梅干しジワにボトックスは効く?少量で整うあご・整わないあご
輪郭とボリューム

梅干しジワにボトックスは効く?少量で整うあご・整わないあご

口を閉じたときだけ出る梅干しジワは、オトガイ筋の縮みすぎが原因のことが多く、少量のボトックスで整いやすいタイプです。力を抜いても残るシワや短いあご先は、肌やボリュームもあわせて考えます。

自分にも当てはまるのか気になったら写真や記事だけでは判断が難しい部分があります。日本語で相談でき、施術内容は診察後に決まります。* 日本語スタッフ常駐 ・ LINEで直接相談できます院長に相談する

口を閉じたときだけ、あご先が梅干しの表面のようにデコボコする。いわゆる「梅干しジワ」は、あご先を持ち上げる小さな筋肉が力を入れすぎている状態で、少量のボトックスで整いやすいタイプです。

一方で、力を抜いてもシワが残る方や、あご先が短く口を閉じるたびに持ち上げている方は、筋肉を休ませるだけでは形が整いきらないことがあります。本記事では、ボトックスで整うあごと整いにくいあごの見分け方、量と打つ位置、副作用の目安について解説します。

梅干しジワ(あごのデコボコ)ができる原因とは

ここでは、あごのデコボコがどこから生まれるのかを紹介します。

あご先には、下唇とあごを上に持ち上げるオトガイ筋*があります。この筋肉は骨から始まり、あご先の皮膚の内側まで線維をのばしているため、強く縮むと皮膚があちこちで引っぱられ、デコボコした凹凸ができます。

*オトガイ筋:あご先を上に持ち上げる小さな筋肉です。英語ではmentalisと呼ばれます。

韓国の解剖学研究チームによる文献レビューでも、梅干しジワはオトガイ筋の過活動によって生じ、筋線維があご先の真皮に付着しているためと説明されています。同じ論文では、あご先が短い顔ほどこの過活動が目立ちやすいと指摘しています。

ご自宅では、鏡の前で唇を軽く開き、あごの力を抜いてみてください。そのときにあご先がなめらかになれば筋肉の割合が大きく、力を抜いても細いシワやくぼみが残る場合は、皮膚側の変化がすでに混ざっている状態です。

オトガイ筋の縮みであご先がデコボコする仕組み

ボトックスで整うあご、ほかの方法も考えたいあご

ここでは、鏡で見える様子から考えられる原因と選択肢を整理します。

鏡で見える様子主な原因選択肢
口を閉じたときだけデコボコし、力を抜くとなめらか筋肉の縮みすぎ少量のボトックス単独
力を抜いても細いシワやくぼみが残る皮膚内のコラーゲン・脂肪の減少ボトックスに肌質を整える施術を併用
あご先が短く後ろに下がり、口を閉じるたびに持ち上げるあご先の長さ・ボリュームあご先のボリューム補充とボトックスの併用
口元が前に出て唇が閉じにくい歯・骨格矯正・歯科での相談が先

先ほどの解剖学レビューでは、凹凸が長く繰り返されて表情を作っていないときのシワとして定着すると、脂肪と真皮のコラーゲンが減り、オレンジの皮のような見た目になると説明されています。この段階では筋肉を休ませても凹凸が一部残るため、肌側のケアもあわせて考えます。

あご先が短いケースを扱った小規模な研究もあります。あご先が後退し、オトガイ筋が過活動の女性10名に、ゼオミンをオトガイ筋に注入し、カルシウム系フィラーであご先の前側を補ったところ、10名全員が1か月と6か月の時点であご先の突出スコアが1段階以上改善しました。対照群がなく人数も少ない研究のため、「併用すれば必ずよくなる」という意味ではなく、短いあごには筋肉とボリュームの両方を見るという方向性として読むのが適切です。

あごのデコボコの原因別に選択肢を整理したカード

少ない量をあご先の中央下に打つ理由

ここでは、量と位置がなぜ仕上がりを左右するのかを紹介します。

下唇を下から支えて持ち上げる働きは、ほぼオトガイ筋が担っています。そしてすぐ横と上には唇をすぼめる筋肉や下唇を下げる筋肉が重なっています。薬剤が上や外側へ広がると、下唇の片側だけが下がる、笑ったときに左右差が出る、口をしっかり閉じにくくなる、といった変化が起こる可能性があります。

そのため、量は少なく、位置はあご先のいちばん突き出た点の両わき下側に置くのが基本です。14名の専門家による合意研究と国際的な合意文献のレビューでは、オトガイ筋の片側あたりの量は1〜6単位、平均3.9単位と報告されています。両側の合計平均は国際合意で6.5単位、イタリアの専門家パネルで8単位でした。

