ニキビ跡のCO2フラクショナル、何回でどこまで埋まる?
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ニキビ跡のCO2フラクショナル、何回でどこまで埋まる?

へこんだニキビ跡は、CO2フラクショナルレーザーで少しずつ底上げしていく施術です。回数ごとの改善幅、色素沈着の頻度、ほかの施術との違いを解説します。

自分にも当てはまるのか気になったら写真や記事だけでは判断が難しい部分があります。日本語で相談でき、施術内容は診察後に決まります。* 日本語スタッフ常駐 ・ LINEで直接相談できます院長に相談する

へこんだニキビ跡は、CO2フラクショナルレーザー1回で埋まるものではありません。シンガポールでアジア人107人の施術記録を調べた研究では、多くの人の改善は半分以下で、別の研究では回数を重ねるほど改善の幅が大きくなりました。そのため「何回で消えるか」より「何回でどこまでを目標にするか」を先に決めるほうが、がっかりせずにすみます。

もう一つ結果を左右するのが、施術後に出る茶色っぽい色素沈着です。本記事では、1回で埋まらない理由、回数ごとの改善の目安、ほかの施術との比較、色素沈着の注意点を、ソウル・ホンデ(弘大)のビューティーストーン医院の視点でまとめます。

1回でへこみが埋まらない理由

へこんだニキビ跡の多くは、炎症で真皮のコラーゲンが減り、表面が沈んだ萎縮性瘢痕です。CO2フラクショナルレーザーは顔全体を削るのではなく、とても細い柱状に皮膚を蒸散させ、そのあいだの皮膚は残します。残した皮膚のおかげで回復が早く、柱のまわりで新しいコラーゲンがつくられ、へこみの底が少しずつ持ち上がります。

一度に処理する面積が一部に限られるぶん、1回で持ち上がる量にも限りがあります。道路のくぼみに薄い層を何度も重ねて平らにしていくイメージに近い施術です。

へこんだニキビ跡に細いレーザーの柱が入り、そのまわりにコラーゲンができる断面図

何回でどのくらい良くなる?

シンガポールの2017年の研究では、肌タイプII〜Vのアジア人107人に計210回の施術が行われ、1人あたり平均2回ほどでした。最終施術後、肌の凹凸の改善が25%未満だった人は66.4%、25〜50%は30.0%、51〜75%は3.7%、75%を超えたのは0.9%でした。

回数を増やした研究では数字が変わります。インドの大学病院で104人に6週間おきに4回施術した研究では、平均の改善度が1回目の後の0.56から最終的に1.62まで大きくなりました。中国で82人を調べた研究でも、1〜3回のうち3回受けた人のほうが結果が良好でした。1〜2回で質感がなめらかになり、3〜4回で変化が積み上がる、というのがおおまかな流れです。

CO2フラクショナルレーザー後のニキビ跡の改善度ごとの患者の割合

マイクロニードルやエルビウムとの比較

17件の研究をまとめた2026年のメタ解析では、CO2フラクショナルとマイクロニードル系の施術で瘢痕スコアの改善に有意な差はなく、CO2側は色素沈着のリスクが約3倍でした。エルビウムレーザーとの比較では、50%を超える改善はCO2側で多かった一方、痛みが強く、ダウンタイムが平均3.67日長くなりました。肌タイプと傷跡の形、回復にかけられる日数をあわせて選ぶのが現実的です。

傷跡の形でも反応は変わります。細く深い「アイスピック型」は、広く浅いへこみと同じようには埋まりません。アイスピック型を対象にした小規模なランダム化研究では、傷跡ひとつずつにCO2レーザーを点で当てる方法が、薬剤を使う方法より良い結果でした。

ニキビ跡に対するCO2フラクショナルとマイクロニードル・エルビウムレーザーの比較

色素沈着の副作用と注意点

中国の研究では82人中60人(73%)に色素沈着が出て、26人(32%)は3か月以上続きました。そして、3か月以内に色素沈着が引いた人のほうが傷跡の結果も良好でした。シンガポールの研究では、水ぶくれ4.0%、炎症性ニキビの悪化1.7%、新たな傷跡0.6%も報告されています。タイで肌タイプIVの40人の顔を左右で比べた研究では、施術直後2日間ステロイド軟膏を塗った側の色素沈着は40%、ワセリンのみの側は75%でした。こうした軟膏は医院の指示どおりにだけ使ってください。

茶色い部分が数週間かけて少しずつ薄くなっていれば、紫外線を避けて待つ経過です。3か月たっても濃くなる、広がる、または水ぶくれや浸出液が出る場合は、次の施術の前に施術を受けた医院で診てもらってください。

CO2フラクショナルレーザー後の色素沈着が数週間かけて薄くなる経過

相談の前に決めておきたいこと

ビューティーストーン医院では、傷跡の形と深さ、肌タイプを先に確認し、回数・間隔・回復の予定をいっしょに決めます。色素沈着が残りやすい肌であれば、出力と間隔をそれに合わせて調整します。ご相談の際は次の内容があると話が早く進みます。

  • 傷跡ができた時期と、今も炎症のあるニキビが出るか
  • これまでに受けたニキビ跡治療と、その後に黒ずんだ経験
  • 大切な予定や渡韓の日程
レーザーの回数を決める前にニキビ跡の形と深さを確認する医師

まとめ

CO2フラクショナルレーザーは、へこんだニキビ跡を1回で埋めるのではなく、回数を重ねて少しずつ底上げする施術です。アジア人の研究では平均2回ほどで改善が半分以下の人が多く、4回の施術では回ごとに改善が積み上がりました。マイクロニードルより明らかに優れるとはいえず、色素沈着のリスクは高めなので、アフターケアも治療の一部と考えてください。渡韓を考えていてニキビ跡の回数の目安を知りたい方は、写真と施術歴を添えて、LINEでビューティーストーン医院にご相談ください。

よくある質問

Q. 1回ごとのダウンタイムはどのくらいですか?

A. CO2フラクショナルと非蒸散型レーザーを4回ずつ比べたランダム化研究では、CO2側のかさぶた・皮むけ・赤みは平均5.2日、非蒸散型の赤みは平均2.1日続きました。予定が詰まっている方は、施術日をそれに合わせて選ぶのがおすすめです。

Q. まだニキビができている状態でも受けられますか?

A. 施術後にニキビが悪化することがあり、シンガポールの研究では1.7%、中国の研究では約9.8%で報告されました。炎症のあるニキビが多い場合は、先に落ち着かせてから始めるかを相談で決めます。

Q. 口唇ヘルペスがよく出るのですが大丈夫ですか?

A. 事前に伝えてください。同じランダム化研究でも、CO2側の1人に施術後ヘルペスが出ました。既往がある場合は、施術前に予防の方法を相談します。

Q. ニキビ跡は完全に消えますか?

A. シンガポールの研究で75%を超えて改善したのは1%未満でした。跡を消すことより、影と凹凸を減らして目立ちにくくすることを目標にするほうが現実的です。

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