません。ここが、見積もりの数字だけで比べると判断を誤りやすい理由です。
値段が分かれるのはカートリッジと設計です
ウルセラは米国FDAの承認を受けた機器で、カートリッジ単価そのものがシュリンクより高くなります。1回あたりの金額を見ると負担が大きく見えるのは、まずこの構造によるものです。
一方で維持期間は長い傾向があるため、年単位に換算すると差は思ったほど大きくならないことがあります。1回の金額だけを横に並べるか、1年でいくらかかるかで並べるかで、見え方が逆になるということです。
見積もりを比べるときは、金額の隣に「何を何発、どの深さに」が書かれているかを見てください。書かれていなければ、価格は示していても計画は示していないことになります。
見積もりで確認したい4項目
- どの深さに何発ずつか。総数ではなく、4.5mmに何発、浅い層に何発という内訳です。
- カートリッジの種類と枚数。何を何枚使う計画なのかが、費用の中身そのものです。
- 施術者は誰か。同じ機器でもどの層にどの密度で入れるかで結果が変わります。
- 次に何をいつするか。単発の金額ではなく、維持まで含めた計画で比べます。
この4つを聞くと、安く見えた見積もりが浅い層中心の設計だった、あるいは高く見えた見積もりに維持の回まで含まれていた、といったことが分かります。比べるべきは総額ではなく、同じ内訳同士です。
逆に言えば、この4項目に答えが返ってくるなら、機器名を先に決めていなくても判断できます。カウンセリングでは「私のたるみはどの層まで来ていますか」から尋ねてみてください。
どちらを先に置くかは、たるみの段階で決まります
年齢で線を引く考え方は、実際の診察ではあまり当てはまりません。同じ37歳でも、弾力が落ちてきただけの方と、SMASのレベルまでたるみが下りてきた方では選択が変わります。基準は年齢ではなく段階です。
たるみがすでに出ている段階では、当院ではウルセラを先に置くほうが結果につながりやすいと考えています。SMAS一層をまず整えたうえで、間をシュリンクで浅い層から補うという順番です。弾力の低下や予防が中心の段階であれば、多層に照射できるシュリンクから見ていきます。
なお、同じ日に両方を受けることはおすすめしていません。熱の刺激が重なると回復の負担が大きくなるため、通常はウルセラを先に受けていただき、2〜3か月後にシュリンクで補強する順番をご案内しています。
ハプチョン(合井)Beautystoneの決め方
Beautystoneはソウル・ハプチョン(合井)にあるクリニックです。ここでは機器から決めず、たるみがどの層まで来ているかを確認したうえで、どちらを先に置くか、次にいつ何を足すかまで一緒に組み立てます。見積もりの4項目が自然に埋まるのは、この順番で話すからです。
起こりやすい反応もお伝えしておきます。どちらの施術でも多いのは一時的な腫れとズキズキする感覚で、通常は3〜5日ほどで落ち着きます。まれに神経の走行に近い部位で一時的な感覚の低下が出ることがありますが、多くは一時的で軽度です。個人差がありますので、経過が気になるときはご相談ください。
そして最後に一つ。同じ機器でも、どの層にどの密度で入れるかは施術者の解剖学的な理解に大きく左右されます。値段を比べる前に誰が施術するのかを確認していただきたいのは、そのためです。この記事は一般的な情報のまとめであり、診断ではありません。
よくある質問
ショット数を増やせば、そのぶん効果も上がりますか。
総数と体感はそのまま比例しません。ウルセラは4.5mmに焦点を集中させる構造で、SMAS一層に入る密度が結果を左右します。浅い層に多く配分された600ショットと、SMASに集中した300〜500ショットは別の施術です。内訳を見ずに総数だけで比べないでください。
同じ日にウルセラとシュリンクを両方受けられますか。
おすすめしていません。熱の刺激が重なると肌の回復にかかる負担が大きくなるためです。通常はウルセラを先に受けていただき、2〜3か月ほど間隔をあけてからシュリンクで浅い層を補強する順番をご案内しています。順番と間隔は、たるみの段階を見たうえで決めます。
1回あたりが高い機器は、結局のところ割高になりますか。
見る単位によって答えが変わります。ウルセラはカートリッジ単価が高く1回の負担は大きくなりますが、維持期間が長い傾向があるため、年単位で換算すると差は縮まることがあります。1回の金額と1年の金額、両方で並べて比べてみてください。
施術後の腫れやズキズキは、受診したほうがよいですか。
一時的な腫れとズキズキは多い反応で、通常は3〜5日ほどで落ち着きます。まれに神経の走行に近い部位で感覚の低下が出ることもありますが、多くは一時的で軽度です。想定より長引く、強くなっていくと感じる場合は、次の予約を待たずにご相談ください。


