【院長解説】30代後半でフィラーに抵抗がある方がジュベルックを選ぶ理由
ジュベルックがフィラーより自然に仕上がる本当の理由と、部位別の施術方法まで

30代後半、フィラーには抵抗がある方がジュベルックを選ぶ理由
先週の水曜日、お友達の付き添いで来院された30代後半の会社員の方がいらっしゃいました。
もともとはお友達のほうれい線相談への同行だったのですが、話を聞いているうちに、ご本人のほうがどんどん前のめりになってきて。
「フィラーは見た目に分かるのが嫌で、ずっと後回しにしていたんですが、
ジュベルックは本当に自然だって言うのはどういう意味ですか?」と聞いてくださいました。

ジュベルック、フィラーと似ているように見えますよね?でも実はこんなに違います
ジュベルックは、PDLLA(ポリ-D,L-乳酸)という生分解性成分を真皮層に注入し、ご自身のコラーゲン生成を促すコラーゲンブースターです。
HAフィラーとは異なり、ジュベルック自体がボリュームを直接補充するわけではありません。
フィラーは注入した瞬間にその分量だけすぐにふっくらしますが、
ジュベルックは注入された粒子がゆっくりと分解されながら、その場所に自分自身のコラーゲンが育っていく仕組みなんです。
同じジュベルックなのに、自然に見える人と不自然に見える人がいるのはなぜでしょう
ウィ・ヨンジン院長のコアインサイト
ジュベルックがフィラーより自然に見える理由は、一度に補充するのではなく、自分自身のコラーゲンがじっくりと育っていくからです。
インテリアに例えるなら、家具を運び込むのではなく、植物を育てる方法と同じですね。
今日の診察でも似たようなケースがありました。
先ほどお話しした30代後半のお客様、
お友達の付き添いで来院されたはずが、ご自身のほうれい線と頬のご相談まで受けてお帰りになりました。
そのとき私がお伝えした例え話があって、
インテリアで言えば、フィラーは家具を運び込むこと、ジュベルックは植物を育てることだと。
家具は運び込んだ瞬間に空間が埋まりますが、置く場所が不自然だとすぐに目立ってしまいます。
一方、植物は育つのに時間はかかるものの、
まるでもともとそこにあったかのように、空間に自然と溶け込んでいきますよね。
ジュベルックが自然に見える本当の理由はここにあります。
一度に補充するのではなく、ご自身の組織が4週〜12週かけてゆっくりと育っていくからなんです。

でも、ここで大切なポイントが一つあります。
同じジュベルックでも、部位によって結果がまったく異なります。
頬は面として広がる部位なので、コラーゲンが均一に満ちてくると全体的な弾力感が生まれます。
ほうれい線はライン状の部位なので、左右の頬のボリュームがサポートしてくれることで自然に改善されます。
おでこは皮膚が薄く筋肉の動きが多いため、粒子が固まると結節になるリスクが最も高い部位です。
そのため私はおでこへの施術では、希釈率をやや薄めに設定しています。
顎のラインはその逆で、
たるみの方向を整えるラインの施術が必要なため、注入の深さが他の部位より深くなります。

ウィ・ヨンジン院長のポイントまとめ
ジュベルックが自然に仕上がるのは、施術直後の結果ではなく、4〜12週かけてゆっくりと完成されていく結果だからです。
そしてこの「じっくり育てる」を活かすためには、部位ごとに深さ・希釈・ラインの設定を変えていく必要があります。
同じ薬剤でも、どこにどのように注入するかが、自然な仕上がりを左右するんです。
ジュベルックは部位によってこんなに違うアプローチをします
これを一度に把握できると、よりはっきりとイメージしていただけますよ。
一つ必ずお伝えしておきたいのですが、施術後のマッサージが仕上がりに本当に大きく影響します。
私が患者様にお伝えしているのが「5-5-5ルール」です。
施術当日から5日間、1日5回、1部位につき5分間、やさしくマッサージする方法です。
なぜこれが重要かというと、
注入直後に粒子が一ヶ所に固まっていると、その部分だけコラーゲンが過剰に生成され、触れたときに硬い結節として感じられることがあるからです。
マッサージで粒子を均一に分散させることで、面として自然にコラーゲンが育っていきます。
ただし、マッサージの力が強すぎると、かえってあざが長引くことがあります。
指先で押し込む感覚ではなく、
スキンケアを塗るときくらいの圧で、円を描くようにほぐしていただくイメージです。

ここまで読んでくださった方は、きっとこんな疑問をお持ちではないでしょうか
Q1. ジュベルックを受けてすぐに効果が出なかったら、失敗ですか?
A. 実際の診察室でよくあるのですが、
施術の翌日にいらして「効果がないみたいです」とおっしゃる方が本当に多いんです。
ジュベルックは施術直後は注入された水分でふっくらした感じがするのですが、
2〜3日後にその水分が引くと、むしろ施術前と同じように見えることがあります。
本当の効果が現れ始めるのは4週目以降です。
鏡を見ていて「あれ、なんか変わった?」と感じる時期は、だいたい6〜8週目頃が多いですよ。
この次に、ほぼ必ずセットでくる質問があります。
Q2. 何回受ければいいのか、どのくらい持続しますか?
A. これは本当によく聞かれる質問ですね。
ケースによって異なりますが、私は通常このようにご案内しています。
初めての方には、4週間隔で2〜3回を目安にお勧めしています。
すでにある程度コラーゲンの土台がある方は2回でも十分なことが多く、
皮膚が薄い方やたるみが進んでいる方は3回を行うことで結果が出やすくなります。
持続期間は通常12〜18ヶ月ほどです。ただし、日頃から紫外線を多く浴びる方やダイエットによる体脂肪の変動が大きい方は、早めに効果が薄れる傾向があります。
最後にこの点がとても重要なので、ぜひお読みください。
Q3. 結節や副作用はどのくらいの頻度で起きますか?
A. 少し長くなりますが、結節の発生頻度そのものは低いです。
ただし0%ではなく、
特におでこや口周りのように皮膚が薄く筋肉の動きが多い部位でより多く報告されています。
原因は主に二つです。
注入の深さが浅すぎる場合、
または粒子が一ヶ所に凝集してしまう場合。だからこそ、施術直後のマッサージのご案内が重要なんです。
もし施術後4〜8週の間に触れると感じる小さなしこりがあれば、すぐにご来院いただいてケアを受けることをお勧めします。
早めに対処すれば、ほとんどのケースで解消できます。
ジュベルックが自然に見えるのは、早い結果ではなく、じっくりと育っていく結果を選んだからです。
次の記事では「ジュベルック施術後の5-5-5マッサージを実際にどう行うか」を詳しくご紹介します。同じ施術でも、マッサージを5日間守った方と守らなかった方の結果の違いを、実際のケースでご覧いただく予定です。ウィ・ヨンジン院長でした。











