韓国のリジュラン、相場はどう見る?金額を分ける4つの軸と回数の組み方
1回いくらではなく、容量・種類・3回の合計・その後の維持に分けると、相場は自分で判断できます
この記事でわかること
· 相場は1回いくらではなく2ml基準・種類・3回合計・維持の4軸で見る
· ヒーラー・HB・アイは役割が違い、同じ種類どうしで比べる
· 基本は2〜4週間隔で3回、その後は約6ヶ月ごとの維持
· 日本から通うなら渡航の回数まで含めて総額を組む
「韓国 リジュラン 相場」と調べると、1回あたりの金額がいくつも並びますが、その数字だけでは比べられません。先にお答えすると、相場を判断する軸は4つです。容量がml単位でいくらか、ヒーラー・HB・アイのどれか、2〜4週間隔で3回受けたときの合計、そして3回のあとの維持にいくらかかるか。この4つをそろえると、どの見積もりが自分にとって安いのかが見えてきます。
この記事は、ソウル・ホンデ(弘大)で経過を診ながら回数を調整している皮膚科の立場から、日本から受けに来る方が見積もりを比べる順番と、渡航の回数まで含めた組み方をまとめたものです。当院の金額を並べる記事ではなく、お持ちの見積もりを分解するための記事です。
まず種類をそろえる — ヒーラー・HB・アイは役割が違います
リジュランはサーモン由来のPN(ポリヌクレオチド)で肌の回復を促す注射施術ですが、実際にはヒーラー、HB、アイの3つに分かれています。ヒーラーは組織の回復が役割で2ml(1バイアル)が基準、HBはヒアルロン酸を配合していて保湿と弾力の面で当日から変化を感じやすく、ヒーラーより3〜5万ウォンほど高めに設定されることが多い製品です。アイは目元専用で粒子が細かく、容量は1mlと少なめです。
相場を比べる前に、同じ種類どうしで比べているかを確認してください。アイは目元以外には向かないので、頬や顔全体が気になる方はヒーラーかHBが対象になります。
| 種類 | 役割 | 容量の目安 |
|---|---|---|
| リジュランヒーラー | 組織の回復 | 2ml(1バイアル) |
| リジュランHB | ヒアルロン酸配合で保湿・弾力 | ヒーラーより3〜5万ウォンほど高め |
| リジュランアイ | 目元専用、粒子が細かい | 1ml |
軸① 容量 — 韓国の相場は「2ml基準」で見ます
金額の差がいちばん大きく出るのがここです。正規品のリジュランヒーラーは2mlが1バイアルで、PN濃度は20mg/mlが基準です。つまり1mlの施術は、実質ハーフバイアルになります。極端に安い見積もりは容量が半分だったり、正規品でない可能性もあるので、見積もりはml単位で確認してください。
日本から通う方にとって、容量が半分であることの意味は「もう1回渡航する」ことです。変化を感じるまでにもう1回通うことになれば、交通費と時間まで含めてかえって負担が増えます。1回の金額ではなく、2ml基準でいくらかに換算してから比べてください。
軸② 種類の差額 と 軸③ 3回の合計
種類による差額は、HBがヒアルロン酸を配合しているぶん高め、アイは容量が少ないぶんヒーラーより低めに設定されていることが多い、という傾向です。ただし純粋な回復という点ではヒーラーのほうが向いているので、高いほうがよいという話ではありません。
回数は、通常2〜4週間隔で3回が基本です。初回のみ割引で2回目と3回目は通常価格、という案内も見かけるので、見積もりは3回の合計金額でそろえると実際の負担が見えます。私は経過を診ながら間隔を決めていて、反応が落ち着いていれば間隔をあけ、乾燥や赤みが残っていれば少し詰める、という原則で調整しています。3回を一度の渡航で受けることはできないので、日本から通う方は「3回=渡航3回」か、滞在中に1〜2回受けて残りを次の渡航に回すか、を先に決めておく必要があります。
軸④ その後の維持 と、受ける前に確認したい注意点
3回を終えたあとは、6ヶ月に1回程度の維持が一般的です。ここまで含めると、1回あたりの安さで選んだときとの差が見えてきます。維持の1回も渡航を伴うので、年に何回ソウルに来られるかから逆算して、3回の間隔と維持の時期を組むのが現実的です。
先にリスクをお伝えします。注射跡が1〜3日残ることがあり、あざが出る方も10人に1〜2人ほどいらっしゃいます。PN系は全身性の副作用がほとんどなく、回復系の施術の中では比較的安全な部類とされていますが、反応には個人差があります。帰国便の直前に受けると、注射跡やあざを抱えたまま移動することになるので、滞在の前半に置くことをおすすめします。
- 妊娠中・授乳中の方は避けていただく必要があります
- ケロイド体質の方は、事前に医師へお伝えください
- 施術部位に活動性の炎症がある場合は、落ち着いてからになります
- 帰国便の直前は避け、注射跡が落ち着く日数を見込んでください
ホンデ(弘大)の当院では、見積もりを4つに分けて一緒に確認します
どれを選ぶかは肌の状態で分けます。30代前半から中盤で弾力はあるものの毛穴や肌質が気になる方はヒーラー3回、30代後半から40代前半で肌が薄くなり乾燥が気になる方はHB、目元だけが気になる方はアイ単体、全体のリフティングが目的の方はリジュランが回復系なので他の施術との組み合わせをご検討いただく、という分け方です。
ソウル・ホンデ(弘大)のビューティーストーン医院(Beautystone)では、お持ちの見積もりを容量・種類・3回の合計・その後の維持に分けて一緒に確認しています。どの項目が金額を分けているかがわかると、比べる基準がそろいます。お持ちの見積もりの容量と回数、ソウルに来られる予定の回数を添えて、LINEで日本語のままお送りください。金額はソウルのクリニックの目安で、変動する可能性があります。効果には個人差があり、費用は診療時にご案内します。
よくある質問
韓国と日本で、リジュランの費用はどれくらい違いますか?
製品は同じでも、韓国では2ml基準の容量と回数で見積もることが多く、日本とは単位のそろえ方が違うので、1回の金額だけでは比べられません。比べるなら、同じ種類で2mlあたりの金額をそろえ、3回の合計に渡航費を足した総額で見てください。当院の料金表には円の目安を併記していますが、為替により変動します。
3回を一度の渡航でまとめて受けることはできますか?
できません。基本は2〜4週間隔で3回なので、少なくとも数週間の間隔が必要です。滞在中に1回受けて残りを次の渡航に回すか、日本で続きを受けるかを先に決めておくと、見積もりと日程が組みやすくなります。前回の容量と日付がわかれば、続きから診察できます。
HBとヒーラー、日本から通うならどちらが向いていますか?
渡航の回数ではなく、肌の状態で決めます。回復を目的にするならヒーラー、乾燥と弾力の変化を当日から感じたいならHBが向いていることが多いです。どちらも回数と間隔の考え方は同じなので、「日本から通うから」という理由で種類を変える必要はありません。
注射のあと、帰国の飛行機に乗っても大丈夫ですか?
注射跡は1〜3日、あざは出た場合それより長く残ることがあります。移動そのものが問題になることは少ないですが、跡を抱えたまま帰国するのが気になる方は、滞在の前半に受けて数日あけてから帰国便に乗るのが現実的です。強い腫れや痛みが出た場合は、お近くの医療機関の受診を優先し、当院にもLINEでご連絡ください。









