スキンブースターの手打ちと機械打ちの違いを解説するカバー画像

スキンブースターの手打ちと機械打ちは何が違う?痛みと深さを解説

同じスキンブースターでも、医師が注射器で一点ずつ入れる手打ちと、極細針の機器で入れる機械打ちでは、痛みや内出血、注入の深さの均一さが変わります。2つの方法が実際にどこで分かれるのかを整理しました。

韓国の美容医療を医師が解説するビューティードクターズのYouTubeチャンネル。

ソウル来院のご案内

ソウルでの施術をお考えですか?

LINEで相談

スキンブースターのカウンセリングでは、「これは手で打つのですか、機械で打つのですか」というご質問をよくいただきます。同じ製剤を同じ部位に入れる場合でも、医師が注射器で一点ずつ分けて注入する方法と、極細針が並んだ機器で一度に押し入れる方法があり、説明を聞いても違いがつかみにくいという方は少なくありません。本記事では、手打ちと機械打ちで実際に何が変わるのかを、痛み・内出血・注入の深さという3つの視点から詳しく解説します。

手打ちと機械打ち、何がどう違うのでしょうか

ここでは、2つの注入方法の仕組みの違いを整理します。手打ちは、医師が注射器を持ち、皮膚の上に一定の間隔で点を置くように分けて注入する方法です。連続穿刺*と呼ばれることもあり、部位ごとに深さと量をその場で変えられる点が特徴です。一方の機械打ちは、設定した深さまで極細針が入り、決められた量を自動で押し出す方法です。

*連続穿刺(れんぞくせんし):医師が注射器を手に持ち、皮膚を細かく分けて刺しながら製剤を入れていく方法です。

機器側の利点は、注入する力が施術者の手の状態に左右されにくいことです。組織の密度や抵抗にかかわらず一定の圧力と速度で注入する自動機器の特性を示した報告もあり、同じ条件を繰り返すことは機器が得意とする領域と考えられています。ただしこの報告は軟組織への麻酔注射を扱った内容のため、真皮へ浅く入れるスキンブースターにそのまま当てはめることはできません。

反対に手打ちの強みは、融通の利きやすさです。目の下のように皮膚が薄くなる場所や、ほうれい線のように起伏のある場所では、一点ごとに深さを変える細かな調整が必要になります。こうした微調整は、人の手のほうが向いている場面が多いとされています。

手打ちと機械打ち、何がどう違うのでしょうか

痛みと内出血が分かれるポイント

機械で打つほうが痛みは軽いのではないか、と期待される方は多いのですが、比較の結果は少し異なります。同じヒアルロン酸製剤を3つの方法で注入した症例報告では、連続穿刺と注入機器の痛みの評価が平均4.6と4.5で近く、鈍針のカニューレが平均2.2ともっとも低かったという結果が示されています。同じ報告では、カニューレのほうが内出血も比較的少ない傾向がみられました。

つまり痛みを分けているのは、手か機械かではなく、皮膚を何回刺すかという点です。機器は一度押し当てるだけで複数の針が同時に入るため、施術時間は短くなっても、穿刺の総数そのものは減らない場合があります。ただしこの報告は人数の限られた症例シリーズのため、すべての状況に当てはめず、参考資料として読むことをおすすめします。

腫れについては、少し事情が異なります。個人差はありますが、同じ量を狭い範囲に集めて入れると、その場所がふっくらとした状態で長く残りやすく、広く分けて入れると翌朝にはほとんど落ち着いていることが多いです。施術後24時間以内に短時間の冷却を行うと、赤みや腫れが引きやすくなります。

痛みと内出血が分かれるポイント

注入の深さと均一さが仕上がりを分ける理由

注入の深さがそろわないと、浅く入りすぎた場所は小さな粒のように触れ、深く入りすぎた場所は期待したほど質感が変わりません。家庭用のジェット式機器は表皮にとどまる分布を示し、医療機関用の機器は真皮の中層により多く到達したという三次元画像の解析もあり、深さの到達度が仕上がりに関わることがうかがえます。

スキンブースターの注入の深さを示す皮膚断面のイラスト
項目手打ち機械打ち
深さの調整一点ごとにその場で調整設定値で固定
注入量の均一さ施術者の熟練度に左右されやすい同じ条件の繰り返しに有利
施術時間比較的長めになりやすい広い範囲では短めになりやすい
向いている部位目元や口元など狭く起伏のある部位頬や額など広く平らな部位
ダウンタイムの体感刺した点の数に応じて変わる当てた範囲の広さに応じて変わる

前述のとおり、2つの方法は優劣ではなく用途が違います。頬全体のように広く平らな面を均一に満たすなら機器が扱いやすく、目の下や口元のように数ミリの差で仕上がりが変わる場所は、手打ちのほうが安定しやすい傾向があります。実際の診療では、一つのお顔の中でも部位によって2つの方法を組み合わせることが少なくありません。

注入の深さと均一さが仕上がりを分ける理由

ダウンタイムの過ごし方と施術前の注意点

以下では、施術後の経過と、方法を決める前に確認しておきたい点を紹介します。注入後は赤みや腫れ、小さな内出血が生じる場合がありますが、数日から1週間程度で治まることがほとんどです。症状が長引く場合は、速やかに医師へご相談ください。

  • 製剤の種類:ヒアルロン酸系かコラーゲン刺激系かで、必要な深さが変わります
  • 回数と間隔:一度に多く入れるより、分けて入れるほうが均一に整いやすいとされています
  • 施術者:実際に注射を行うのが誰なのかを確認しておきましょう
  • 当日の予定:赤みが数時間残ることがあるため、大切な予定の前日は避けましょう

内出血が気になる方は、施術の2〜3日前からお酒や血液をさらさらにする成分を控えることも一つの方法です。ただし処方されているお薬がある場合は、自己判断で中止せず、処方した医師に必ずご相談ください。施術後は乾燥しやすいため、必ず保湿を行い、当日の強い摩擦や長時間の入浴は控えてください。費用は製剤の種類や本数、部位によって幅がありますので、料金のご案内もあわせてご確認いただければと思います。

ダウンタイムの過ごし方と施術前の注意点

まとめ

手打ちと機械打ちの違いは、何を入れるかではなく、どの深さにどれだけ均一に入れるかという点にあらわれます。痛みや内出血は機器の有無よりも穿刺の回数に左右されやすく、腫れの引き方は注入の広げ方によって変わります。ただし、どちらの方法にも赤みや内出血などのリスクは伴い、感じ方には個人差があります。ご自身の肌の状態を理解したうえで、医師と相談して決めることが大切です。ソウル・ハプチョンのBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「手打ちと機械打ちのどちらが自分に合うのかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

最新記事

Instagramでフォロー

@beautysdoctors