頬のこけにフィラーを入れると顔が大きく見える?原因別の見分け方
輪郭とボリューム

頬のこけにフィラーを入れると顔が大きく見える?原因別の見分け方

脂肪が減ってこけた頬骨の下は、少しずつ補うと輪郭がなめらかになります。たるみでできた影を埋めたり、一度に多く入れたりすると、顔が重く広く見えやすくなります。

自分にも当てはまるのか気になったら写真や記事だけでは判断が難しい部分があります。日本語で相談でき、施術内容は診察後に決まります。* 日本語スタッフ常駐 ・ LINEで直接相談できます院長に相談する

頬骨の下のこけ(横頬のくぼみ)にフィラーを入れて顔が広く見えるかどうかは、フィラーそのものより、なぜそこがへこんで見えるのかで決まります。脂肪が減って本当にくぼんでいる場合は、足りない分を少しずつ補うと頬骨の下の境目がなめらかになります。一方、たるみでできた影を埋めたり、一度に多く入れたりすると、顔が重く広く見えやすくなります。

本記事では、横頬がこけて見える3つの原因、フィラーで顔が広く見えてしまう条件、臨床研究から分かる注入量と持続期間、リスク・副作用と受診の目安、カウンセリング前の準備について、ソウル・ホンデ(弘大)のビューティーストーン医院が解説します。

横頬がこけて見える3つの原因

横頬がへこんで見える原因は、大きく分けて3つあります。

  • 脂肪の減少:体重の減少や年齢とともに頬骨の下の脂肪が薄くなり、実際にくぼみができている状態です。
  • 骨格:頬骨が横に張り出しているため、その下が相対的に深く見える状態です。実際に失われたボリュームは多くありません。
  • たるみ:頬の脂肪と皮膚が下がり、もとの場所が空いて見える状態です。下がった組織は口元やフェイスラインにたまります。

自宅で目安をつけるなら、座った姿勢とあおむけに寝た姿勢で横頬の写真を1枚ずつ撮って比べてみてください。寝たときに影がほとんど消えるならたるみの割合が大きく、寝ても同じ深さでへこんでいるなら脂肪の減少の割合が大きいと考えられます。

横頬がこけて見える3つの原因、脂肪の減少・骨格・たるみ

フィラーで顔が広く見えてしまう条件

フィラーで顔が大きく見えたという話の多くは、たるみの影をボリュームで埋めた場合か、一か所に多く入れた場合です。フィラーが過剰にたまると、顔が重く腫れぼったく、形がゆがんで見えることがあり、これはフェイシャル・オーバーフィルド症候群と呼ばれ、頬がリスのようにふくらむ見え方もその例に挙げられています。

皮膚の厚さも結果を左右します。薄い皮膚に弾性率*の高い硬めの製品を入れると、製剤が触れてわかり、輪郭がデコボコに見えることがあるとする研究があります。そのため横頬では、くぼみの大きさだけでなく皮膚の厚さに合わせて製品の硬さを選びます。

*弾性率:フィラーが押されたときに形を保つ力のことです。高いほどしっかり支えますが、薄い皮膚では表に出やすくなります。

こけて見える原因フィラーを入れると先に考える方向
脂肪の減少足りない分を補うと境目がなめらかに少量ずつ分けて注入
頬骨の張り出し多く入れると顔幅が広く見える境目を薄く整える程度
たるみ埋めるほど重く広く見える引き上げる方法を先に

たるみが主な原因なら、フィラーより糸リフトのように下がった組織を引き上げる方法が合います。くぼみとたるみが両方ある場合は、どちらを先に整えるかから決めます。

くぼみにはフィラー、たるみにはリフトという考え方のカード

注入量と持続期間の目安

頬骨の下を含む中顔面のボリューム不足がある成人235人に、ボリューム用ヒアルロン酸フィラーを注入したランダム化比較試験があります。頬骨の下に入れた量は平均約2.4mLでしたが、少ない人で0.2mL、多い人で10mLと大きな差がありました。同じ横頬でも、必要な量を最初から決めることはできないということです。

