ピコウェイのタトゥー除去、費用は総回数で決まる?考え方を解説
ピコウェイのタトゥー除去は、1回あたりの金額だけを見て比較すると総額を見誤りがちです。総額を左右する本当のポイントを解説します。

最終更新:2026年7月
「ネットで1回9万ウォン前後と書いてあったので予約したのに、実際のカウンセリングでは見積もりがまったく違った」——ピコウェイでのタトゥー除去を検討している方から、こうしたお声をよくいただきます。
結論からお伝えすると、ピコウェイのタトゥー除去は1回あたりの金額だけで比較すると本質を見誤ります。総額を決めるのは、単価よりもむしろ「自分のタトゥーに何回の施術が必要か」という点だからです。
本記事では、ピコウェイのタトゥー除去で費用に差が生まれる理由と、総額を左右する施術回数の考え方について詳しく解説します。
ピコウェイとは、黒とカラーで波長を使い分ける仕組み
ピコウェイとは、ピコ秒(1兆分の1秒)という非常に短いパルス幅でレーザーを照射し、皮膚の中にある色素粒子を細かく砕くレーザー機器です。
同じ「ピコ」系のレーザーでも、機種によって使える波長の数は異なります。ピコウェイの特徴は、1064nm・532nm・785nm・730nmという複数の波長を状況に応じて使い分けられる点です。
1064nmは黒や濃い青、532nmは赤やオレンジ、785nmは青緑や緑の色素に働きかけるとされています。黒一色のタトゥーであれば1064nmだけで対応できる一方、カラーが混ざったタトゥーでは、1回の施術で複数の波長を切り替えながら照射することになります。
この波長の使い分けこそが、見積もりが人によって大きく変わる最初のポイントです。

総額を左右するのは1回の値段より施術回数
タトゥーの色素を分解する仕組みは、色によって割れやすさが異なるガラス瓶を、それぞれ相性のいいハンマーで割るイメージに近いといえます。1つの波長しか持たない機器でカラータトゥーに対応すると、ある色は薄くなってもある色はほとんど変わらないという結果になりがちです。
そのため、必要な施術回数を見積もる際によく使われるのが「Kirby-Desaiスケール」という評価方法です。タトゥーの色・サイズ・部位・肌の状態・入れてからの経過年数などを点数化し、おおよその施術回数を予測します。
1回あたりの価格が同じでも、必要な回数が2倍になれば、総額も単純計算で2倍近くに近づきます。カウンセリングで確認すべきなのは、単価そのものより「自分のタトゥーには何回が目安か」という点です。
黒一色とカラー・リタッチで施術回数はどう変わるか
実際のカウンセリングでも、同じ「ピコウェイでのタトゥー除去」という相談でも、必要な回数は人によって大きく異なります。
たとえば、20年ほど前に入れた手首の黒一色のレタリングであれば、Kirby-Desaiスケールで6点前後になることが多く、6~8回程度で目立たなくなるケースが少なくありません。
一方、赤・緑・黒が混ざったトライバル柄に加え、数年前にリタッチを重ねているようなケースでは、同じスケールで11~12点前後になることもあり、10~12回程度を見込む必要が出てきます。
1回あたりの単価がほぼ同じだとしても、回数が2倍近くになれば総額の差は30%どころか、2倍近くにまで広がることもあります。
| タイプ | 目安の施術回数 | 総額の傾向 |
|---|---|---|
| 黒一色・小さめサイズ | 6~8回程度 | 比較的抑えやすい |
| カラー・広範囲・リタッチあり | 10~12回程度 | 1回単価が同じでも総額は大きく上振れ |
※実際の回数には個人差があり、部位・肌質・免疫反応によっても変わります。あくまで目安としてご参照ください。

副作用・ダウンタイムで知っておきたいこと
ピコウェイは熱による組織へのダメージが少ないレーザーとされ、以前主流だったQスイッチレーザーに比べて傷跡のリスクは低くなっていますが、リスクがゼロというわけではありません。
施術直後は、照射部分が一時的に白っぽく変化するフロスティングという反応が見られることがあります。その後2~3日ほどでかさぶたのような状態になり、通常は数日から1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。
まれに、色素沈着や色素が抜けたようになる色素脱失が起こる場合があります。特に肌の色が濃いめの方や紫外線に当たる機会が多い方は、施術後しばらくは日焼け止めでのケアを徹底することが大切です。白い顔料が混ざったカラータトゥーの一部は、かえって黒っぽく変化する可能性があるため、事前にテスト照射で反応を確認してから本格的な施術に進むことをおすすめします。
気になる症状が長引く場合は、自己判断せずに施術を受けたクリニックへ早めにご相談ください。

クリニック選びで確認したい3つのポイント
ピコウェイのタトゥー除去は、1回あたりの価格の安さだけで選ぶと、あとで想定外の総額になることがあります。カウンセリングでは、次の3点を確認しておくと安心です。
- 自分のタトゥーの色・サイズ・経過年数から見た、おおよその目安施術回数
- 1回ごとの間隔と通う頻度の目安(免疫が色素を処理する時間が必要なため、一般的には6~8週間程度の間隔が案内されることが多いようです)
- まとめて申し込むパッケージと都度払いの、それぞれのメリット・デメリット
1回あたりの金額が極端に安いクリニックの中には、出力設定を抑えていたり、1回に照射する範囲が狭く回数が増えやすい場合もあります。ただし、最初の1~2回だけ試験的に低めの出力から始めるケースもあるため、安さだけで判断せず「なぜその価格設定なのか」を説明してもらうことが、もっとも安全な選び方です。
なお、施術料金はクリニックや個々のタトゥーの状態によって異なりますので、最終的な金額は必ず事前カウンセリングでご確認ください。
まとめ
ピコウェイのタトゥー除去は、1回あたりの単価ではなく、自分のタトゥーに何回の施術が必要かで総額が決まります。
ただし、実際に必要な回数は色・サイズ・経過年数・肌の状態によって個人差があり、副作用やダウンタイムのリスクも伴うため、事前のカウンセリングでしっかり確認することが大切です。
「結局いくらかかるのか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。ソウル・ハプチョンのBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。
よくある質問
Q1. ピコウェイの施術は、どのくらいの間隔で受けるのがいいですか?
免疫が壊れた色素を処理するには一定の時間が必要なため、一般的には6~8週間程度の間隔で案内されることが多いようです。間隔を詰めすぎると色素の排出が追いつかず、効果を実感しにくくなる場合があります。ただし肌の回復ペースには個人差があるため、次回の施術タイミングは担当医と相談しながら決めることをおすすめします。
Q2. 施術中の痛みはどれくらいですか?
感じ方には個人差がありますが、輪ゴムで軽く弾かれるような痛みに例えられることが多いようです。麻酔クリームを使用できるクリニックも多く、痛みに不安がある方は事前のカウンセリングで相談しておくと安心です。
Q3. パッケージ料金と都度払い、どちらがお得ですか?
6回以上の施術がほぼ確定しているケースでは、パッケージ契約で10~15%程度割引されることが多いようです。一方、3回程度で終わりそうな小さめのタトゥーの場合は、都度払いのほうが結果的に負担が軽くなることもあります。契約前に、自分のタトゥーに必要な目安回数を確認したうえで比較することが大切です。
Q4. 施術跡は周りに気づかれやすいですか?
施術直後は照射部分が白っぽくなるフロスティングという反応や、数日間のかさぶたが見られることがあり、この期間は絆創膏や衣類で保護しておくと安心です。ダウンタイム中は日焼け止めや保護テープでのケアを徹底し、直射日光を避けることが色素沈着の予防にもつながります。











