ジュベルック ボリュームは1回で判断できる?3回パッケージ前の注意点
ジュベルック ボリュームの3回パッケージは、1回受けてから決める方法もあります。直後の見た目で判断しにくい理由と、見積もりで比べる項目、副作用の見分け方をまとめました。
ジュベルック ボリューム(Juvelook Volume)は、まず1回だけ受けてから残りを決めても問題ありません。ただし、施術直後の鏡の印象だけで3回分を判断するのは難しいものです。
3回パッケージをすすめられて、その場で決めきれなかった方もいるでしょう。本記事では、1回目で分かること・分からないこと、見積もりの比べ方、様子を見てよい反応とすぐ連絡したいサインをまとめます。
この記事の要点
- 1回だけ先に受け、腫れが引いたあとの写真を見ながら相談で3回にするか決める方法があります。
- 判断の時期:1か月おきに3回受けた20人の研究では、最後の施術から3か月後に結果を評価していました(比較群なし)。
- 見積もりは製品の種類・本数・部位・間隔・途中変更の条件をそろえて比べます。
- 注射した近くの皮膚が白・灰色・青っぽく変わる、強い痛みがある場合はすぐに受診してください。
ジュベルック ボリュームは1回だけ受けて決めてもいい?
1回だけで決めても大丈夫です。パッケージは1回あたりが安く見えますが、1回目のあとも同じ計画を続けられるかを確かめてからでも、損は大きくなりにくいです。
初めての方は、腫れや内出血の出方、痛みの感じ方、日常に戻るまでの早さを一度体験してから決めると安心です。ジュベルック ボリュームは1本にPDLLA*が200mg入った種類で、通常のジュベルック(50mg)より量が多い製品です。
*PDLLA:体内でゆっくり分解される小さな粒子の成分です。
韓国の食品医薬品安全処の承認文言は「PLA微粒子が皮下を物理的に満たし、しわを一時的に改善」というものです。コラーゲンが増えるという説明はメーカーや論文によるものです。そのため、当日のふくらみと数週間後に残る状態は分けて見ることが大切です。

施術直後の見た目で3回分の効果を判断しにくい理由
施術直後は、注入した液体と腫れが一緒に残っているため、その日の見た目がそのまま続くとは言えません。判断の基準になるのは、腫れが引いたあと同じ条件で撮った写真です。
ほうれい線へのPDLLA注入を調べた2026年の臨床研究では、20人にジュベルック(種類の記載なし)を1か月おきに3回注入しました。回数を重ねるごとにしわが目立ちにくくなり、最後の施術から3か月後の評価で85%が「改善」以上、90%が満足と答えています。
ただし、比較群のない研究で、薄めた製品を真皮に入れた結果です。ジュベルック ボリュームでの結果ではなく、1回と3回を比べたものでもありません。結果を見るのは、最初の施術の日ではなく、数か月後と考えておくとよいでしょう。

1回の見積もりと3回パッケージで比べる項目
1回あたりの金額より先に、入れる量と条件をそろえることが大切です。同じ「ジュベルック」でも1本の量は30mgから200mgまで種類によって違い、名前だけでは別の施術を比べてしまうことがあります。
| 確認する項目 | 1回の見積もり | 3回パッケージ |
|---|---|---|
| 製品の種類 | ボリュームかどうか | 3回とも同じか |
| 本数・部位 | 部位ごとの本数 | 毎回同じか |
| 間隔 | 次の来院の目安 | 決められた間隔 |
| 途中変更 | 該当なし | 残り回数の変更・返金条件 |
当治療は自由診療(保険適用外)です。費用は使う本数と部位の数で大きく変わります。頬のくぼみ1か所と、頬・こめかみ・フェイスラインの複数部位では、同じ1回でも本数が違います。麻酔クリームや診察料が別か込みかも書いておくと、差がはっきりします。
パッケージでは、残りの回数を別の部位に回せるか、1回でやめたときにどう精算されるかまで確認しましょう。差が小さければ1回から始める方が負担は少なく、差が大きければ精算条件を確かめてから決めるのがおすすめです。

