30代後半、鏡を見るたびに目が小さく見える方へ
こめかみのへこみは目元とフェイスラインまで変える重要なポイントです

30代後半、鏡を見るたびに目が小さく見える方へ
季節の変わり目になると診察室に
「私、最近どうしてこんなに疲れて見えるんでしょう?」と
セルフィーを見せてくださる方がとても増えます。
「目元の矯正をした方がいいのかと思って来ました」
とおっしゃるのですが、
実際の問題は目ではない場合が多いんです。
今日はその理由を詳しく解説いたします。
実は似ているように見えますが、核心は別にあります
こめかみのへこみは
眉毛の外側から耳の前まで
くぼんで見えるボリューム減少のことです。
頬骨のへこみとは違って
こめかみがへこんでも本人はあまり気づきません。
鏡を正面から見るからです。
でも写真や横顔で
「どうしてこんなに角ばって見えるのかな?」と思う時、
犯人がまさにここにある場合が多いのです。
この違いを知れば選択が簡単になります
この記事の重要ポイント
こめかみがへこむと目が小さく見え、顔の輪郭が角ばって見えます。
この部位のボリューム回復だけで目元と輪郭が同時に変わります。
こめかみがへこむと
目が小さく見えて
顔の輪郭が角ばって見えます。
この部位のボリュームだけ回復しても
目元と輪郭が同時に変わるんです。
先月46歳の女性の方がいらして、
「目尻の垂れ下がりを上げる手術をしたい」と
カウンセリングをご希望でした。
でも私が見ると目そのものよりも
こめかみが両側とも5mm以上
深くへこんでいたんです。
ここがへこむと
眉毛外側の支えが崩れて
目尻が垂れて見え、
同時におでこ-頬骨につながる
なめらかなカーブが途切れて
頬骨だけが突き出して見えるんです。
一箇所のへこみが
印象の三つの要素(目の大きさ、目尻の角度、輪郭)を
同時に崩してしまうわけです。
解剖学的に見ると
こめかみには側頭筋の上に
皮下脂肪と深部脂肪層が薄く覆われているのですが、
30代中後半から深部脂肪が先に減少します。
その結果1〜2mm単位の微細な陥没が生じ、
これが光を吸収して
実際よりもっとへこんで見えるようになるんです。
その方には目の手術の代わりに
こめかみに両側1ccずつフィラーを注入しました。
2週間後にいらした時
ご本人もとても驚かれていました。
「目が大きくなったみたい」とおっしゃって。
目には一切手を加えていないのにです。
目が小さく見えて顔が角ばって見える時、
答えは目や顎ではなく、こめかみにある場合が意外と多いのです。
1〜2ccのボリューム回復だけで
印象全体が10歳ほど若く見えることがあります。
私が診察室でこのように分けています
へこみの程度と肌の状態によって
三つの方法に分けてアプローチします。
ただし、これがただ良いだけではありません。
こめかみは側頭動脈が通る部位なので
注入の深さと位置を間違えると
血管合併症のリスクがあります。
そのため私は骨膜のすぐ上に、
カニューレでゆっくりと注入します。
急いで一度に多く入れると
かえって目立って見えることもありますし。
ただ、このようなリスクを考慮しても
印象の変化に比べてダウンタイムがほとんどないので、
初回ボリューム施術としては今でも良い選択です。
診察室で最もよく受ける質問三つ
Q1. フィラーを打つとおでこや目の上まで腫れて見えませんか?
A. 適正量を超えるとそうなることがあります。
こめかみは片側0.8〜1ccが基準です。
これを超えるとおでこの横のラインが膨らんだり
目の上が重く見えることがあるんです。
私は最初は0.7cc程度だけ入れて、
4週間後に補強が必要であれば追加します。
Q2. 持続期間はどのくらいですか?
A. 製品と個人差がありますが、
ヒアルロン酸フィラーは通常12〜18ヶ月、
スカルプトラは2年以上持続します。
ただしこめかみは顔の他の部位より
吸収が少し遅い傾向があります。
動きが少ない部位だからです。
Q3. 副作用の可能性はどの程度ですか?
A. 最も注意すべきは血管関連の合併症です。
側頭動脈が浅く通る区間があるので、
解剖学を正確に知っている医師が
カニューレで骨膜上に注入する必要があります。
施術後2〜3日間軽いあざや
圧迫感があることがありますが、
ほとんど一週間以内におさまります。
分からない部分があれば診察室で直接見てご案内いたします。以上、ウィ・ヨンジンでした。










