飲んだ翌日に美容施術は受けていい?お酒とタイミングを解説
前日にお酒を飲んだ翌日、予約した美容施術をそのまま受けてよいか迷う方は少なくありません。血管拡張と内出血の関係から、施術別の目安、予定の組み方までを解説します。

「昨夜は飲み会でつい遅くまで飲んでしまった。でも明日は美容施術の予約が入っている」——そんなとき、このまま受けていいのか、それとも延期したほうがいいのか、ふと迷った経験はありませんか。予定をずらすのは手間ですし、かといって仕上がりに響いたら困る、という悩ましい場面です。
先に結論をお伝えすると、施術の種類によりますが、内出血や出血が気になる注射・レーザー系は、お酒が残っている当日より一日ほど間を空けたほうが安定しやすいと考えられています。お酒には血管を広げ、血をわずかにサラサラにする働きがあり、施術直後の内出血やむくみが出やすい条件をつくるためです。ただし「一滴もだめ」「一週間は禁酒」といった話が誇張されて広まっていることもあります。本記事では、実際に影響を受ける部分とそうでない部分を整理し、施術別の目安や予定の組み方までを解説します。なお私たちはソウル・合井(ハプチョン)にあるBeautyStoneクリニックで、韓国のクリニックであることを前提にお伝えします。
お酒が施術に影響する理由は、血管が広がっている間にあります
ここでは、お酒が施術の仕上がりに関わるしくみを解説します。お酒を飲むと、体では血管拡張*が起こります。顔が赤らんで温かく感じるのがそのサインで、皮膚の下の細い血管が普段より広がり、血流が増えた状態です。ここに注射針やレーザーのような細かな刺激が加わると、広がった血管から血がにじみ出て、内出血として残りやすくなります。
血管拡張*:血管の壁がゆるみ、内側の直径が広がる現象のこと。血流が増えて肌が赤く温かくなりますが、刺激を受けると出血や内出血が起こりやすい条件になります。
実際に、1〜2杯の飲酒だけでも腕の動脈の直径が測定できるほど広がると報告した血管研究を見ると、お酒が血管に与える影響は気のせいではなく、実際に測定される変化だとわかります。ここにアルコールが一時的に血小板の働きへ影響する面まで加わると、施術直後の出血や内出血が普段より目立つことがあります。
ただし、すべての施術が同じように影響を受けるわけではありません。肌の表面だけを扱うケアや塗る施術は影響がほとんどなく、針が入る、あるいは熱や光のエネルギーが真皮層まで届く施術ほど、お酒の影響を受けやすい傾向があります。

施術の種類によって、待つ時間の目安はどう違う?
施術ごとにお酒の影響を受ける度合いが異なるため、一律に「何日」と言うより、種類ごとに分けて見るほうが正確です。内出血や出血のリスクが大きい順に、大まかに整理すると次のようになります。個人差はありますが、目安として参考にしてください。
| 施術の種類 | お酒の影響 | 施術前の目安時間 |
|---|---|---|
| フィラー・糸リフト | 内出血・出血のリスク大 | 施術前24時間ほど |
| ボトックス | 内出血のリスク中程度 | 施術前12〜24時間ほど |
| レーザー・高周波(RF) | 赤みやむくみに影響 | 施術前12時間ほど |
| スキンブースター・水光注射 | 細かい内出血の可能性 | 施術前12時間ほど |
| トーニング・表面ケア | 影響はほとんどなし | 制限は少なめ |
この表はあくまで一般的な目安で、体質や飲んだ量によって変わることがあります。普段から内出血ができやすい方や前日に飲みすぎた場合は、表より少し余裕をもたせるほうが安心です。反対に軽く1〜2杯程度であれば、大きな支障なく進められることも多いといえます。大切なのは、施術当日のカウンセリングで前日の飲酒を正直に伝えることです。そうすることで、医師が内出血のリスクを踏まえて施術の強さや部位を調整できます。

施術後にお酒を再開する目安と、内出血の注意点
施術前と同じくらい迷いやすいのが、施術後にお酒を再開するタイミングです。施術が終わった直後も、しばらくは血管が刺激に敏感な状態のため、すぐに飲むとむくみや内出血が長引くことがあります。時間の経過とともにリスクがどう下がっていくかを整理すると、おおむね次のような流れです。
- 直後〜数時間:注射点の赤みや軽いむくみが残りやすい時間帯です。この間の飲酒は避けましょう。
- 施術当日〜24時間:注射系は血流が増えると内出血が濃くなりやすいため、当日いっぱいは控えるのが無難です。
- 24〜48時間:内出血ができやすい部位なら、48時間ほど間を空けると回復の助けになります。
おおよそ注射系の施術は24時間、内出血ができやすい部位なら48時間ほど飲酒を後ろにずらすと回復に役立ちます。レーザーや高周波のように熱を使う施術は、施術部位に熱感が残っている間に飲酒で血流がさらに増えると、赤みやむくみが長引くことがあるため、最低でも一日は休ませるほうがよいでしょう。反対に表面ケアやトーニング程度なら、当日の軽い飲酒が大きく影響しないことも多いです。回復のサインが普段と違って長引いたり、むくみが引かなかったりする場合は、自己判断せず施術した医師にご相談ください。