持続については、施術6か月後に92.8%、2年後にも79.0%の患者さんが中顔面のボリュームが改善したと評価しました。ただし特定の1製品を使った研究で、患者さん自身の評価です。すべてのフィラーが2年もつという意味ではありません。

この研究でも、1か月後に足りなければ追加する方法がとられていました。腫れが引くまで本当の形は見えないため、最初は控えめに入れ、1か月後に同じ角度の写真で比べてから追加を決めるほうが、広く見えるリスクを減らせます。

横頬のフィラーを控えめに入れて1か月後に見直す流れ

リスク・副作用と受診の目安

ヒアルロン酸フィラーの後によく見られるのは、腫れ、痛み、赤み、かゆみ、内出血です。多くは軽く自然に治まりますが、まれにフィラーが血管をふさぐと、皮膚の壊死や失明といった重い合併症につながった例が報告されています。

押すと少し痛む程度の内出血や腫れが日ごとに小さくなるなら、様子を見て大丈夫です。反対に、注入部位のまわりの皮膚が白っぽくなる、紫色の網目模様が出る、痛みがどんどん強くなる、目がかすむといった場合は、待たずにすぐ施術を受けたクリニックに連絡してください。

頬や頬骨まわりにフィラー・糸リフト・脂肪注入を受けたことがある方、ここ6か月で体重が大きく減った方、アスピリンや抗凝固薬を飲んでいる方は、カウンセリングで先にお伝えください。

頬のフィラー後にすぐクリニックへ連絡すべきサイン

カウンセリング前に準備しておきたいこと

正面と左右45度の写真を座った姿勢で1枚ずつ、できればあおむけでも1枚撮っておくと、くぼみとたるみを見分ける手がかりになります。こけが目立ち始めた時期と、その頃の体重の変化も一言メモしておくと、原因をより早く絞り込めます。料金はプライスリストを基準に、部位と量を決めてからご案内します。日本からのご相談は、LINEで写真とメモを送っていただけます。

横頬フィラーのカウンセリング前に用意したい座った写真と寝た写真

まとめ

脂肪が減ってこけた横頬は、足りない分を分けて補うと輪郭がなめらかに見えやすくなります。たるみの影を埋めたり、一度に多く入れたりすると、顔が重く広く見える原因になります。必要な量は人によって大きく違うため、控えめに始めて1か月後に見直す流れが安心です。

骨格や脂肪、皮膚の厚さは一人ひとり違います。「自分の横頬はこけなのか、たるみなのか分からない」という方は、座った写真とあおむけの写真を添えて、ビューティーストーン医院にお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. 横頬にジュベルックボリュームやスカルプトラを使ってもいいですか?

A. コラーゲンの生成を促す注射は少しずつふくらむ一方で、変化が見えるまでに数か月かかり、ヒアルロン酸フィラーのように溶かす注射で戻すことはできません。広く見えないか心配な部位では、調整しやすい方法から始めることが多く、皮膚の厚さと希望する変化の早さを見て決めます。

Q. 横頬を埋めると頬骨が目立たなくなりますか?

A. 頬骨の下が本当にくぼんでいる場合は、境目がなだらかになって頬骨が目立ちにくくなることがあります。頬骨自体が横に広い骨格では、下を埋めると顔全体が広く見えることがあるため、量をごく少なくするか、ほかの方法から相談します。

Q. 施術後の数日はどう過ごせばいいですか?

A. 最初の1〜2週間は、注入部位を強く押したりマッサージしたりするのは避けてください。腫れが引くまでは、片側を枕に長く押しつける寝方も控えめに。サウナや飲みすぎなど顔がほてることも、腫れが落ち着いてからにしましょう。

Q. 入れたあとに広く見えたら元に戻せますか?

A. ヒアルロン酸フィラーは溶かす注射で量を減らすことができます。ただし一度で思いどおりの量だけ減るとは限らず、腫れも出るため、最初は控えめに入れて1か月後に足すほうが、戻す必要を減らせます。

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