【院長解説】スカルプトラの結節、最近なぜ少なくなったの?
スカルプトラの結節が減った本当の理由と、マッサージが大切な理由をまとめました。

スカルプトラの結節、最近なぜ少なくなったの?
スカルプトラを検索すると、必ずと言っていいほど「結節」の話題が出てきますよね。施術部位を触るとゴツゴツした感触がある、小さなしこりが感じられるといったレビューです。以前はよくある副作用のように語られていましたが、最近の診察室では結節が明らかに減っています。
その理由は、成分が変わったのではなく、使い方が変わったからです。
スカルプトラは、コラーゲンをゆっくり育てる施術です
スカルプトラはPLLA*という成分でできたコラーゲンブースターです。
*PLLA:ポリ乳酸と呼ばれる生分解性の素材です。肌の中に入ってゆっくりと分解されながら、コラーゲンの生成を促します。
フィラーのようにすぐに補填する施術ではなく、数ヶ月かけてコラーゲンが満ちていくよう働きかける施術です。だから結果も、ゆっくり・自然にあらわれます。
結節は、分布が不均一なときに生じやすいです
PLLA粒子が一か所に集まると、その部分が触れてわかることがあります。これが結節感です。以前は希釈濃度が低く、施術直後の分散も不十分だったため、結節に関するレビューが多く見られました。
現在は十分に希釈した上で、施術後の一定期間、ご自身でマッサージしていただく手順も定着しています。それが結節が減った理由ですね。
「5・5・5ルール」の意味
スカルプトラ施術後、1回5分・1日5回・5日間マッサージするようにというご案内が一般的です。このように分散を助ける時間を設けることで、粒子が一か所に集まらず均一に広がります。
クリニックから案内されたマッサージを欠かさず行うだけで、結節が生じる可能性はかなり低くなりますよ。
深さと部位の選択も大切です
皮膚が薄い部位や動きが多い部位に浅く入れると、結節がより目立ちやすくなることがあります。そのため、口元や目元といったデリケートな部位は、他の施術と組み合わせたり、量を減らしたりするアプローチをとることが多いです。
結局、同じ薬剤でも、どこにどのように注入したかが結果を左右します。
**Q. 結節ができたら、そのままにしておけば自然に消えますか?** A. ほとんどの場合、時間が経つとともに柔らかくなります。硬いしこりが長期間続く場合は、ご相談の上、解消する方法を検討します。
**Q. マッサージをし忘れてしまいましたが、大丈夫でしょうか?** A. 1〜2回程度であれば大きな差はないかもしれませんが、ほとんど行わなかった場合は分散が不十分になる可能性があります。案内された期間中はできる限り守っていただくのが安心ですよ。
**Q. 効果はいつ頃あらわれますか?** A. 通常、2〜3ヶ月ごろから変化が見え始め、6ヶ月前後に最もわかりやすくなります。即効性を期待する施術ではありませんので、じっくりと変化をお楽しみください。