飲み会を控えて、施術の予定を組むコツ
あらかじめ知って組んでおけば、飲み会と施術を無理にぶつけずに済みます。予定を立てるときに参考になる点を整理すると、次のとおりです。
- 大切な予定の直前の施術は避けましょう。内出血が出ると引くまでに5〜10日ほどかかるため、イベントの1〜2週間前に受けておくと安心です。
- 飲み会が続く週は、施術を前のほうに配置しましょう。先に施術を受けて回復期を過ぎてから飲み会にする順番が楽です。
- 前日に飲みすぎたら無理をしないこと。一日ずらすほうが、仕上がりのためにはよい選択であることが多いといえます。
- 施術後の数日は節酒の計画を立てておきましょう。施術直後に飲酒の予定があるなら、あらかじめ日程を調整しておくと安心です。
お酒と施術のどちらを先にするか迷ったときは、予定をまるごと諦めるより、内出血がいちばん残りにくい順番を先に見て決めると気持ちが楽になります。なお、ここでご紹介したのは一般的な情報です。ご自身の施術の適否やお酒の影響は、診察した医師と相談して決めることをおすすめします。
合井のBeautyStoneが大切にしていること
私たちは施術をおすすめする前に、その方の生活の予定やコンディションをまず伺い、タイミングを一緒に決めるようにしています。飲み会が多い時期だったり、大事な予定を控えていたりする場合は、無理に当日進めるより、内出血がいちばん少なく済むタイミングを一緒に探します。同じ施術でも、前日の飲酒の有無や普段の内出血のできやすさによって、仕上がりが少しずつ変わるためです。合井駅から歩いて通える小さなクリニックなので、お一人おひとりのコンディションを見ながら予定を調整する流れがとりやすいと考えています。
まとめ
お酒には血管を広げ、血をわずかにサラサラにする働きがあるため、注射やレーザー系の施術では、お酒が残った当日より一日ほど間を空けたほうが内出血が出にくい傾向があります。施術別の目安は、フィラーや糸リフトで施術前24時間ほど、ボトックスで12〜24時間ほどが一つの目安です。施術後は注射系で24時間、内出血しやすい部位なら48時間ほど飲酒を後ろにずらすと安心です。
ただし、影響の出方には体質や飲んだ量による個人差があり、内出血が出る可能性も伴うため、固定のルールではなく目安として捉えることが大切です。ご自身の状態を理解し、施術の適否やお酒の影響について医師と相談したうえで決めることをおすすめします。
ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「飲んだ翌日に受けていいか迷っている」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. 施術当日の朝に二日酔いが残っていたら、受けないほうがいいですか?
二日酔いが残っているのは、まだアルコールが体から抜けきっていないサインです。内出血ができやすい注射系であれば、一日ほどずらすほうが安心といえます。表面ケア程度ならコンディションを見て進めることもあります。当日のカウンセリングで前日の飲酒と今の状態を伝えていただくと、医師が判断のお手伝いをします。
Q2. ワイン1杯くらいでも影響はありますか?
1杯ほどの少量であれば、飲みすぎのときほど大きな影響は出にくいと考えられます。ただし、普段から内出血ができやすい方や、フィラーのように出血に敏感な施術であれば、少量でも施術前日は避けるほうが仕上がりの面で安定しやすいです。部位や施術の種類によって異なるため、カウンセリングのときに一緒に確認するとよいでしょう。
Q3. 施術後に内出血ができたのは、お酒を飲んだせいですか?
施術後の内出血は、飲酒と関係なく起こることもあります。ただし、施術直後にお酒を飲んだ場合は、内出血がより濃く、より長く残ることに影響した可能性はあります。内出血はふつう5〜10日ほどで薄くなりますが、2週間たっても引かない、あるいは痛みが強くなる場合は、施術した医師にご連絡ください。
Q4. 施術前は何日くらい禁酒するのがいちばん安全ですか?
施術の種類によりますが、出血や内出血のリスクが大きい注射系は、施術前24時間ほどお酒を避ければおおむね十分とされることが多いです。一週間ずつ禁酒する必要まではない場合が多いといえます。普段服用しているお薬や体質によって目安が変わることもあるため、正確な基準はカウンセリングで確認することをおすすめします。