前述の解剖学レビューは、その点から0.5cm外側で骨の近くに3単位、同じ位置の皮膚のすぐ下に1単位を分けて入れる方法を提案しています。筋線維が皮膚についているため、深い層だけでは凹凸が整いにくいからです。エラのように数十単位を使う部位とは違い、あご先は数単位の差で口元の動きが変わる場所です。ソウル・ホンデ(弘大)エリアにあるビューティーストーン医院では、口を閉じてもらい筋肉がいちばん目立つ位置を確認してから量を決めています。

ボトックスをあご先の中央下に少量打つ位置のイメージ

リスク・副作用と受診の目安

ここでは、起こりやすい反応と、すぐに連絡してほしいサインを整理します。

下顔面の複数の筋肉に6か月間隔で注入を受けた400名を24〜60か月追跡した後ろ向き研究では、軽い副作用は12%未満で、主に注射部位の内出血や違和感でした。まれな反応としては、あご先がかえって盛り上がる「逆説的膨隆」があり、オトガイ筋に注入を受けた120名中1名で見られたと報告されています。

次のような変化がある場合は、様子を見続けずに施術を受けたクリニックへご連絡ください。

  • 水を飲むときに口元からこぼれる、ストローで吸いにくい
  • 笑ったときに下唇の片側だけが下がらず、左右差が目立つ
  • 数日たってから、あご先がかえって盛り上がって見える
  • 注射した部位が腫れて熱感があり、日を追うごとに痛みが強くなる

妊娠・授乳中の方、注射部位に炎症がある方、筋力が低下する神経筋の病気と診断されている方は、カウンセリングの際に必ずお伝えください。

梅干しジワのボトックス後によくある反応と受診の目安

効果が出る時期とカウンセリング前の準備

ここでは、判断のタイミングと、相談前に用意しておきたいことを紹介します。

オトガイ筋は表情筋のため、効果は1〜2週間ほどで現れ、凹凸がどのくらい整ったかは3〜4週間後に判断します。個人差はありますが、それより前に「まだ残っている」と感じても、すぐに追加で打たないようにしましょう。再施術は、口を閉じたときに凹凸が戻ってくる程度を目安に考えます。

  • 口を楽にした写真と、しっかり閉じた写真(正面・横から各1枚)
  • これまであご先や口元に受けたボトックス・フィラーの時期と部位
  • あご先の長さや横顔のラインも気になっているかどうか

日本からのご相談は、LINEで最初のお問い合わせを受け付けています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。料金はプライスリストを基準に、部位を決めてからご案内します。

効果判断のタイミングとカウンセリング前の準備

まとめ

口を閉じたときだけ現れる梅干しジワは、オトガイ筋の縮みすぎが原因のことが多く、少量のボトックスをあご先の中央下に分けて入れることで整いやすくなります。一方、力を抜いても残るシワや短いあご先は、肌やボリュームもあわせて考える必要があります。

ただし、量や位置によっては下唇の動きに影響が出るリスクも伴うため、起こりやすい反応と連絡すべきサインを事前に知っておきましょう。ご自身のあごの状態を理解し、医師と相談して決めることが大切です。

ソウル・ホンデのビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。「口を閉じるとあごがデコボコする」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. ゼオミンとコアトックス、どちらで打つのがよいですか?

A. あご先は使う量が少ないため、製剤の違いよりも打つ位置と深さのほうが仕上がりを大きく左右します。ほかの部位のボトックスを繰り返し受けていて効きにくさが心配な方は、その履歴をお伝えください。製剤選びの参考にします。

Q. あご先にフィラーを入れたことがあっても、ボトックスを追加できますか?

A. フィラーはボリュームを、ボトックスは筋肉の動きを扱うため、併用することがあります。ただし、フィラーをいつ、どの深さに入れたかによって注入位置を調整するため、施術記録をお持ちください。

Q. 打った当日に運動やサウナをしても大丈夫ですか?

A. 当日は汗を多くかく運動やサウナ、注射部位を強くこするマッサージは控えてください。翌日からは普段どおりの生活に戻っていただけます。

Q. 繰り返し打つと、あごの筋肉が弱くなったり形が変わったりしますか?

A. 6か月間隔で3回以上注入を受けた400名の研究では、重い合併症は報告されていません。繰り返すほど凹凸が戻る速さには個人差があるため、次回の量は前回どのくらい整ったかを見て決め直します。

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