唇のヒアルロン酸注入後、洗顔・メイク・運動・お酒はいつから?
唇のヒアルロン酸注入後の腫れ・内出血は、たいてい1〜2週間で落ち着きます。当日から2週間までにしてよいこと、メイク・運動・お酒の時期、すぐ受診したいサインを解説します。
唇のヒアルロン酸注入のあと、やさしい洗顔は当日からでき、汗をかく運動は翌日から、注入した部分を触ったり押したりするのは3日ほど避けるのが基本です。リップメイクとお酒は決まった日付がないため、針あとと腫れの落ち着き方を見て決めるほうが安心です。
腫れや内出血はよくある経過ですが、唇が白っぽくなる、痛みがだんだん強くなるといった場合はすぐに連絡してください。
この記事の要点
- 腫れ・内出血はよくあり、たいてい1〜2週間で落ち着きます。仕上がりはそのあとで判断します。
- 運動は翌日から、触るのは3日ほど控える:当日は冷やすことと、やさしい洗顔だけにします。
- お酒とリップメイクは公式の目安がないため、施術した医師と決めます。
- 唇や周りの皮膚が白・青っぽくなる、痛みが強まる場合はすぐ受診してください。
唇のヒアルロン酸注入後、腫れと内出血はどのくらい続く?
唇は粘膜が薄く血管が多いため、注入後に腫れや内出血が出やすい部位です。翌朝に思ったよりふっくらして見えても、多くは注入量ではなく腫れによるものです。最初の2日間の見た目だけで「入れすぎた」と決めないほうがよいでしょう。
唇のヒアルロン酸注入のランダム化試験16件をまとめた分析では、参加者の半数(50%)に何らかの反応がありました。多かったのは腫れ(78%)、硬さ(48%)、内出血(34%)、押したときの痛み(33%)で、治療が必要、または30日以上続いた強い反応は1.1%でした。
| 唇への注入 180人 | 割合 |
|---|---|
| 腫れ | 58% |
| 内出血 | 44% |
| 軽い程度だった反応 | 88% |
180人を対象にした別の試験でも腫れ58%、内出血44%で、反応の88%は軽い程度でした。腫れ・赤み・押したときの痛み・内出血は、通常7〜14日で治まります。

副作用のサイン:様子を見てよいものと、すぐ受診したいもの
ふつうの腫れや内出血は、日ごとに少しずつ引いていきます。反対に、時間がたつほど強くなる、色が変わる、痛みが増す場合は、通常の経過とは考えません。
様子を見てよいもの
- 唇がふっくら腫れ、朝はより腫れて見える(数日〜2週間)
- 注入した点の小さな内出血、押したときの鈍い痛み
- 触ると少し硬い、でこぼこした感じ
すぐに連絡・受診したいもの
- 唇や周りの皮膚が白・灰色・青っぽく変わる、痛みがだんだん強くなる → すぐに受診
- 視界がかすむ、見え方がおかしい → 最寄りの救急外来へ
- ろれつが回らない、顔や手足のしびれ・力が入らない、歩きにくい、強い頭痛、めまい → 最寄りの救急外来へ
米国FDAは、フィラーが血管に入ると皮膚の壊死、失明を含む視力障害、脳卒中が起こりうると案内しています。施術中にも施術後にも出ることがあり、LINEの返信を待たずに受診を優先してください。

施術当日から2週間まで、何をしてよい?
施術直後は、唇をなるべく触らず冷やすことが中心です。米国皮膚科学会は、帰る前に15〜20分冷やすこと、運動など負担の大きい活動は翌日まで控えること、注入部位を3日間触らないことを案内しています。日差しと日焼けも避けましょう。
| 時期 | してよいこと | 控えること |
|---|---|---|
| 当日 | 冷やす、唇をこすらない洗顔、顔のメイク | 汗をかく運動、唇を押す・こする、日差し・日焼け |
| 翌日〜3日 | 運動の再開、ふだんの洗顔 | 注入部位を触る・マッサージする |
| 1〜2週間 | 腫れ・内出血が引くのを見る | 仕上がりの判断(腫れが引いてから) |
洗顔のときは唇をタオルでこすらず、水で軽く流す程度にします。ストローを強く吸う、唇をかむといった癖も、最初の数日は意識して減らすと楽です。

メイク・運動・お酒はそれぞれいつから?
顔のメイクは当日からできます。ただ、口紅やグロスのように針あとの上に直接つけるものは、あとがふさがったかを確認し、施術した医師が伝えた時期から使いましょう。リップクリームも、清潔な指か新しい製品で薄く塗ると安心です。
運動は翌日から軽めに始め、腫れが戻るようなら強さを落とします。お酒については、確認した公式資料に日付がないため、この記事では日数を決めません。予定がある場合は施術前に日付を伝え、医師と一緒に決めてください。
ハプチョン(合井)のビューティーストーン医院では、回復の相談で、まず様子を見てよい反応と連絡すべきサインを分けて説明し、そのうえで日常の予定を決めます。血をさらさらにする薬やサプリメントを飲んでいる方は内出血が出やすくなるため、事前にお知らせください。

