ウルセラ、私もかつては「1年は持つ」と言っていました
ウルセラの持続期間は平均12ヶ月——より長く効果を維持するケア法を公開

ウルセラ、私もかつては「1年は持つ」と言っていました
季節の変わり目になると、診察室は
鏡の前でフェイスラインを引き上げながらいらっしゃる方々で賑わいます。
「去年ウルセラを受けたのに、
もうたるんできた気がして…」とおっしゃる方が
本当にたくさんいらっしゃるんですよね。
今日はその理由を、丁寧に解説していきますね。
ウルセラの持続期間——広告の「2年」と診察室のリアルなギャップ
ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)を
皮膚の深い層であるSMAS層 (筋膜層)まで照射し、
コラーゲンの再生を促すリフティング施術です。
よく比較されるシュリンクと異なり、
ウルセラは深さ4.5mmまで直接アプローチし、
筋膜層を一度にしっかりと刺激する方式です。
そのため、一度受けると
持続期間が比較的長くなりやすいんですね。
ただ、ここが少し難しいところで、
「2年持つ」という言葉は広告のキャッチコピーであって、
実際に私が診てきたケースでは、平均10〜12ヶ月
ほどで再施術を検討される方がほとんどです。
ウルセラの持続期間が人によって異なる、本当の理由
この記事のポイント
ウルセラの持続期間は平均12ヶ月。臨床経験をもとに、効果を長持ちさせるケア法をお伝えします
正直に言うと、
私も5年前は患者さんに
「1年から1年半は持ちますよ」と
一律にお伝えしていたんです。
でも、数百件のケースを経験してから
気づいたことがあって。
先月、47歳の女性の方がいらっしゃったのですが、
一昨年の秋に300ショット受けられて、
22ヶ月経った今もしっかり効果が維持されていました。
一方、同じ月にいらっしゃった42歳の方は、
去年の春に同じく300ショットを受けられたのに、
8ヶ月でフェイスラインが崩れてしまったとおっしゃって。
その差は何だったかというと、
最初の方は体重変動が3kg以内で、
日焼け止めを欠かさず使っていらっしゃいました。
2人目の方は半年で5kg減量され、
屋外での活動が多いお仕事をされていました。
ウルセラが作り出すのは
新しいコラーゲンであって、永久的な構造物ではないんですよね。
だから、新しく作られたコラーゲンが
どれだけうまく維持されるかが肝心で、
これは年齢・体重変化・紫外線・睡眠といった
日常的な要因に大きく左右されます。
ウルセラの持続期間は平均10〜12ヶ月です。
ただし、体重が大きく変動したり紫外線を多く浴びる環境にあると、
6〜8ヶ月で効果が薄れてきたと感じることもあります。
逆に、しっかりケアされている方は2年持つケースもありますよ。
施術よりも「その後のケア」の方が大切なんです。
ウルセラの持続期間——年代別の目安はこちら
ケースによって異なりますが、
私はいつもこのように分けてご説明しています。
よく誤解される点なのですが、
年齢が高いほど効果が出にくいのではなく、
新しく作られたコラーゲンが消費されるスピードが
速くなるため、持続期間が短くなるのです。
ただ、これが必ずしも悪いわけではありません。
40代半ば以上の方でも、
10ヶ月周期でコツコツと受け続けることで、
5年前と変わらないフェイスラインを
維持されている方をたくさん見てきました。
診察室でよく聞かれる、ウルセラ持続期間に関するQ&A
Q1. 途中でシュリンクを使ってメンテナンスすると、持続期間は延びますか?
A. はい、実際によく行われる組み合わせです。
ウルセラを受けてから約6ヶ月が経過した頃に
シュリンクで真皮層をもう一度刺激してあげると、
ウルセラの効果が落ちてくる時期を
2〜3ヶ月ほど先延ばしにできることがあります。
ただ、費用負担もありますので、
本当に必要な方にのみおすすめしています。
Q2. 300ショットと600ショットの違いは、持続期間にも影響しますか?
A. ショット数よりも「どの層にどれだけアプローチしたか」が重要です。
4.5mm・3.0mm・1.5mmのカートリッジを
お顔の構造に合わせて適切に配分して照射することが肝心なんです。
闇雲に600ショット受けたからといって
持続期間が2倍になるわけではありません。
むしろ不必要な部位に過剰に照射すると
ボリュームロスが生じる可能性もあります。
Q3. 持続期間が短くなったと感じたら、すぐに再施術が必要ですか?
A. 必ずしもそうではありません。
診察をしていて感じるのですが、
「たるんできた気がする」という感覚が
実際のたるみよりも先に来る方が多いんですよね。
鏡を見る角度や照明、
その日の体調によっても印象は変わりますから。
診察室で一緒に写真を比較してみて、
本当に必要なタイミングで判断するのが正解だと思います。
今日の記事がお役に立てたら嬉しいです。ウィ・ヨンジンでした。







