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サーマクールの設定、何を医師に伝えるべきか判断ポイント

サーマクールのエネルギー設定は、患者が関与できる部分とできない部分があります。「低くしてほしい」と伝えること自体は問題ではありませんが、効果との関係を理解したうえで、自分の感受性と目標を具体的に伝えることが大切です。

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サーマクールの施術を検討している段階で、「エネルギーを低くしてほしいと伝えてよいのか」「そう頼んだら効果が落ちてしまうのか」と事前に整理しておきたい方は少なくないのではないでしょうか。本記事では、エネルギー設定をめぐる判断ポイントを整理し、カウンセリングで何をどう伝えるかという視点から順に解説します。

サーマクールの設定:患者が関与できる部分とできない部分

ここでは、施術設定の構造を整理します。

サーマクール(Thermage)は高周波(RF)エネルギーを真皮層に届け、コラーゲンの収縮と再生を促すことでたるみの改善が期待できる機器です。施術時の設定には大きく分けて、出力の強さ(エネルギーレベル)、照射回数(ショット数)、照射する部位と範囲の三つがあります。

照射する部位や範囲は、医師が肌の状態を見ながら判断する領域です。一方で、エネルギーレベルとショット数については、患者の痛みへの感受性や目標に合わせて調整の余地がある部分です。ただし、最終的な設定の判断は医師が行います。カウンセリングで患者ができるのは「どのくらいの痛みが不安か」「どのような効果を期待しているか」を正確に伝えることです。

エネルギーを下げたときに痛みと熱量と効果がどう変わるかを示すカード

エネルギーを下げたときに起きること:痛み・熱量・効果の変化

以下では、エネルギーレベルを低く設定したときに起きる変化を、痛みと効果の両面から整理します。

エネルギーレベルを下げると、1ショットあたりに真皮へ届く熱量が少なくなります。熱量が下がると、施術中の痛みや熱感は軽減されることが期待できます。PMCに掲載された研究(PMC13429607)でも、RF機器のエネルギー設定と真皮加熱の関係が確認されており、設定値と熱効果には相関があることが示されています。

同時に、1回あたりのコラーゲン収縮・再生への刺激も弱まります。ここで重要な視点は、エネルギーを下げることが「効果をゼロにする」のではなく、「1回あたりの刺激量を調整する」という捉え方です。ショット数を増やす、または通院回数を複数回にすることで、総刺激量を補う方向性があります。どのような組み合わせが目標と予算に合うかは、医師との相談で決まります。

痛みへの不安をカウンセリングで具体的に伝える方法を示すカード

痛みへの不安をカウンセリングで具体的に伝える方法

ここでは、不安をより伝わりやすくするためのポイントをまとめます。

「痛いのが怖い」とだけ伝えると、医師が対応を具体化しにくい場合があります。過去に受けた施術や歯科治療での痛みの感じ方(「麻酔が効きにくい」「緊張すると痛みを強く感じる」など)を伝えると、医師が感受性を判断しやすくなります。また、「多少効果が落ちてもよいので痛みを抑えたい」なのか、「多少の痛みは我慢できるので効果を優先したい」なのかを自分で整理しておくと、設定の話を進めやすくなります。

施術前に麻酔クリームを使用できる場合もありますので、不安のある方はカウンセリング時に確認しておくとよいでしょう。

注意が必要なケースと施術前の確認事項

以下のいずれかに当てはまる方は、予約の段階または施術前に必ず医師へお伝えください。

  • ペースメーカーや体内に金属製デバイスを装着している方
  • 妊娠中または授乳中の方
  • 施術部位に感染症や炎症がある方

PMCの報告(PMC13470649)では、エネルギー設定の管理が不適切な場合のリスクとして、一時的な赤みや腫れ、まれに熱傷や色素変化が生じる可能性が示されています。赤みや腫れは通常数日から1週間程度で落ち着くことがほとんどですが、長引く場合は速やかに医師へご相談ください。なお、過度に低い設定では効果が不十分になる可能性もあります。

注意が必要なケースと施術前の確認事項を示すカード

まとめ

サーマクールのエネルギーレベルを下げると、1回あたりの痛みと真皮への熱刺激はともに弱まります。ただしこれは「効果を諦める」ことではなく、ショット数や通院回数で総刺激量を補う設計の問題です。

大切なのは、痛みへの不安を漠然と伝えるのではなく、自分の感受性と目標を具体的に伝えてカウンセリングを活かすことです。ご自身の肌状態に合った設定は、医師との対話の中で見えてきます。ただし、施術にはリスクも伴うため、気になる点は必ずカウンセリングで確認し、医師と相談して判断することが大切です。

ソウル・合井のBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「サーマクールを受けたいけれど、痛みの設定をどう考えればよいのか迷っている」という方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. サーマクールのエネルギーレベルを下げてほしいと伝えてもよいですか?

A. はい、伝えていただいて問題ありません。ただし、最終的な設定の判断は医師が行います。「どのくらいの痛みが不安か」「過去の施術でどのくらい痛みを感じたか」など、感受性と目標を具体的に伝えると、医師がより個別に対応しやすくなります。

Q. エネルギーを下げると効果はなくなりますか?

A. 効果がなくなるわけではありません。1回あたりの熱刺激は弱まりますが、ショット数を増やしたり通院回数を複数回にしたりすることで、総刺激量を補う方向性があります。どのような組み合わせが目標に合うかは、医師と相談して決めることをおすすめします。

Q. サーマクールの痛みはどのくらいですか?

A. 痛みの感じ方は部位や個人の感受性によって大きく異なります。施術前のカウンセリングで自分の感受性(「麻酔が効きにくい」「緊張すると痛みが強い」など)を伝えておくと、より個別の対応が可能です。麻酔クリームの使用が可能な場合もありますので、不安な方は事前に確認しておくとよいでしょう。

Q. サーマクールのダウンタイムはどのくらいですか?

A. 赤みや腫れが出る場合がありますが、通常は数日から1週間程度で落ち着くことがほとんどです。症状が長引く場合は速やかに医師へご相談ください。エネルギー設定によって反応の強さは異なりますので、施術前に医師へ確認しておくと安心です。

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