僧帽筋ボトックスはなぜコアトックス?高用量の安全性を解説
肩が盛り上がって見える、首元が詰まって見える——そんな悩みに使われる僧帽筋ボトックスは、顔よりもはるかに高用量になるため、製剤選びが重要な意味を持ちます。

ソウル来院のご案内
ソウルでの施術をお考えですか?
最終更新:2026年7月
肩が盛り上がって見える、首が短く詰まって見える——鏡を見るたびにそんな悩みを感じる方は少なくありません。姿勢を正したりストレッチをしたりするだけでは改善が難しいとされ、そこで選ばれているのが僧帽筋ボトックスです。ただし、顔に使う量とは大きく異なる高用量が必要になるため、どの製剤を選ぶかが重要な意味を持ちます。本記事では、僧帽筋ボトックスにコアトックスが選ばれる理由と、効果が出るまでの仕組みについて詳しく解説します。
コアトックスとは?僧帽筋ボトックスに使われる理由
コアトックスは、一般的なボツリヌストキシン製剤に含まれる複合タンパク質を取り除き、有効成分であるコア神経毒素のみを抽出した韓国発の製剤です。複合タンパク質は治療そのものには関与しない一方で、体がこれを異物として認識し、中和抗体*をつくるきっかけになりうるとされています。
中和抗体*:体が外部からの物質と認識したものに対してつくり出すタンパク質のことです。ボツリヌストキシン製剤に対してできると、次第に効果が得にくくなることがあります。
コアトックスはこの複合タンパク質を除いているため、一般的な製剤と比べて中和抗体ができにくいと報告されています。単に新しい製剤というだけでなく、この違いが僧帽筋ボトックスで選ばれる理由につながっています。

僧帽筋ボトックスに高用量が必要な理由
顔のボトックスをイメージすると分かりやすいのですが、眉間に使う量はおよそ20〜30単位が目安です。一方、僧帽筋ボトックスは左右合わせて100〜200単位以上になることが多く、量にして最大10倍近い差があります。
ここで気になるのが、ボトックスを繰り返すことで生じる「効果が得にくくなる」という現象です。これは体が複合タンパク質を異物として認識し、中和抗体をつくることで起こるとされ、高用量を長期間にわたって繰り返すほど、そのリスクは高まる傾向があります。僧帽筋のように長期的なメンテナンスが前提となる部位だからこそ、複合タンパク質を除いたコアトックスが選ばれやすいと考えられています。「高用量・反復投与」という条件において、安全性の面で分があるためです。

効果が出る仕組みと目安量・実感までの期間
僧帽筋ボトックスは、筋肉そのものを取り除く施術ではありません。神経伝達を一時的にブロックし、筋肉が過度に収縮するのを抑えることで、使われにくくなった筋肉が徐々に萎縮していく仕組みです。ボリュームが落ち着くことで、盛り上がっていた肩のラインがなだらかになり、結果として首元が長く見えるようになります。
この変化が定着するまでには、通常4〜8週間ほどかかるとされています。施術翌日に大きな変化を期待すると物足りなく感じられることがありますが、筋肉の萎縮はゆるやかに進む過程のため、経過を見ながら判断することが大切です。僧帽筋の発達度合いによって、目安となる用量や実感までの期間には差があります。
| タイプ | 特徴 | 目安量 | 実感までの期間 |
|---|---|---|---|
| 軽度 | 首元がやや詰まって見える程度 | 80〜120単位 | 4〜6週間 |
| 中等度 | 肩が盛り上がり首元が短く見える | 120〜180単位 | 6〜8週間 |
| 高度 | 筋肉のボリュームが大きく目立つ | 180〜200単位以上 | 8週間以降 |
副作用・注意点
高用量を扱う施術のため、良いことばかりではありません。腕の筋力が一時的に落ちたように感じたり、肩を動かしづらいと感じたりする方もいらっしゃいます。特にジムやヨガなど肩をよく使う運動をされる方は、施術後2〜4週間ほどは強度の高い運動を控えることをおすすめします。
また、注射部位の痛みや内出血は、他の部位のボトックスよりやや出やすい傾向があります。当日は運転や重い荷物を持つ作業を避けていただくと安心です。妊娠中・授乳中の方、神経筋疾患のある方は、施術前に必ず医師へお伝えください。多くの場合は日常生活に大きな支障はなく、首元と肩のラインを整えたい方にとって選択肢の一つとなっています。

まとめ
僧帽筋ボトックスは、顔に使う量よりもはるかに多い量が必要とされる施術です。高用量を繰り返すほど中和抗体ができるリスクは上がる可能性があり、コアトックスは複合タンパク質を除くことでそのリスクを抑えた製剤とされています。ただし、腕の筋力低下や注射部位の痛みといったリスクも伴うため、注意が必要です。ご自身の僧帽筋の状態に合った用量については、医師と相談して決めることが大切です。
ソウル・合井のBeautystoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「肩のラインや首元の印象が気になる」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. 僧帽筋ボトックスの効果はどのくらい持続しますか?
個人の筋肉量や代謝によって差はありますが、目安として4〜6ヶ月ほど効果が続くとされています。施術を繰り返して筋肉が徐々に萎縮していくと、次第に間隔を空けられるようになるケースもあります。
Q2. 費用はどのくらいかかりますか?
投与する用量によって金額が変わるため一概にはお伝えできませんが、コアトックスは一般的なボツリヌストキシン製剤よりも単価がやや高めに設定されていることが多いです。費用はクリニックにより異なるため、カウンセリングで確認することをおすすめします。
Q3. 副作用や注意点はありますか?
高用量を扱う部位のため、注射部位の痛みや内出血が他の部位より出やすい傾向があります。腕の筋力が一時的に落ちたように感じる方もいらっしゃるため、施術後2〜4週間は激しい運動を控えることをおすすめします。妊娠中・授乳中の方や神経筋疾患のある方は、事前に医師へご相談ください。
Q4. コアトックス以外の製剤ではだめなのでしょうか?
他の製剤でも施術自体は可能ですが、僧帽筋のように高用量を長期間繰り返す部位では、複合タンパク質を除いたコアトックスのほうが中和抗体のリスクを抑えやすいと考えられています。最終的な製剤選びは、カウンセリングで医師と相談しながら決めることをおすすめします。




