チタンリフティングの料金は?顔全体と部分・回数で変わる総額を解説
チタンリフティングの総額は「1回の料金×回数」で決まり、顔全体かフェイスラインだけかで1回の料金も変わります。回数と間隔の目安、維持の施術を決める時期、見積もりで見る項目をまとめました。
チタンリフティングの総額は、1回の料金に受ける回数をかけた金額です。肌の表面を傷つけずに内側を温めるレーザーリフトは、通常3〜5回を1つの計画として受けます。
そのため1回の料金が安く見えても、回数が多い計画なら総額は大きくなります。顔全体かフェイスラインなどの一部かでも1回の料金が変わるため、範囲・回数・間隔がそろった総額で比べることが大切です。
この記事の要点
- 見積もりは1回の料金ではなく、施術範囲と回数で決まる総額で比べます。
- 回数の目安:肌を傷つけないレーザーリフトは、通常3〜5回です。
- 間隔は計画によって異なり、研究では2週間おきに5回、3週間おきに4回という例がありました。
- 変化は最後の施術から2〜6か月かけて、少しずつ現れてきます。
1回の料金が同じでも、チタンリフティングの総額が違うのはなぜ?
総額をまず左右するのは、計画した回数です。米国皮膚科学会(AAD)によると、肌の内側へ熱を届けるレーザーリフトは、結果を得るまでに3〜5回が必要になる場合があります。1回の料金が同じでも、3回の計画と5回の計画では、総額に2回分の差が出ます。
間隔も計画ごとに違います。チタンリフティングと同じ755・810・1064nmの3つの波長を使ったレーザーの韓国の研究では、女性28人が2週間おきに5回受けていました。別のダイオードレーザー機器で30人が受けた計画は、3週間おきに4回でした。
回数の少ない見積もりは安く見えますが、計画の一部だけを受けた段階で結果を判断することになりかねません。1回で大きく変わる施術ではないため、何回なのかと、その回数にした理由を見積もりの段階で確認しておきましょう。

顔全体とフェイスラインだけ、どちらで見積もりを取る?
範囲は、たるみが出ている場所で決めます。フェイスラインだけがぼやけてきたなら部分の範囲から始められます。頬とフェイスラインが一緒に下がってきたなら、顔全体の見積もりが合っています。初めての診察では、顔全体のたるみの程度と左右差を先に見てから、どこまで温めるかを決めます。
このレーザーは、表皮の下にある真皮*を浅いところから深いところまで温めます。熱を受けた真皮でコラーゲンが新しく作られる仕組みのため、真皮より深い層が大きく下がった顔では、範囲を広げても期待ほど引き上がらない場合があります。
*真皮(しんぴ):肌の表面の層の下で、弾力を支える層です。コラーゲンや弾性線維があります。
この種類のリフトは、たるみが軽い顔に向いており、たるみが強いと十分な助けにならない可能性があります。その場合は範囲を広げるより、ほかのリフト方法も一緒に比べるほうが費用を抑えられます。次のような場合は、施術を見送るのがおすすめです。
- 妊娠中の方
- 施術する部位に皮膚の感染がある方
- 服用中の薬をまだ医師に伝えていない方

維持の施術費は、最初の見積もりに入れておくべき?
最初の見積もりには基本の回数だけを入れ、維持の施術は経過を見てから決めるのがおすすめです。変化は最後の施術から2〜6か月かけて現れるため、その前に維持の回数を買っておくと、不要な費用になる場合があります。
ダイオードレーザーを4回受けた30人では、最後の施術から1か月後と6か月後に、医師の評価でたるみの改善がみられました。この研究は、効果を保つには維持の施術が必要だと結論づけていますが、何回追加すればよいかは示していません。
そこで、最後の施術から2か月後と6か月後に、同じ明るさ・同じ角度で写真を撮り、その写真を比べて維持の時期を決めます。写真が残っていないと、何がどれだけ戻ったのかを判断しにくくなります。

施術後の副作用は?様子を見てよい反応とすぐ連絡するサイン
赤みや腫れは、この種類のレーザーリフトのあとによくみられる反応で、多くはすぐにメイクができる程度の軽いものです。ダイオードレーザーを4回受けた30人では、約10%が軽い痛みや小さな副作用を訴えました。3つの波長のレーザーを5回受けた28人では、施術中の一時的な痛みのほかに、重い副作用はみられませんでした。
次の症状はまれに報告されています。同じくレーザーを使う脱毛についての案内に挙げられている副作用です。現れたときは様子を見ず、施術を受けたクリニックへすぐご連絡ください。
- 水ぶくれができる、じくじくした液が出る
- 唇や口のまわりに水ぶくれ(口唇ヘルペス)が出る
- 膿んだり熱を持ったりして、感染が疑われる
- 施術した部分が周りより白く、または濃く変わる
肌の色の変化は時間とともに戻ることが多いものの、一部は残る場合があります。長引く場合は速やかに医師へご相談ください。こうした反応があったときは、次の施術の前に忘れずにお伝えください。

