スカルプトラのしこりはなぜできる?原因と施術後マッサージでの防ぎ方
スカルプトラの施術後にできる「しこり」。PLLA粒子の凝集が原因で、マッサージや施術間隔の工夫でリスクを大きく抑えられます。非炎症性・炎症性の違いや医師に相談すべきサインも解説します。

ソウル来院のご案内
ソウルでの施術をお考えですか?
「スカルプトラの施術を受けたら、しこりができることがあります」——カウンセリングでこう聞いて、少し不安になった方もいるのではないでしょうか。他のフィラーではあまり聞かない言葉なので、イメージが湧きにくいかもしれません。
結論から言うと、スカルプトラのしこりは、PLLA(ポリ-L-乳酸)という成分の粒子が一か所に集まってできる小さな凝集です。施術後のマッサージ、注入の深さ、施術間隔という3つのポイントを押さえることで、リスクは大きく抑えられます。本記事では、しこりができる仕組みと、日常でできる予防法を解説します。
スカルプトラでしこりができる仕組み PLLAが集まる理由
スカルプトラは、他のフィラーのように注入してすぐにボリュームが出る施術ではありません。PLLA(ポリ-L-乳酸)という、体内で少しずつ分解される合成ポリマーの粒子を真皮層に均一にまき、コラーゲンの生成をゆるやかに促す仕組みです。そのため効果は一度に現れず、3〜6か月かけて少しずつ積み重なっていきます。
問題になるのは、このPLLA粒子が一か所に濃く入りすぎたり、十分に分散されなかったりした場合です。その部分に小さな凝集、いわゆる「しこり」ができることがあります。施術から数か月〜1年ほどで気づくケースが多く、真皮の深い位置にあるため見た目にはほとんどわからず、触ると小さな粒のように感じられます。
しこりには2種類あります — 非炎症性と炎症性
スカルプトラのしこりは、大きく非炎症性と炎症性の2つに分けられます。
| 種類 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 非炎症性 | 施術後3〜12か月 | 痛みはなく、触るとわかる程度 |
| 炎症性 | 施術後いつでも起こりうる | 痛み・腫れ・赤みを伴う |
非炎症性のしこりは、PLLA粒子の凝集が主な原因で、痛みや腫れはなく触って初めて気づくことがほとんどです。時間とともにPLLAが自然に分解され、少しずつ目立たなくなっていくケースが多いとされています。一方、炎症性のしこりは免疫反応や感染が関わっていることがあり、痛み・腫れ・赤みを伴うため、非炎症性とは異なる対応が必要です。

マッサージで施術後のしこりリスクを抑える方法
施術後のマッサージは、PLLA粒子を均一に分散させる助けになり、しこりのリスクを下げると考えられています。米国皮膚科学会(AAD)などでも、施術後の定期的なケアをすすめる情報が公開されています。ただし、スカルプトラ特有のマッサージ方法については、担当医師の指示や製品の説明書を優先してください。
一般的なマッサージの流れ:
- 施術直後5分——医師が施術部位を軽く分散させるようにマッサージ
- 施術後5日間——1日5分を目安に、円を描くように優しくマッサージ
- 1〜2週間——軽いマッサージを毎日続ける
- しこりが触れる場合は、その部分を重点的にケア
マッサージは、施術部位を軽く押すように円を描く動きが基本です。強く押しすぎるとPLLAの位置が乱れる可能性があるため、医師の説明どおりに行うことが大切です。

効果的に受けるには施術間隔・注入量の調整もカギ
先ほど触れたとおり、PLLAが一か所に濃く入りすぎると、しこりのリスクが上がります。1回で多い量を入れるより、6〜8週間の間隔をあけて複数回に分けて受ける流れが一般的です。回数の間にコラーゲンが作られる時間を十分に取り、次の回では足りない部分だけを補うことで、しこりのリスクを抑えられます。
一般的な回数の決め方:
- 1回目から8週間後に評価し、足りない部位に2回目を追加
- 2回目から8週間後に評価し、追加の要否を判断
- 多くの場合、2〜3回のシリーズで結果が安定
- その後の補強は1〜2年おきが一般的
コラーゲンが作られるスピードや施術部位、たるみの程度によって必要な回数は変わります。8週間ごとに医師と一緒に評価しながら決めていく流れが、しこりのリスクと結果の安定を両立させます。

リスクサイン:こんな症状が出たら医師に相談を
- 施術部位に痛み・赤み・熱感を伴うしこりが触れる(炎症性が疑われます)
- しこりが時間とともに大きくなる、または色が変わる
- 施術後数日〜数週間で急な腫れや発熱がある
- しこりの上の皮膚が濃くなる、粉をふいたようになる
- 1年以上たってもしこりが小さくならず、そのまま触れる
これらのサインが1つでも当てはまる場合、単純な非炎症性のしこりではない可能性があるため、医師による確認が必要です。炎症性のしこりには、抗生剤やステロイドなど段階的な対応がすすめられることがあります。非炎症性のしこりも、ステロイド注射などで施術的に軽くできる場合があるため、自己判断せず医師に相談することが大切です。
まとめ:正しいケアでしこりは防げます
スカルプトラのしこりは、PLLA粒子が一か所に集まってできる凝集で、施術後のマッサージ・注入の深さ・施術間隔という3つのポイントでリスクを大きく抑えられます。ただし、痛みや腫れを伴う場合や、1年たっても変化がない場合には、自己判断せず医師に相談することが大切です。過度に怖がる必要はありません——正しいケアを続けることで、多くの場合しこりは自然に目立たなくなっていきます。ご自身の肌状態を理解し、医師と相談しながら進めることをおすすめします。
ソウル・合井のBeautyStoneクリニックでは、LINEでのご相談を承っています。「しこりができないか不安」という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. しこりは一生消えませんか?
多くの場合、そうではありません。PLLAは18〜24か月ほどかけて自然に分解される合成ポリマーで、その過程でしこりも一緒に目立たなくなっていくことがほとんどです。永久に残ることは基本的にありません。1年たっても痛みや見た目の変化が気になる場合は、施術的に軽くする方法を医師と相談できます。
Q2. マッサージを忘れてしまいました。どうすればいいですか?
施術後最初の5日間は、しこりの予防にとくに大切な時期です。この期間を過ぎてしまった場合は、担当医師に状況を伝え、追加のマッサージや次の施術のスケジュールを相談するのが安心です。時間が経ってからは、自己流のマッサージより医師による確認を優先してください。
Q3. 他のフィラーと同じ部位に一緒に受けても大丈夫ですか?
一般的にはおすすめされていません。スカルプトラはコラーゲンの生成をゆるやかに促す施術のため、同じタイミングで同じ部位に他のフィラーを入れると、効果の見極めが難しくなり、しこりのリスクも上がる可能性があります。6〜8週間ほど間隔をあけ、部位を分けて受ける流れが安心です。
Q4. しこりができやすい人の特徴はありますか?
一概には言えませんが、注入量が多い部位や、皮膚が薄く動きの多い部位はリスクがやや上がるとされています。また、施術後のマッサージを十分に行えなかった場合もリスク要因になり得ます。心配な場合は、施術前に医師へ肌状態や生活スタイルを伝えておくと安心です。











