スキンブースター前後のホームケア中止タイミングを解説

スキンブースター前後のレチノール中止タイミングは?

スキンブースターの効果を左右するのは、施術そのものだけではありません。前後のホームケア——とくにレチノールやAHA、ピーリング剤の使用タイミング——が、仕上がりと回復速度に大きく影響する可能性があります。本記事では、中止と再開の目安をまとめています。

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「スキンブースターを受けたのに、思ったより肌荒れが長引いた」という声を診療の現場でよくお聞きします。原因のひとつとして挙げられるのが、施術前後のホームケアの見直しが十分でなかったケースです。レチノールやAHA配合のスキンケアは、使い続けることで肌のターンオーバーを促す一方、施術のタイミングによっては肌への刺激が重なり、回復に時間がかかる場合があります。本記事では、スキンブースターを受ける前後に中止すべきホームケアと、再開の目安について詳しく解説します。

施術前に中止すべきホームケアの目安

スキンブースターとホームケアの関係

ここでは、なぜスキンブースター前後のホームケア管理が重要なのかを解説します。

スキンブースター(水光注射)は、ヒアルロン酸やPN(ポリヌクレオチド)などの成分を真皮層に注入し、内側から肌の水分保持力とコラーゲン産生をサポートする施術です。施術後の皮膚は微細な針穴が残り、肌のバリア機能が一時的に低下している状態になります。

この時期に刺激の強い成分——とくにレチノールやAHA(グリコール酸・乳酸など)、BHA(サリチル酸)、ピーリング剤——を使用すると、赤みや乾燥、ヒリヒリ感が強くなる場合があります。肌が本来の回復力を発揮できるよう、一時的にホームケアを調整することが大切です。

施術前に中止すべきホームケアの目安

以下では、スキンブースターを受ける前に使用を控えることが多いスキンケア成分と、中止の目安期間を紹介します。

レチノール・レチノイン酸

レチノール(Retinol)は、ビタミンA誘導体の一種で、肌のターンオーバーを促進する働きが期待できます。一方で、角質のバリアを薄くする作用があるため、施術前から使用を控えることが一般的です。個人差はありますが、通常3〜7日前には中止することをおすすめします。高濃度の処方レチノイン酸(トレチノイン)を使用している場合は、より長い中止期間が必要になる可能性があります。必ず担当医師にご相談ください。

AHA・BHA・ピーリング剤

AHA(グリコール酸・乳酸)やBHA(サリチル酸)は、角質をやわらかくほぐす酸性成分です。これらも施術前に肌を敏感な状態にする可能性があるため、個人差はありますが、通常3〜5日前からの中止が目安とされています。ホームピーリング剤(スクラブ・酵素洗顔を含む)も同様に控えることが多いです。

ビタミンC高濃度製剤・EGF・成長因子系

高濃度のビタミンC誘導体(例:ビタミンC20%以上のセラム)は、皮膚のpHを大きく変化させる場合があります。成長因子(EGF・FGF)配合のアイテムは施術後の使用を促進するケースもありますが、施術当日の使用は避けるのが一般的です。こちらも担当クリニックの指示を優先してください。

施術後の注意点と再開のタイミング

施術後の注意点と再開のタイミング

スキンブースター施術後は、肌が一時的に敏感な状態になります。ここでは、再開の目安と注意すべきポイントを解説します。

基本のスキンケア(保湿・日焼け止め)はすぐに

施術当日〜翌日から、低刺激の保湿剤と日焼け止めの使用を再開することが多いです。担当クリニックから処方または推奨された保湿剤がある場合は、そちらを優先して使用してください。日焼け止めは、施術後の回復期には必ず使用するようにしてください。

レチノール・AHAの再開は早めに焦らず

針穴が閉じ、赤みや腫れが落ち着いてから再開することをおすすめします。個人差はありますが、通常5〜10日後が目安とされています。肌がまだヒリヒリする、赤みが残っているうちは再開を控えてください。再開する際は低濃度・短時間から始め、肌の反応を確認しながら徐々に戻しましょう。

肌に異変を感じたら

赤みや腫れが生じる場合がありますが、数日〜1週間程度で落ち着くことがほとんどです。症状が長引く場合は、速やかに担当医師へご相談ください。自己判断でレチノールを早めに再開したり、強めのピーリングを試みることは避けてください。

中止・再開タイミングの目安表

以下の表は、一般的な目安をまとめたものです。個人の肌状態や施術内容によって異なりますので、必ず担当医師の指示を優先してください。

成分・製品カテゴリ施術前(中止の目安)施術後(再開の目安)
レチノール(市販品)3〜7日前から中止5〜10日後、肌の落ち着きを確認してから
処方レチノイン酸(トレチノイン)7〜14日前から中止(医師相談)10〜14日後以降(医師指示に従う)
AHA(グリコール酸・乳酸)3〜5日前から中止5〜7日後、低濃度から再開
BHA(サリチル酸)3〜5日前から中止5〜7日後
ホームピーリング・スクラブ5〜7日前から中止10〜14日後以降
高濃度ビタミンCセラム施術当日は中止3〜5日後、肌状態を確認してから
基本保湿・日焼け止め変更なし当日〜翌日から再開可

※ 上記はあくまでも一般的な目安です。個人差があります。施術を受けるクリニックから具体的な指示がある場合は、必ずそちらを優先してください。

まとめ

スキンブースターの効果を最大限に引き出すには、施術そのものと同じくらい、前後のホームケア管理が重要です。レチノールやAHA、ピーリング剤は一時的に中止し、肌の回復を優先させることで、施術の結果がより安定しやすくなる可能性があります。

ただし、中止・再開のタイミングは肌の状態や施術の種類、使用している製品の濃度によって異なります。自己判断だけで決めず、担当医師と相談のうえ、自分の肌に合ったスケジュールを立てることが大切です。

ソウル・ハプチョンのBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「スキンブースターを検討しているけれど、今使っているホームケアをどう調整すればいいかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。

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