自然な唇かどうかは、いつ・どう判断する?
自然かどうかは、腫れが引いた1〜2週間後の状態で判断します。初日の写真と比べると、ほとんどの唇の注入は入れすぎに見えます。施術前に正面と横顔を同じ照明で撮り、2週間ほど後に同じ条件で撮り直すと比べやすくなります。
唇がとても薄い方が一度に大きくふっくらさせようとすると、不自然に見えることがあります。180人の試験では片側1.5mL以下の注入で、8週後に93%が1段階以上ふっくらしていました。初めてなら少なめに入れ、腫れが引いてから見直す順番が無難です。

まとめ:予定を決めてから施術日を選ぶ
腫れと内出血は予想どおりの経過で、多くは2週間以内に引きます。色の変化や強まる痛みはすぐ受診のサインです。運動は翌日から、注入部位は3日ほど触らず、お酒とリップメイクは医師と時期を決めましょう。当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は部位・注入量により異なります(詳細は/ja/price)。
大切な予定や撮影がある場合は、1〜2週間の余裕をとってください。ビューティーストーン医院には日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。LINEでお問い合わせの際は、唇の正面・横顔の写真、希望の形、これまでの唇への注入の製品名と時期を添えていただくとスムーズです。
よくある質問
Q. 唇のヒアルロン酸注入後、腫れはいつ引きますか?
A. 米国皮膚科学会の案内では、腫れ・内出血・赤みは通常7〜14日で治まります。最初の2日ほどが大きく腫れ、そのあと少しずつ引くのがよくある流れです。日がたつほど腫れが強くなる、熱感や痛みが増す場合は、すぐに施術先へ連絡してください。
Q. 施術当日に洗顔してもいいですか?
A. やさしい洗顔なら当日から大丈夫です。唇をタオルでこすったり強く押したりせず、水で軽く流す程度にします。注入部位は3日ほど触らないのが基本なので、洗顔ブラシやマッサージはそのあとにしましょう。
Q. 口紅やリップクリームはいつから使えますか?
A. 公式資料に決まった日付はありません。針あとの上に直接つけるものなので、あとがふさがったかを確認し、施術した医師が伝えた時期から使いましょう。どうしても必要なら、清潔な指か新しい製品で、こすらずに薄く塗ってください。
Q. 運動はいつからできますか?
A. 米国皮膚科学会は、運動など負担の大きい活動を翌日まで控えるよう案内しています。翌日から軽めに始め、運動後に唇の腫れが戻るようなら数日は強さを落としましょう。顔に強く当たる可能性のある運動は、腫れが引いてからにします。
Q. お酒は何日後から飲めますか?
A. 確認した公式資料にはお酒の日付がないため、この記事では日数を決めません。腫れと内出血が落ち着く最初の1〜2週間に予定がある場合は、施術前に日付を伝えてください。施術した医師が腫れの程度を見て、いつからよいかを一緒に決めます。
Q. 唇に内出血が出ましたが大丈夫ですか?
A. 180人の試験では内出血が44%に見られ、ほとんどが軽い程度でした。黄色っぽく変わりながら薄くなっていけば通常の経過です。内出血ではなく皮膚が白・灰色・青っぽくなり痛みが強まる場合は、血管のトラブルの可能性があるため、すぐに受診してください。
Q. 片側だけ大きく見えるのは左右差ですか?
A. 腫れは左右同じようには引かないため、最初の数日は片側がふっくら見えることがよくあります。形は腫れが引いた1〜2週間後に判断します。そのときも差が残っていれば、正面・横顔の写真を同じ照明で撮り、施術先に相談してください。
Q. 唇のヒアルロン酸はどのくらい持ちますか?
A. 米国皮膚科学会の案内では、ヒアルロン酸フィラーは4〜12か月ほどとされています。唇は話したり食べたりするたびに動くため、製品や人によって持ちが変わります。初回に、その製品が唇でおよそどのくらい持つかを聞いておくと、次の予定を立てやすくなります。
Q. 施術前に医師へ伝えておくことはありますか?
A. 妊娠・授乳中かどうか、服用中の薬やサプリメント、アレルギー、口の周りにできた水ぶくれ(口唇ヘルペス)の経験、これまでの唇への注入の種類と時期を伝えてください。血をさらさらにする薬は内出血を増やすことがあります。大切な予定の日付も伝えると調整しやすくなります。








