ヒトADMスキンブースターの施術イメージ

ヒトADMスキンブースターは何が違う?効果と選び方を解説

ヒトADM(無細胞同種真皮)スキンブースターは、コラーゲンを刺激するのではなく直接補う新しいアプローチのスキンブースターです。仕組みや効果、従来品との違いをやさしく解説します。

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最終更新:2026年7月

近年、韓国の美容皮膚科で注目を集めているのが、ヒトの皮膚組織から作られた「ヒトADM(無細胞同種真皮)」を使ったスキンブースターです。コラーゲンをつくるよう肌を刺激するタイプとは異なるアプローチで肌の土台に働きかけると言われ、韓国のクリニックで導入が進んでいます。本記事では、その仕組みや期待できる効果、従来品との違い、そして副作用やダウンタイムとして知っておきたいポイントについて詳しく解説します。

ヒトADMスキンブースターとは

ヒトADM(Acellular Dermal Matrix、無細胞同種真皮)スキンブースターとは、ヒトの皮膚から細胞を取り除き、コラーゲンなどの構造だけを残した組織を注入する施術です。「同種」は人の皮膚に由来することを、「無細胞」は免疫反応が起きないよう処理されていることを意味します。肌の土台となる構造そのものを補うイメージの施術で、韓国では2025年半ばの登場以降、複数のクリニックで臨床データが積み重ねられてきました。

無細胞同種真皮の仕組みと構成成分

無細胞同種真皮には、主にコラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカン(GAGs)という成分が含まれています。これらはいずれも、肌の弾力や保湿、構造を支える細胞外基質(ECM)の主成分です。この技術自体は目新しいものではありません。美容外科の分野では以前から、やけどを負った患者様の皮膚再建や、鼻・胸の手術で使うインプラントの上に用いる素材として、数十年にわたり使用されてきました。近年、この素材を肌の再生や弾力改善を目的として応用したものが、ヒトADMスキンブースターです。

無細胞同種真皮の構造を示す図

ジュベルックやスカルプトラとの違い

スキンブースター市場では、これまでジュベルックやスカルプトラのように、あえて軽い炎症反応を起こしてコラーゲンの生成を促すタイプの製品が中心でした。一方、ヒトADMスキンブースターは、コラーゲンをつくるよう肌を刺激するのではなく、コラーゲンの構造そのものを直接補う点が異なります。そのため炎症反応が比較的穏やかで、生体との親和性が高く、仕上がりが自然になりやすいとされています。ただし、吸収される過程を経てから徐々にボリュームが出てくるため、炎症反応を利用してコラーゲンを誘導するタイプの製品と比べると、ボリュームアップの面ではやや物足りなさを感じることもあります。

スキンブースターの仕組みの違いを示す図

期待できる効果

ヒトADMスキンブースターを受けることで、次のような変化が期待できるとされています。

  • 肌のキメや肌のトーンの改善
  • 肌の弾力アップ
  • 毛穴や小じわの目立ちにくさ
  • インナードライの改善
  • 赤みの落ち着き
  • 不自然にならない範囲でのボリューム補整

いずれも施術直後に大きく変わるというより、個人差はありますが段階的に変化を感じられる方が多いとされています。

副作用とダウンタイムで知っておきたいこと

施術を検討するうえで、知っておきたいポイントもあります。まず、「他人の皮膚組織」という点に心理的な抵抗を感じる方も少なくありません。すべての組織は法的に認められた提供・管理の仕組みを通じて処理されているため、この点は理解しておくと安心材料になります。また、注入する深さが浅すぎると、施術直後に肌が一時的にでこぼこして見える「エンボッシング」が起こる場合がありますが、これは炎症性のしこりではないため、通常は数週間程度で自然に目立たなくなることがほとんどです。ジュベルックやスカルプトラのようなタイプで見られる免疫反応によるしこりは、ヒトADMスキンブースターではほとんど報告されていません。そのほか、吸収の過程を経るため大きなボリュームアップには限界があること、1本を全量使用する特性上、施術費用が60万~80万ウォン程度とやや高額になりやすいことも、事前に理解しておきたいポイントです。費用はクリニックによって異なりますので、詳しくはご相談ください。

施術後のダウンタイムをイメージした写真

まとめ:自分に合うか判断するポイント

ヒトADMスキンブースターは、コラーゲンをつくるよう刺激するのではなく、コラーゲンの構造そのものを直接補うことで、自然な仕上がりを目指せる施術として注目されています。ただし、エンボッシングや費用の面など、事前に理解しておきたいポイントもいくつかあります。ご自身の肌状態や希望する仕上がりによって向き不向きは異なりますので、医師と相談のうえで判断することが大切です。ソウル・合井のBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「自分の肌に合うスキンブースターがわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. ヒトADMスキンブースターは安全ですか?

ヒトADM(無細胞同種真皮)は、美容外科の分野でやけど患者様の皮膚再建や、鼻・胸の手術用インプラントの被覆材として、数十年にわたり使用されてきた実績のある素材です。スキンブースターとしての使用はまだ日が浅いものの、素材自体には一定の使用実績があります。ただし、体質や肌状態によって反応は異なりますので、事前に医師へご相談いただくことをおすすめします。

Q2. 施術後にでこぼこになったり、腫れたりすることはありますか?

注入する深さが浅い場合、施術直後に一時的な「エンボッシング(でこぼこ)」が生じることがありますが、炎症性のしこりではないため、通常は数週間程度で自然に落ち着くことがほとんどです。腫れや赤みが長引く場合は、早めに医師へご相談ください。

Q3. 費用はどのくらいかかりますか?

ヒトADMスキンブースターは1本を全量使用する施術のため、目安として60万~80万ウォン程度とされることが多く、比較的高額な施術と言われています。正確な費用はクリニックやプランによって異なりますので、事前にご確認ください。

Q4. ジュベルックなど従来のコラーゲンブースターとはどちらを選べばよいですか?

しっかりとしたボリュームアップを重視するなら、炎症反応を利用してコラーゲンを誘導するジュベルックやスカルプトラのようなタイプが向いている場合があります。一方、より自然な仕上がりや肌質そのものの底上げを重視するなら、ヒトADMスキンブースターが選択肢になります。目的や肌状態によって最適な組み合わせは異なりますので、医師と相談しながら決めることが大切です。

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