【院長解説】結婚式1ヶ月前にウルセラ施術——むくみはちゃんと引きますか?
ウルセラ直後のむくみはエネルギーの重複とショット数で変わり、通常2週間で落ち着きます

結婚式1ヶ月前にウルセラ施術——むくみはちゃんと引きますか?
まず結論からお伝えしますね。
ウルセラ直後のむくみは、単なる副作用ではなく、効果が生まれるプロセスの一部なんです。
この記事では、その理由をわかりやすくご説明します。
みなさん同じだと思いがちですが、ウルセラのむくみは少し違います
ウルセラは、高密度焦点式超音波(HIFU)をSMAS層 (筋膜層)まで
正確に照射して熱凝固点を形成するリフティング施術です。
その部位に微細な熱ダメージが生じ、
コラーゲンが回復しながら引き上げられる仕組みです。
シュリンクや他のHIFU機器と異なり、
ウルセラは深さ4.5mmのSMAS層 (筋膜層)まで到達します。
だからこそ効果も深く届きますが、
その分、施術直後にしっかりとむくみが出る方も多いんです。
これがよく言われる「ウルセラのむくみ」です。
なぜ人によってパンパンに腫れる方と、ほとんど変わらない方がいるのでしょう?
この記事のポイント
ウルセラ直後のむくみは、エネルギーの重複とショット数によって生じます。
通常2週間以内に残りのむくみまで落ち着き、リフティング効果が現れてきます。
これを聞くと少し驚かれるかもしれませんが。
先月、51歳の女性の方がご来院されまして、
他院でウルセラ600ショットを一度に受けられ、
3日目に両頬がむくんでマスクで隠しながら過ごしていたとおっしゃっていました。
でも、ここで大切なポイントがあります。
このむくみは「施術ミス」ではなく、
エネルギーが一部位に重複したことで起きた正常な反応なんです。
ウルセラのむくみは、結局ふたつの要素で決まります。
ひとつはショット数、もうひとつは同じ部位へのエネルギー重複の有無です。
SMAS層 (筋膜層)は4.5mm、
中間真皮層は3.0mm、
浅い真皮層は1.5mmのカートリッジで施術します。
3つの深度を一度にすべて照射すると、
熱凝固点が垂直方向に重なり、
組織液がその部位に集まります。
それによって頬骨やフェイスラインがふっくら見えるんですね。
通常、施術直後から1〜3日が最もむくみが目立ち、
1週間で約80%は引いてきます。
そして2週目に残りのむくみまで落ち着いたところで、
「あれ、フェイスラインが少し引き上がった?」と感じる
リフティング効果が見えてきますよ。
逆説的ではありますが、むくみが引いた空間に効果が現れる、というイメージです。
ウルセラのむくみは異常反応ではなく、効果が生まれるプロセスです。施術直後の1週間はふくらみ感、2週目に残りのむくみが落ち着き、その後から本来のリフティング効果が現れます。大切なご予定がある方は、最低3週間前には施術を受けておくと安心ですよ。
では、私はいつ・どのくらい受ければいいの?
一度表にまとめてみると、こんなイメージです。
ケースによって異なりますが、
私が通常このように分けて設定しています。
ひとつ必ずお伝えしたいことがあって、
「むくみを早く引かせたいからショット数を減らしてほしい」とおっしゃる場合、
効果も同時に減ってしまいます。
ですから、スケジュールに合わせて施術のタイミングをあらかじめ決めておくことが正解です。
ここまで読んでくださった方が気になるポイント、まとめてお答えします
Q1. ウルセラのむくみ、アイシングすると早く引きますか?
これは少し微妙なところでして。
施術直後の24時間は冷やすのが効果的です。
ほてりや初期のむくみを抑えてくれます。
ただ、それ以降は逆に
ぬるめの温罨法で血行を促す方が良いですよ。
ウルセラのむくみは一般的なあざや浮腫とは違い、
組織液が集まっている状態なので、
血行が改善されることで引いていくんです。
これも本当によく聞かれる質問なのですが。
Q2. 1回受けて効果がなければ返金されますか?何回受ければいいですか?
正直にお伝えすると、
ウルセラは1回の施術が基本単位となる施術です。
フィラーのように量を追加していく概念ではありません。
効果は1回の施術後、2〜3ヶ月かけてゆっくり現れ、
12〜18ヶ月持続すると考えてください。
44歳の患者様が昨年受けられて
今月2回目でいらっしゃったのですが、
「1年が本当に長く続いた」とおっしゃっていましたよ。
ですので、年1回のペースで通われる方が多いです。
最後にもうひとつ、こちらも確認しておきましょう。
Q3. むくみ以外に気になる副作用はありますか?
よく誤解される点なのですが、
ウルセラ後に一時的に頬がこけて見える方が
まれにいらっしゃいます。
脂肪層までエネルギーが届くことで起きる現象で、
これは施術者がどのように深度とラインを設定するかにかかっています。
そのため、頬骨の下・頬の中央など
脂肪が薄い部位では4.5mmを避けたり、
意図的にショット数を減らして施術します。
この判断が最終的に施術者の経験値で変わるところです。
次の記事では「ウルセラ1回施術後2ヶ月、診察室でリアルに見られる変化」についてお話しします。方によって効果を実感するタイミングが異なる理由を、ケースを通してご紹介しますね。ウィ・ヨンジンでした。









