オンダと脂肪溶解注射の違いを表すイメージ
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オンダは脂肪溶解注射の代わりになる?仕組みとの違いを解説

二重あごや頬まわり、お腹や脇腹の脂肪をマイクロ波で減らすオンダは、脂肪溶解注射の代わりとして語られがちですが、仕組みも経過も実は異なります。

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二重あごや頬まわり、お腹や脇腹の脂肪が気になっていて、「メスも注射も使わずに、なんとかならないか」と考えたことはありませんか。

そんなときによく紹介される施術のひとつが、マイクロ波を使ったオンダ(Onda)です。「脂肪溶解注射を打たなくても痩せられる施術」として語られることが多いのですが、実際にそう考えてよいのでしょうか。

本記事では、オンダがどのような仕組みで脂肪に働きかけるのか、脂肪溶解注射との違いも含めて解説します。

オンダ(Onda)とは — マイクロ波で脂肪細胞に働きかける施術

オンダは、イタリアのDEKA社が開発したマイクロ波(コールウェーブ)技術を用いる美容医療機器です。2.45GHzのマイクロ波が脂肪細胞に選択的に吸収される性質を利用し、注射や切開をせずに脂肪の厚みにアプローチします。

「注射を使わずに脂肪を減らせる」という説明自体は間違っていませんが、脂肪溶解注射とは働きかけ方の質感がかなり異なります。脂肪溶解注射が薬剤を一点に「注入する」施術だとすれば、オンダはマイクロ波でその部位を「じんわり温めて、時間をかけて減らしていく」施術に近いといえます。

マイクロ波が脂肪細胞に働きかける仕組みを示す図

「高周波(RF)と同じ」と考えると仕組みを見誤ります

オンダは資料によって「高周波系の施術」として分類されていることが多く、大きなカテゴリーでは間違いではありません。しかし、いわゆる高周波(RF)のリフティング施術とは、狙っている層が異なります。

RFは主に真皮のコラーゲンに吸収され、皮膚の層で熱に変わります。一方でオンダは、同じエネルギーのおよそ80%が脂肪細胞で、残り20%ほどが真皮で熱に変換されるとされています。つまり、狙っているターゲットそのものが違うのです。

そのためオンダは「脂肪のボリュームを減らして輪郭を整える施術」、RFは「真皮のコラーゲンに働きかけてハリを整える施術」と分けて考えるのがより正確です。同じ「高周波系のリフティング」という括りの中でも、得意とする悩みが異なるということです。

マイクロ波が脂肪だけを選んで温める仕組み

マイクロ波が脂肪を効率よく温められる理由は、誘電加熱と呼ばれる原理にあります。分子の構造が非対称であるほどマイクロ波の中で激しく振動し、その振動が熱に変わるという仕組みです。脂肪細胞はこの構造的な特徴により、2.45GHzのマイクロ波を吸収しやすいとされています。

皮下脂肪細胞が適正な温度(目安として43〜45度ほど)で一定時間温められると、細胞膜がダメージを受け、数週間かけて少しずつ縮小していくと考えられています。施術直後に「一気に脂肪が落ちた」と感じるタイプの変化ではありません。

同時に、真皮側に伝わる残り20%ほどの熱がコラーゲンにも軽く働きかけます。そのため、脂肪感を減らす効果とあわせて、ハリ感が多少ついてくることもあります。ただし「ハリ」だけを比べると、RFやHIFUのほうが得意な領域です。

マイクロ波が脂肪だけを選んで温める仕組みを示す図

脂肪溶解注射とオンダ、何が違う?

脂肪溶解注射(デオキシコール酸などを用いるもの)は、薬剤を直接注入して脂肪細胞の膜を壊す施術です。効果がはっきり出やすい一方で、内出血や腫れが1〜2週間ほど残ることが少なくなく、1回で変化する範囲も限られるため同じ部位に複数回の施術が必要になりやすい傾向があります。

オンダは薬剤を使わず、マイクロ波の熱で同じような変化をよりゆるやかに引き出します。1回でカバーできる範囲が比較的広く、内出血もほとんど残らない一方で、変化が見え始めるまでに4〜12週間ほどかかります。

比較軸脂肪溶解注射オンダ
アプローチ薬剤を注射マイクロ波で加温
内出血・腫れ出やすい(1〜2週間程度)比較的少ない
効果が見える時期比較的早い4〜12週間ほど
1回の範囲狭め・複数回になりやすい比較的広い範囲をカバー

「早く変化を実感したい」という方には脂肪溶解注射が、「回復期間の短さを優先したい」という方にはオンダが選ばれやすい傾向があります。オンダは顔にも体にも使われますが、頬まわりのように面積が広い部位や、二重あごのように部位が限定される場合など、狙う場所によって選び方が変わってきます。

効果が見えるまでの期間・ダウンタイム・注意点

施術中は重だるく熱を感じることが多く、施術後の数日は皮膚が硬く触れたり、軽くむくんで見えたりする場合があります。脂肪溶解注射に比べると、内出血はかなり軽く済むことがほとんどです。

変化が見え始めるのは4〜12週間ほど先になるため、施術直後の写真だけで「変化がない」と判断するのは早すぎます。効果を確認する際は、施術直後ではなく数週間後の状態と比較することをおすすめします。

また、RFやHIFUなど別の発熱系施術と間隔を詰めすぎると、真皮が刺激を受けすぎてむくみが長引く場合があります。他の施術と組み合わせたい場合は、間隔をどう空けるかを事前に医師と相談しておきましょう。妊娠中の方や施術部位に炎症がある方などは施術を受けられない可能性もあるため、事前のカウンセリングでご自身の状態を伝えてください。

オンダの効果が見えるまでの経過を示す図

まとめ

オンダは「注射を使わずに脂肪を減らす」施術という説明自体は間違っていませんが、脂肪溶解注射とは仕組みも経過の見え方も異なります。マイクロ波で脂肪細胞をゆっくり温めて減らしていく施術のため、変化までに数週間単位の時間がかかる点は覚えておきたいポイントです。

ただし、狙いたいのが「たるみ」なのか「脂肪感」なのか、あるいはその両方なのかによって、選ぶべき施術やRF・HIFUとの組み合わせ方は変わってきます。ご自身の肌状態や脂肪の分布を理解したうえで、医師と相談しながら決めることが大切です。

ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「注射を使わずに脂肪を減らしたい」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. オンダは何回くらい受ければ効果を感じられますか?

顔まわりは1〜3回程度で輪郭の変化を感じる方もいますが、お腹や脇腹など脂肪層が厚い部位は3〜5回ほど施術を重ねることで変化が見えやすくなります。回数の目安は部位や脂肪の厚みによって個人差があります。

Q2. オンダのダウンタイムはどのくらいですか?

施術直後は熱っぽさや軽い赤みが出ることがありますが、翌日には落ち着くケースが多いです。数日は皮膚が硬く触れる感覚が残ることもありますが、日常生活に大きな支障が出るほどのダウンタイムではないとされています。

Q3. オンダの施術中や施術後に痛みはありますか?

施術中は熱さやじんわりとした圧迫感を覚えることが多いですが、耐えられないほどの痛みではないとされています。施術後は部位によって軽い張りやむくみを感じる場合があります。

Q4. 一度減った脂肪細胞は、また増えることがありますか?

一度なくなった脂肪細胞そのものが再び作られることは基本的にありませんが、残っている脂肪細胞は体重が増えると再び大きくなる場合があります。施術後の体重管理が、変化を維持するうえで大切なポイントです。

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