腫れ・内出血などの副作用と、すぐ連絡したいサイン
先の研究で報告されたのは一時的な腫れと内出血だけで、3か月の間にしこりは見られませんでした。腫れや内出血が生じる場合がありますが、長引く場合は速やかに医師へご相談ください。
一方、2024年の症例報告では、フェイスラインと頬にPDLLA(製品名の記載なし)を入れた1人に、4か月後に複数のしこりと腫れが出て、注射治療で落ち着いています。数か月後に新しく触れるしこりも受診の対象です。
様子を見てよいもの
- 注入した部分の腫れと内出血
- 押したときの軽い鈍い痛み
すぐに連絡・受診したいもの
- 注入部位の近くの皮膚が白・灰色・青っぽく変わる、いつもと違う痛み → すぐに受診
- 視界がかすむ、見え方がおかしい → 最寄りの救急外来へ
- ろれつが回らない、顔や手足のしびれ・力が入らない、歩きにくい、強い頭痛、めまい → 最寄りの救急外来へ
- 大きくなる・硬くなるしこり、熱っぽさ → 写真を添えて連絡
米国FDAは、フィラーが血管に入ることを特に注意すべきリスクとして挙げ、施術中や直後にこれらの症状が出たらすぐに受診するよう案内しています。これはフィラー全体の案内ですが、ジュベルック ボリュームで血管に入り視力障害が起きるまれなケースについても、専門家の合意文書が出ています。

1回目のあと、続けるかを決める写真の撮り方
1回目のあとは、施術前・直後・腫れが引いたあとの3枚を並べると判断しやすくなります。
見るのは3点です。くぼみの影が施術前より薄くなったか、左右の差が小さくなったか、腫れが引いても触れるしこりがないか。影が変わらなければ本数や入れる位置を変えるかを先に相談し、しこりや気になる反応があったら次の施術より受診を優先してください。
写真はメイクを落とし、正面と左右45度で撮りましょう。窓際より、室内の同じ照明・同じ場所で撮る方が影の違いを見誤りにくくなります。

まとめ:支払い前の相談で確認したいこと
1回と3回の見積もりは、同じ条件で並べたときに初めて比べられます。製品の種類、部位ごとの本数、次の来院までの間隔が書かれているかを、支払い前に確認してください。
ご相談の際は「自分の部位なら何本使うか」を最初に確認すると、選択肢を比べやすくなります。ハプチョン(合井)のビューティーストーン医院には日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。LINEでお問い合わせの際は、気になる部位、これまでのジュベルック施術歴、1回から始めたいことを添えてください。
よくある質問
Q. ジュベルック ボリュームを1回でやめると、すぐ元に戻りますか?
A. どのくらい残るかは人によって違い、ひとつの数字では言えません。承認文言も「一時的な改善」としており、ずっと続く施術ではありません。1回と3回の持続を直接比べた研究は見つかりませんでした。1回目のあとの写真を残し、変化を見ながら次を決めるのがおすすめです。
Q. ジュベルック ボリュームと通常のジュベルックの違いは?
A. 同じ成分・同じ承認の製品で、1本に入っているPDLLAの量が違います。通常のジュベルックは50mg、ボリュームは200mgです。量が違うため、入れる部位や本数、見積もりも変わります。見積もりに「ジュベルック」としか書かれていなければ、どの種類か相談で確認してください。
Q. 施術の間隔を1か月より長くあけてもいいですか?
A. 研究では1か月おきに3回注入しており、間隔を長くした場合と比べたデータは見つかりませんでした。日程が変わるときは、次の来院時に腫れやボリュームの残り具合を見て計画を立て直します。パッケージの場合は、間隔があいても残りの回数を使えるか先に確認してください。
Q. パッケージの残り回数を別の部位に使えますか?
A. クリニックやパッケージによって条件が違うため、支払い前に見積書で確認が必要です。別の部位や種類に変えられるか、差額が出るか、途中でやめたときの精算方法を事前に書面でもらっておくと、あとで行き違いが起きにくくなります。
Q. 比べるための写真はいつ、どう撮ればいいですか?
A. 施術前、直後、腫れが引いたあとを、同じ照明・同じ角度で撮っておくと比べやすくなります。正面と左右45度を撮り、メイクは落とした状態がおすすめです。室内の同じ場所で撮ると影の違いで迷いにくく、相談時に見せると次の回を決めやすくなります。
Q. 韓国旅行の日程の中で1回だけ受けても大丈夫ですか?
A. 1回だけ受けることはできますが、腫れが引いたあとの状態は帰国後に確認することになります。帰国後に撮った写真をLINEで送り、次の回をどうするか相談する流れを決めておくと安心です。日程は事前にLINEで伝えておくと調整しやすくなります。