韓国旅行の日程の中で受けるときは?
この施術のあとに飛行機に乗ることを理由に、帰国を延ばす必要はありません。
1回の来院で顔が大きく変わるというより、数か月かけて少しずつ以前の印象に近づいていく施術です。研究で使われた間隔は2週間と3週間だったため、3〜5回の計画を立てるときは、次の来韓の予定と回数を合わせて相談しておくと計画が立てやすくなります。
帰国後に気になる点があれば、LINEで写真を添えてご相談いただけます。強い腫れや感染が疑われる症状など変化が大きい場合は、まず現地の医療機関で診察を受けてください。

まとめ:見積もりは4つの項目がそろってから比べる
クリニックごとに1回の料金だけを書いてもらっても、総額は比べられません。次の4つの項目がそろうと、同じ条件で比べられます。
| 見積もりの項目 | 確認すること | 書かれていないと |
|---|---|---|
| 施術範囲 | 顔全体か、フェイスライン・頬・首のどこか | 範囲の違う料金を同じものとして比べてしまう |
| 回数 | 基本の計画が3回・4回・5回のどれか | 1回の料金だけを見て総額を見落とす |
| 間隔 | 施術の間が2週間か3週間か | 最後の施術の日を日程に合わせられない |
| 経過の確認 | 最後の施術後に写真を比べる時期 | 維持の施術を早く受けすぎてしまう |
当治療は自由診療(保険適用外)で、費用は施術範囲・回数により異なります。
ご相談の際は、「私のたるみには、どの範囲を何回、何週間おきに考えますか」と最初に確認すると、ほかの見積もりと同じ条件か分かりやすくなります。ソウルのハプチョン(合井)にあるビューティーストーン医院では、LINEでのご相談を承っています。日本人スタッフが在籍しているので、日本語でそのままご相談いただけます。最初のメッセージには、気になるのがフェイスラインか頬か、以前に受けたリフトとその日付を添えてください。
参考にした資料
- 肌を傷つけないレーザーリフトの回数・効果が出る時期・向いている人 — 米国皮膚科学会(AAD)
- 755・810・1064nmの3波長レーザーを5回受けたあとの肌の変化 — Lasers in Medical Science, 2023
- ダイオードレーザー4回で顔のたるみを見た研究 — J Cosmet Dermatol, 2015
- レーザー施術後のよくある反応とまれな副作用(レーザー脱毛の案内) — 米国皮膚科学会(AAD)
よくある質問
Q. たるみが強い場合、チタンリフティングの回数を増やせば補えますか?
A. たるみが強い場合、チタンリフティングの回数を増やすだけでは足りない可能性があります。回数を増やすほど引き上がるという根拠は見つかっていません。米国皮膚科学会は、肌を傷つけないリフトはたるみが軽い方で最も結果が出やすいと案内しています。ほかのリフト方法と合わせて比べるのがおすすめです。
Q. 腕やお腹もチタンリフティングで見積もりを取れますか?
A. 肌の内側へ熱を届けるレーザーリフトは、顔だけでなく体にも使われます。米国皮膚科学会は、この種類のレーザーがお腹や二の腕のゆるんだ肌に特に役立つ場合があると案内しています。顔とは範囲が変わるため、見積もりは別に取ってください。
Q. 3回で終わりにしても大丈夫ですか?
A. 3回は、レーザーリフトで一般的な3〜5回の範囲の下限にあたります。3回で終えるかどうかは、最後の施術から2〜6か月かけて出てくる変化を写真で見てから決めるのがおすすめです。その前に回数を追加で買っておく必要はありません。
Q. 施術の間隔を、旅行の日程に合わせて長めにしてもいいですか?
A. 研究で使われた間隔は2週間と3週間で、それより長い間隔の計画の結果は、これらの研究では調べられていません。出張や旅行で1回ずれる程度なら、残りの施術日を相談して組み直します。ずれそうな予定があれば、最初の見積もりのときに伝えておきましょう。
Q. 施術時間はどのくらいで、その日のうちにメイクはできますか?
A. 肌を傷つけないリフトは、ほとんどが1時間以内で終わります。ダウンタイムがほとんどないため、多くはすぐにメイクをして普段の生活に戻れます。赤みや腫れが一時的に出る場合があることは、予定を立てるときに考えておきましょう。
Q. 維持の施術は、年に何回受ければいいですか?
A. 維持の施術の回数を決めた研究は見つかっていません。ダイオードレーザーを4回受けた研究でも、維持の施術が必要だとしただけで、回数は示されていませんでした。最後の施術から6か月ごろに同じ条件で撮った写真を見て、次の時期を決めるのが確かです。








