【院長が告白】以前は薄い肌にはリフティングを控えるよう言っていました
薄い肌にリフティングを頻繁に受けてはいけない、という言葉の本当の意味

正直に言うと、以前の私も薄い肌にはリフティングを控えるよう言っていました
先週の水曜日、診察室に53歳の女性がいらっしゃいました。
他のクリニックでシュリンクを受けて、わずか2ヶ月後にまた受けたとのことで、
「肌がさらに薄くなった感じがして、くすんでしまった」とおっしゃっていました。
そして、こう聞かれたんです。
「薄い肌にリフティングを頻繁に受けてはいけないと聞いたけど、だからこうなったんじゃないですか」と。
薄い肌にリフティング、本当に頻繁に受けてはいけないのでしょうか
リフティング施術とは、超音波や高周波エネルギーを肌の特定の深さに照射して、
コラーゲンの収縮と再生を促す施術です。
よく言われる「薄い肌には頻繁に受けないでください」というのは、
表皮・真皮の厚みが薄い方に強いエネルギーを繰り返し当てると、
かえってボリュームが失われてくすんでしまうという臨床経験から生まれた言葉なんですね。
でも、これがすべてのリフティングに同じように当てはまるわけではありません。
なぜ同じ薄い肌なのに、大丈夫な人とそうでない人がいるのでしょうか
「薄い肌にリフティングを頻繁に受けてはいけないって?なぜですか?同じ層じゃないですよ」
— ウィ・ヨンジン院長(ホンデ ビューティーストーン医院)
文章だけではなかなかピンとこないと思いますが、実際のケースで見ると明確になりますよ。
先週の53歳の方、
他のクリニックで受けたのはシュリンク1.5mm+3.0mm+4.5mmのフルセットでした。
2ヶ月間隔で2回。薄い肌に4.5mmを2ヶ月おきに2回照射したんです。
ここに核心があります。
リフティングは深さによって作用する層がまったく異なります。
1.5mmは表皮のすぐ下、3.0mmは真皮の深い層、
4.5mmはSMAS層(筋膜層)に作用します。
薄い肌で問題になるのは、通常3.0mm以下の真皮層のダメージです。
SMAS層(4.5mm)は、薄い肌と厚い肌との間で
厚みの差がほとんどない構造なんですね。
だから「薄い肌=リフティング禁止」ではなく、
「薄い肌=真皮層へのショット数を減らし、深い層を中心に施術すべき」というのが正しい表現です。
他のクリニックでフルセットで真皮層まで強く照射したことが問題であって、
リフティング自体が問題だったわけではありません。
この方は4週間後に再度いらっしゃって、
SMAS層(筋膜層)中心にショット数を半分以下に減らし、真皮層は完全に省きました。
3ヶ月後に「今回はくすまずにフェイスラインだけ整った」とおっしゃっていましたよ。
薄い肌のリフティングは「頻繁に受けるな」ではなく、
「どの層にアプローチするか」の問題です。
SMAS層(4.5mm)は薄い肌でも比較的安全ですが、
真皮層(1.5〜3.0mm)を繰り返し照射するとボリュームが失われます。
では自分はどの深さが適切か、タイプ別に整理すると
では、自分はどれに当てはまるのでしょうか?
ひとつ必ずお伝えしたいことがあるのですが、
薄い肌で頬のコケが気になる方は、先にリフティングを受けるとさらにこけて見えてしまいます。
このような方は、コラーゲンブースターやボリューム系施術を先に行い、
その後にリフティングを重ねる順番が正しいですね。
ここまで読んでくださった方は、きっとこれが気になるはずです
Q1. では薄い肌にはシュリンクよりウルセラの方が安全なのですか?
A. うーん、これは少し長くなるのですが、
ウルセラがSMAS層(筋膜層)(4.5mm)により精密にアプローチできるのは確かです。
でも、シュリンクもカートリッジをSMAS層(筋膜層)中心に使えば、
薄い肌でも十分に安全ですよ。
機器の違いというよりは、どのカートリッジを何ショット使うかの問題です。
薄い肌だからといって、必ずしもウルセラを選ぶ必要はありません。
次にほぼ必ず出てくる質問があります。
Q2. 薄い肌の場合、リフティングの間隔はどれくらい空けるべきですか?
A. 診察のたびに同じようにご説明する部分なのですが、
一般的には6ヶ月と言われていますが、
薄い肌の方は8〜10ヶ月程度の間隔を空けることをお勧めしています。
コラーゲンが新たに満たされるのに、より時間がかかるからです。
他のクリニックで2ヶ月後にまた受けた先ほどの方のようなケースは、
実は診察室で月に3〜4名はいらっしゃいます。
これは最後に必ず確認しておきたい点なので。
Q3. 一度くすんでしまった肌は、また回復できますか?
A. 診察のたびに同じようにご説明する部分なのですが、
完全な回復にはかなり時間がかかります。
通常6ヶ月〜1年はリフティングをお休みいただき、
コラーゲンブースター(ジュベルック、リジュランなど)で
真皮層を再び満たす作業を先に行います。
その後にSMAS層(筋膜層)へのリフティングを重ねる順番で進めると、
ほとんどの方が6ヶ月以内にもとのトーンに戻られますよ。
今日ひとつだけ持ち帰っていただくとしたら — 薄い肌のリフティングで大切なのは回数ではなく、「どの層にアプローチしたか」です。
次の記事では「薄い肌でリフティング前に先に行うべきコラーゲンブースターの順番」について詳しく解説しますね。
同じ施術でも順番を変えると結果がどう変わるのか、ケースでお見せします。以上、ウィ・ヨンジンでした。









